TAMA VAPE(タマベイプ)IZANAMI(イザナミ)の“Pine Soda”(パインソーダ)は、パイナップルにメンソールが加えられた、南国気分を味わうことの出来るリキッドです。
味わいの系統としては甘みの主張がそれほどないので、爽やかな部類に入ります。
甘さよりも爽快感の方が好きという方向けのリキッドです。
公式の説明文によると
「スッキリしたいときに。
爽やかなパインとソーダの香るトロピカルなリキッド。」
とのことです。
暑さの厳しい時期などに吸うと、丁度雰囲気がはまりそうです。
筆者はメンソール耐性があまりないので、メンソールの強さが若干気になります。
ですがIZANAMIだったらやりすぎない程度の強さにチューニングしているだろうという安心感があります。
ちょっと気を抜いて吸ってもむせたりすることはないでしょう。
以下では
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、Pine Sodaのフレーバーについてレビューしていきます。
TAMA VAPE IZANAMI “Pine Soda” はどんなリキッドなのか?
Pine Sodaの味はパインの入ったソーダ水をイメージしてもらうのが早いです。
ほんのり甘くて、炭酸が刺激的な味を醸し出しています。
ただしリキッドですのでパインの香りは香料で、炭酸の刺激はメンソールで再現されています。
個人的なイメージとしては無糖のフレーバー付きスパークリングウォーターに近いような感触を受けました。
TAMA VAPE IZANAMI ”Pine Soda” の基本情報
まずはボトルのデザインから見ていきます。
女性がVAPEを吸っている写真が背景になっています。
ここに登場している人物がIZANAMIのブレンダーTAMAMIさんです。
リキッドのデザインで写真が使われているのは珍しいです。
ですが非常にシックな雰囲気で自分はとても気に入っています。
ボトルの形状はチャイルドロック式のユニコーンボトルです。
万が一小さなお子さんなどがボトルに触れたとしても、簡単に蓋を開くことは出来ないので安心できます。
ですがボトルはお子さんやペットの手の届かないところに保存するようにしてください。
チャイルドロックが付いているのは、自衛策をとっても発生してしまう「万が一」を防止するためです。
ノズルの先端は尖っているので、RDA、RTA、RDTA、クリアロ、PODと使うデバイスを問わずリキッドチャージがしやすいです。
リキッドの原材料ですが、プロピレングリコール(PG)、植物性グリセリン(VG)、香料となっています。
VG:PG比は60:40で、生産国は日本です。
またIZANAMIのリキッドは日本食品分析センターで成分分析を受けています。
その結果ジエチレングリコール、ニコチン、ホルムアルデヒドといった有害物質は検出されなかったという結果が出ています。
VAPEがどのように健康に影響を及ぼすかについては現在盛んに議論されています。
ですがIZANAMIのリキッドは数あるリキッドの中でも安心して使えるものだということが出来ます。
タマベイプ イザナミ「パインソーダ」をテイスティングしてみました
パインソーダを実際吸ってみたところ、思ったよりドライな味わいだという印象を受けました。
低ワットでは甘みの主張がそれほどありませんので、非常にスッキリと吸うことが出来ます。
ワット数を上げていくと甘みが増し、自分としては吸いやすかったです。
蓋を開けて匂いを確認したところ、いかにも南国フルーツらしいふくよかな甘さのパイナップルの香りが漂ってきました。
これはいかにも夏向きの匂いです。
ハワイのビーチが似合いそうな、そんな香りです。
テイスティングを実施する環境について
パインソーダをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
- MOD:EHPRO Cold Steel 100
- アトマイザー:Ammit MTL RDA
- ドリップチップ:KEMURI product Chubby 510
- ワイヤー:Ni80 25g
- 内径:3mm
- 抵抗値:0.67Ω
- コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は15Wから2.5W刻みで、20Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はMTLです。
Ammit MTL RDA、0.67Ω、15W設定時
リアルなパイナップルとメンソールの爽やかさが口内で弾けました。
お菓子のパイン味ではなく、しっかりとした果物のパイン味が再現されています。
甘さはそれほどはなく、すっきりと吸える印象です。
さっぱり感は強いですが喉へのダメージはあまりないので、このまま延々と吸っていられそうです。
Ammit MTL RDA、0.67Ω、17.5W設定時
パイナップルの味もメンソールのキック感も両方とも強くなりました。
15Wが薄味に感じられた方は、こちらの設定のほうがおすすめです。
甘さも少し強く感じられるようになりましたが、メンソール感ですぐに押し流される感じです。
全体的に調和の取れた味わいで、これは美味しいです。
Ammit MTL RDA、0.67Ω、20W設定時
パインの香りの良さが更に際立って、メンソールの強さも一段と刺激的になりました。
甘さについても低ワットの頃と比べて随分と感じられるようになりました。
吸いやすさはこれまでの中で一番かもしれません。
味わいが全般的に濃くはなってきました。
それでもしっかりと上品さを保っています。
このワット数で何パフかすると、フリスクを噛んだ後のように口の中が涼しくなります。
午後の仕事の前の眠気覚ましなんかに最適ですね。
個人的にこの設定が一番好みの味わいです。
「パインソーダ」はどんな人にオススメのリキッドか?
パイナップルの好きな方におすすめのリキッドです。
パイナップルに関しては非常に再現度が高く味も香りもよく出ています。
メンソールに関してはやや強めではありますが、吸っているうちに慣れるレベルですね。
味わいに慣れてくるに従って果物の美味しさが感じ取れるようになってきます。
そのプロセスが非常に楽しいリキッドです。
「パインソーダ」のおすすめポイントはどこか?
パインソーダは夏向けの甘ったるさを極力配した爽やかな味わいのリキッドです。
パイナップルの香りの良さがまず第一におすすめできるポイントです。
匂いを嗅いだ瞬間に思わず「おおっ」と唸ってしまうほどに、リアル系のパイナップルの香りがします。
そしてメンソールの効かせ方が絶妙なのもおすすめポイントです。
むせることなく清涼感を味わえる点は非常に良いですね。
「パインソーダ」の似合うシチュエーションは?
パイナップルとメンソールの組み合わせということで、夏の海なんかで吸うと雰囲気がバッチリ出ると思います。
甘さとすっきり感のバランスが絶妙なので、気分転換をしたい時などにもってこいです。
パインソーダを吸いながら炭酸水を飲んでいましたが、この組み合わせも良かったです。
ミントの効いたトロピカルカクテルを飲んでいるようで最高でした。
まとめ
パインソーダは、パイナップルとメンソールのバランスが絶妙なリキッドです。
パイナップルの南国果実感と、メンソールの爽やかさが高い次元で合体しています。
飽きることなく延々と吸い続けられるリキッドです。
涼しい時期に吸っても美味しいですが、パインソーダが真価を発揮するのは暑い時期だと思います。
チェーンスモークをすることで、かなりの涼しさを味わうことが出来ますよ。