当ブログでは過去にいくつかのIZANAMIからリリースされたリキッドのレビュー記事を掲載しております。
今回はその流れを引き継いで、最近IZANAMIがスタートした紅茶シリーズから"Caramel Apple Tea" を取り上げてレビューをしていきたいと考えています。
商品のご提供はベプログショップ様です。
いつもありがとうございます。
IZANAMIの紅茶系リキッドと聞いて、筆者がまず想像したのは高抵抗でしっかり美味しい上品さの漂う香りのイメージでした。
実際のところはキャラメルとアップルのバランスが非常に取れた、吸いやすくそして適度に甘酸っぱい、だらだら吸うのにもってこいのチューニングになっています。
本リキッドのレビューのために久しぶりにMTL用のアトマ(ブログ記事用にはOrbital RDAを長らく使用しています)を持ち出してきたのですが、たまにはMTLもいいなーと、普段DLしかしない自分でもそんなことを思わされる出来栄えでした。
まあぶっちゃけて言うと美味しいです。
しかも他のお茶系リキッド、例えばThe RockやPerfectionと比べた時に「日本の紅茶」らしさが十分に醸し出されているなと感じます。
自分の舌ではちょっとというかかなり午○ティーっぽい味わいに感じられるんですよね。
ダイエット中につき甘い飲み物は控えるようにしているのですが、○後ティーのアップル味があったらこんな感じだろうなと言う出来栄えです。
そんな意味でも万人受けしやすいリキッドではないかと思われます。
以下では
- Caramel Apple Teaの概要
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、Caramel Apple Teaのフレーバーについてレビューしていきます。
IZANAMI “Caramel Apple Tea" はどんなリキッドなのか?
まずはIZANAMI公式サイトの説明文を引用してみたいと思います。
キャラメルとアップルが紅茶の香りを引き立てる、甘めのスイーツ系。
どちらが主張する訳ではなく、互いのフレーバーが引き立てるよう、味の調和を考えたリキッドです。
ワット数やエアフローによって変化が楽しめます。
オススメデバイス
RDA、RTA、クリアロ、POD
とのことです。
個人的にはキャラメルよりもアップルの甘酸っぱさの方が前面に出てくるなと感じられました。
ちなみに試飲はMTL用アトマ(Orbital RDA)、Pod(Favostix)の両方で実施しています。
味の調和というのが多分ポイントになっていて、仄かなキャラメル感とジューシーなりんご感が丁度よい感じに組み合わさっています。
PODで吸っても美味しくて「これならもうビルドしなくてもいいや」と一瞬考えかけてしまいました。
ですがややガンクの付きやすいリキッドということもあって、RBAキットのないPODだとランニングコスト的にどうだろうと思う部分はありますね。
ガンクを飛ばしながら吸うことを考えるとRDA最強説を唱えたくなりますね。
それはさておいて普通に吸う分には機材を選ばず、どれでもしっかり味の出る優秀なリキッドだと感じさせられます。
IZANAMI “Caramel Apple Tea" の基本情報
IZANAMI "Caramel Apple Tea" の生産国は日本です。
PG:VG比率は40:60です。
国産でこれだけ色々な種類のリキッドをだしていて、そのどれもがコンスタントに美味しいというのは、IZANAMIの恐ろしい点ですね。
ちなみに筆者の最近の常飲リキッドですが、IZANAMIのStrawberry Vanillaを寒い時期も暖かい時期も吸い続けています。
これがまた甘党にはたまらない美味しい出来のリキッドなんですよね。
個人的にバニカスのカスタード感がちょっと苦手だったりするのですが、こちらのリキッドはバニラの美味しい部分だけ詰まっていて、そこにお菓子感のあるイチゴ味が乗っていて控えめに言って最高です。
話がそれました、キャラメルアップルティーに戻りましょう。
味わいはくどくなく、一日中だらだら吸うのに非常に適しています。
休日にまったりしながら、高抵抗低ワットでじんわり吸うと真価を発揮するようなリキッドですね。
テイスティングを実施する環境について
以下のようなセッティングでキャラメルアップルティーをテイスティングしました。
- MOD:eLeaf iStick Pico 75W
- アトマイザー:MONOMOD.jp Orbital RDA
- ドリップチップ:アトマ付属のもの
- ワイヤー:Vape Wires Ni80 25g
- 内径:3mm
- 抵抗値:0.62Ω
- コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は20Wから5W刻みで、30Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はMTLです。
また今回はAspireのFavostixでも味の検証を行います。
使用するPODの抵抗値は1.0Ωのものです。
Orbital RDA 0.62Ω、20W設定時
最初に感じられるのは淹れたての紅茶の良い香りで、そこにりんごの味が追いかけてきます。
甘さはこの設定だとそれほど強くはなく、季節を問わずに吸えるレベルですね。
ミストを吐き出す時にジューシーなりんごが感じられて、そこがとても気に入っています。
Orbital RDA 0.62Ω、25W設定時
20Wの時と比較して味がぐっと引き締まった印象があります。
個人的な好みは圧倒的にこちらですかね。
甘み、りんごの果実感、そして甘みの中にひっそりと佇むキャラメル。
最高のバランスだと言いたくなります。
Orbital RDA 0.59Ω、30W設定時
ここまでワット数を上げてしまうと、紅茶というよりも紅茶味の飴を舐めているような、そんな味わいへと変化します。
甘党の方だったらワンチャンありでしょうが、そうでなかったらもう少し低めのワット数で吸ったほうが良いでしょうね。
Favostix 1.0Ω 16W設定時
最後にPODでも吸ってみます。
RDAと比較して一番違うなと感じたのは、キャラメルの部分でした。
キャラメル特有の焦げたような甘さがRDAの時よりかなり強めに感じられます。
これはこれでものすごく美味しいですね。
全体的な感想としては癖もなく、どのデバイスでも新たな発見のある、吸い飽きることのない上手いバランスのリキッドだというものです。
イザナミ「キャラメルアップルティー」はどんな人におすすめのリキッドか?
全ての紅茶を愛する人に試していただきたいリキッドです。
他の有名所のリキッド、例えばThe RockやPerfectionなどと比較するとやや甘さが強いので、そこは好みが分かれるかもしれません。
ですがただ甘いだけでなく、しっかり紅茶として美味しいのが本リキッドの素晴らしい点ですね。
イザナミ「キャラメルアップルティー」のおすすめポイントはどこか?
味わいのバランスの良さがおすすめポイントです。
IZANAMIのリキッド全般に言えることかもしれませんが、味の癖が少ないので買ってはいいけど持て余すようなことは少ないと思います。
イザナミ「キャラメルアップルティー」の似合うシチュエーションは?
この原稿を書いている今もクッキーをかじりながら、キャラメルアップルティーを吸っているのですが、おやつの時間に吸うのが最高すぎてたまりません。
非常に吸いやすいリキッドですので、お好きな時間と場所でどうぞといった感じですね。
あとキャラメルアップルティーを吸った後は、部屋がとても良い香りに包まれるのでそこは地味にお気に入りポイントです。
まとめ
IZANAMIのCaramel Apple Teaは万人受けする癖のないアップルティーのリキッドです。
RDA、RTA、クリアロ、PODと吸う環境を選ばずどれでもしっかり美味しさが出るところも高評価ポイントですね。
というわけでVAPERSブログとしては久しぶりになるIZANAMiのリキッドレビューをお届けしました。
今後とも吸い続けていきたいブランドだなと強く感じます。