りきっどやのパイナップル極は、しつこくない甘さと鼻に抜けるパインの華やかな香りが特徴のリキッドです。
商品のご提供はベプログショップ様です、いつもありがとうございます。
こういった南国系のリキッドって、味に一癖あるものが多い気がします。
ですが、そこはりきっどやらしく、誰もが吸いやすいバランスでチューニングしてあるところはさすがですね。
シンプルにまとめ上げてあるので、ご自身の好みでミントや清涼剤をちょい足ししたりしても美味しいかもしれません。
とはいってもパイナップル特有の癖が完全にオミットされているわけではありません。
これはパイナップルであるというのに必要な分量の癖が添加されている感じです。
イメージとしては完熟一歩手前のパイナップルジュースといったところでしょうか。
若干の若さが味わいの中に含まれています。
ミストを吸い込む時に特に引っかかりを覚えることはありません。
すっと口の中〜肺の中に入ってきます。
逆にミストを吐き出す時は、舌の奥の方に若干の癖を感じます。
南国フルーツ特有の若干のエグミなので、ここは好き嫌い分かれるかもしれません。
ですが、逆にこれがあるから何度も吸いたくなるポイントなのでしょう。
こんな風に色々考えながら吸っていると楽しいですね。
以下では
- パイナップル極の概要
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、パイナップル極のフレーバーについてレビューしていきます。
りきっどや “パイナップル極" はどんなリキッドなのか?
「極シリーズ」などの低価格帯リキッドでおなじみの国産メーカーりきっどやの手による、シンプルなパイナップル味のリキッドです。
清涼剤やメンソールの類が含まれていないので、スースー感が苦手な方でも安心してお使い頂ける商品です。
味についてはスムースな甘さと、パイナップル特注の癖が上手くミックスされています。
吸いやすさという枠組みはそのままに、パイナップルらしさもよく表現されているなと筆者には感じられました。
ケミカルっぽさは全くと言っていいほどありません。
ですがお菓子っぽさというか缶詰のパイナップルっぽさは少しあります。
個人的にあのシロップ漬けはかなり好きなので、あり中のありなんですけどね。
上の方で清涼剤は含まれていないと書きました。
ですが、味わいの中にかなりのさわやかさが感じられます。
このすっきり感の正体は何なんでしょうか。
重くなりがちなVAPEの後口をきゅっと引き締めてくれて、とてもいい感じです。
りきっどや “パイナップル極” の基本情報
りきっどやのパイナップル極の生産国は日本です。
PG:VG比率は40:60です。
原材料はプロピレングリコール(PG)、ベジタブルグリセリン(VG)、香料です。
以下にベプログショップの説明文を引用します。
極シリーズにトロピカルフルーツの王様「パイナップル」が登場。
パイナップルジュースのストレートな甘さ、
もぎたて果肉のあと引く甘酸っぱさをお楽しみください。
甘さが売り文句の第一に来ていますが、甘すぎない範囲でしっかり甘いです。
甘酸っぱさとありますが、酸味はそれ程強くありません。
自分は酸っぱいものが割と苦手なのですが、それでも美味しく吸えちゃいます。
極シリーズなので、POD型との相性も良さそうですね。
とか言いながら筆者は爆煙セッティングで吸っていますが。
これはこれでかなり旨いんじゃないかと思っております。
しかし100mlで1,650円という価格は本当にいつも驚かされます。
安かろう悪かろうではなく、しっかりとしたクオリティを保っているところが最高ですね。
そういった点でりきっどやはVAPEユーザーの支持を集めているのではないかと思います。
テイスティングを実施する環境について
以下のようなセッティングでマスカット極をテイスティングしました。
- MOD:EHPRO Cold Steel 100
- アトマイザー:Hell Vape Dead Rabbit RDA V2
- ドリップチップ:KEMURI PRODUCT 810
- ワイヤー:WOTOFO プリメイドコイル
- 内径:2.5mm
- 抵抗値:0.25Ω
- コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は40Wから10W刻みで、60Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はDLです。
Dead Rabbit RDA V2 0.25Ω、40W設定
すっきり爽やかなパイナップルジュースの味わいです。
味が濃すぎないのがまた良くて、チェーンがしやすいですね。
海外のフルーツ系リキッドは「特濃」なのが多いと思います。
りきっどやの味付けはそれとは対極的ですね。
濃い味に疲れてしまった人におすすめです。
Dead Rabbit RDA V2 0.25Ω、50W設定
味の方向性は40Wとそれ程変わりがありません。
やや味が濃くなったかな。
甘みが強くなったかな。
そんなことが感じられますが、基本一緒のように思えました。
Dead Rabbit RDA V2 0.25Ω、60W設定
60Wに出力を上げると、味の一部が飛んでしまう印象がありました。
逆に甘みなどは強くなるので、そのあたりはお好みですかね。
ということですので、低抵抗でもそこまでW数を上げないほうがリキッドの隅々まで美味しく吸えるかもしれません。
そんなわけで本リキッドのVAPERSブログ的推奨ワット数は40〜50Wの間とさせていただこうと思います。
りきっどや “パイナップル極”はどんな人におすすめのリキッドか?
低価格帯でパイナップルのリキッドを探している人にはぜひ試していただきたいリキッドです。
この値段ではありますが、しっかりとパイナップルを表現しています。
他のフルーツ系などと混ぜてフルーツカクテルにしても美味しそうですね。
清涼剤なんかと混ぜても爽快感が増していい感じでした。
りきっどや “パイナップル極”のおすすめポイントはどこか?
圧倒的なコスパの良さが第一点。
味わいの癖の無さが第二点として挙げられます。
りきっどやのコスパの良さについては今更なのですが、やはり触れざるを得ませんね。
味の方に関しては繊細な表現が求められる南国フルーツを上手くまとめ上げています。
吸いにくさにつながる雑味や酸味などを上手く減らしているのはさすがだなと思わされました。
りきっどや “パイナップル極”の似合うシチュエーションは?
かなり甘くしたミルクティーと一緒に本リキッドを頂いたのですが、相性はとても良かったです。
およそフルーツと相性のいい飲み物と一緒に吸うと、至福のひとときが味わえます。
あと本リキッドは清涼剤やメンソールは入っていないのですが、どこか涼しさを感じさせてくれる味わいになっています。
寝苦しい夜のチルアウトにも良いのではないかとそんな事を考える次第です。
まとめ
りきっどやの「パイナップル極」は高コスパ、高クオリティである点が目につくリキッドです。
特にVAPE初心者の方に試してもらいたいなという風に感じられます。
PODやクリアロとも好相性の極シリーズはVAPE入門にぴったりですので。
りきっどやだと個人的にはもも極もおすすめです。
これも桃の美味しさがぎゅっと詰まっていて、美味しいんですよね。
パイナップル、桃の両方ともいろいろな方に試していただければと思います。