Basic VaporのSakura Milk Teaは、甘めのミルクティーにお茶っ葉の渋みと少々の桜の香りを加えて作られた、なんとも独創的なリキッドです。
甘くて、ほのかにウッディで、後味はややほろ苦いのですが、この渋みや苦味と言った要素が味に奥行きを出すのに貢献しています。
全体としてはミルキーで美味しい紅茶系リキッドです。
ストレートティー好きの方は、ひょっとしたらこの牛乳っぽさが気になるかもしれません。
逆にミルクティー好きの方だったら高確率でハマると思われます。
冬の寒い時期などに吸うと、身も心も温まるような感じになります。
爆煙ではなくMTLでじんわり吸うのに適したリキッドです。
以下では
- Sakura Milk Teaの概要
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、Sakura Milk Teaのフレーバーについてレビューしていきます。
- Basic Vapor “Sakura Milk Tea" はどんなリキッドなのか？
- ベーシックベイパー「サクラミルクティー」をテイスティングしてみました
- ベーシックベイパー「サクラミルクティー」はどんな人におすすめのリキッドか？
- ベーシックベイパー「サクラミルクティー」のおすすめポイントはどこか？
- ベーシックベイパー「サクラミルクティー」の似合うシチュエーションは？
- まとめ
Basic Vapor “Sakura Milk Tea" はどんなリキッドなのか？
Sakura Milk Teaは甘みと渋みの強いミルクティーに、ほんのりと桜の香りが乗っかっている、そんなリキッドです。
市販のペットボトルの紅茶系飲料などと比べると、茶葉の主張が非常に強く感じられます。
ただ甘みも結構加わっているので、その辺のバランスはよく取れています。
口の中で甘みを感じた後に、お茶の苦味がその余韻を消していきます。
ですので飽きること無く吸い続けることが出来ます。
低抵抗高ワットで吸うと味の繊細さが損なわれてしまう感があります。
普段はDLばかりという方も、本リキッドを吸う際はMTLが推奨です。
Basic Vapor “Sakura Milk Tea" の基本情報
Sakura Milk Teaの生産国はマレーシアです。
原材料はプロピレングリコール（PG）、ベジタブルグリセリン（VG)、香料です。
VG:PG比は70:30となっています。
ボトルの注意書きには
「本製品にはニコチンが含まれています。
子どもとペットの手の届くところに置かないでください。
法的に喫煙可能な年齢の方のみ購入することが出来ます。」
と書かれています。
日本国内で流通している商品に関しては全てニコチン0mgです。
しかし子どもやペットの安全に配慮しなくてはならないというのは当然のことです。
子どもやペットの手が届かない高い棚の上に置くなどの工夫をするようにしてください。
そういったちょっとした気遣いが、大きな事故を避けるために重要になってきます。
ボトルの形状はチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。
パッケージのデザインも非常にシックで、机の上に置いていて絵になる図柄です。
こういうオシャレ感のあるボトルがもっと増えていって欲しいですね。
ベーシックベイパー「サクラミルクティー」をテイスティングしてみました
サクラミルクティーのファーストインプレッションですが、思ったより茶葉の苦味が強くて、思いっきり濃く煮出したミルクティーの味だという印象を受けました。
ワット数を上げすぎると味のバランスが崩れてしまうので、抵抗値やワット数は慎重に検討する必要がありそうです。
その分好みの設定に辿り着いた時の喜びも大きいです。
テイスティングを実施する環境について
以下のようなセッティングでサクラミルクティーをテイスティングしました。
- MOD：asMODus Colossal 80W
- アトマイザー：GeekVape Ammit MTL RDA
- ドリップチップ：KEMURI product Chubby 510
- ワイヤー：Vape Wires Ni80 25g
- 内径：3mm
- 抵抗値：0.53Ω
- コットン：Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は18Wから2W刻みで、24Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はMTLです。
Ammit RDA、0.53Ω、18W設定時
かなり濃い味のミルクティーです。
砂糖の甘みとミルクのコクが濃厚で、そこにウッディな味わいが乗ってきます。
このリキッド特有の味の重さの様なものが感じられます。
この一捻りある感じがたまらないですね。
Ammit RDA、0.53Ω、20W設定時
18Wの時よりエアホールを開け気味にして吸ってみました。
個人的に激重MTLが苦手だということもあります。
ですがこのリキッドは味わい自体が重いので、多めのエアーで吸ったほうが美味しいのではないかと感じたからです。
想定通り味に軽さが出て、ぐっと吸いやすくなりました。
それでも甘さとコクはしっかりと感じられます。
寒い冬にピッタリハマる味です。
じんわりと体を温めてくれるような、そんなリキッドです。
Ammit RDA、0.53Ω、22W設定時
22Wでは味のバランスが20Wの時とあまり変わることはありませんでした。
若干甘みが強く出て、苦味も増したと感じられますが、あくまでもほんの少しです。
どこかに薬草っぽさもある、深みのある味わいはそのままですね。
Ammit RDA、0.53Ω、24W設定時
味わいの軽さが更に増しました。
あっさりと吸いたいのであれば、このワット数もいいかもしれません。
個人的推奨は20Wで複雑な味を楽しむというものです。
ミルクのコクと甘み、そして茶葉感と後から追いかけてくる桜の香り。
それらが渾然一体となった魅力を堪能できますよ。
ベーシックベイパー「サクラミルクティー」はどんな人におすすめのリキッドか？
紅茶系、中でもミルクティー系のリキッドを探している人におすすめのリキッドです。
ただ単に甘いだけのリキッドではなく、強い茶葉感を感じることが出来ます。
濃く煮出したミルクティーがお好きだという方には特におすすめですね。
紅茶の渋みや苦味までもしっかり堪能することが出来ます。
ベーシックベイパー「サクラミルクティー」のおすすめポイントはどこか？
しっかりとしたミルクティーの味に加えて、ウッディな香りを感じられるのがおすすめポイントです。
ミストを吐き出すときに感じられる苦味や微かなスモーキーさが非常に個性的です。
ベーシックベイパー「サクラミルクティー」の似合うシチュエーションは？
お茶の時間にいただくのが一番しっくりくるリキッドです。
また冬の時期であれば、外出から帰ってきて部屋でぬくぬくとしながら吸うのも非常におすすめです。
寒い季節であればどのような場面で吸っても美味しく感じられることでしょう。
まとめ
Basic VaporのSakura Mil Teaは、ちょっと一癖あるミルクティー味のリキッドです。
完成度の高さについては流石Lemon SangriaやMastermindを生み出したブランドだと唸りたくなります。
これから長く続く寒い時期に吸うのに非常に適した味わいです。
暖房の効いた室内でMTLでじんわり吸うと、身も心も温まりますよ。
