TAMA VAPE（タマベイプ）IZANAMI（イザナミ）のMarron Coffee（マロンコーヒー）は、マロンとコーヒーの香り高い甘さ控えめの大人向けリキッドです。
コーヒー系リキッドはVAPEの世界の中ではマジョリティといってもいい存在です。
そんな中でMarron Coffeeは、マロン（栗）を味のアクセントに加えて個性化を図っています。
また甘みが抑えられているのも特徴です。
筆者はコーヒー系はかなり甘目だという印象を持っていました。
ですがそれがいい意味で覆されました。
マロンとコーヒーの香りの高さとほのかな苦味が実に癖になります。
甘みは栗由来の自然な甘さで実に心地よいです。
以前当ブログでは同じIZANAMIのVanilla Coffee Chocolateをご紹介させていただきました。
同じブランドで、同じコーヒー系でもここまで味が変わるというのは非常に面白いです。
Vanilla Coffee Chocolateは甘さの主張がかなりあって、甘党向けのチューニングでした。
一方のMarron Coffeeはコーヒーを普段ブラック＆微糖で飲むような人に向けて作られています。
甘みはあるのですがミルク感は一切ありません。
牛乳系の味わいが苦手だという人でも吸うことの出来るリキッドです。
どちらも違った個性があって、どちらも非常に美味しいリキッドです。
マロンコーヒーは甘みが少ない分大人向けですね。
以下では
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、Marron Coffeeのフレーバーについてレビューしていきます。
TAMA VAPE IZANAMI ”Marron Coffee” はどんなリキッドなのか？
Marron Coffeeは栗の風味が香る甘さ控えめのコーヒー系リキッドです。
ガツンと来る甘さがないので、だらだらと吸い続けるのに非常に適しています。
逆にコーヒーとマロンの香ばしさは非常に華やかに立っています。
味の強さではなく、香りの良さが特徴です。
味に押し付けがましさがないので、吸う人を飽きさせないリキッドです。
このリキッドに関しては普段DL派の方も、ぜひともMTLで吸っていただきたいです。
その方が味の細部まで感じ取ることが出来るからです。
TAMA VAPE IZANAMI ”Marron Coffee” の基本情報
IZANAMIのリキッドはブレンダーのTAMAMIさん（@TamamiVape）によって手がけられています。
写真でVAPEを吸っているのがTAMAMIさんです。
TAMAMIさんはご両親がパティシエという環境で育ってこられたそうです。
そのことがIZANAMIリキッドの味わいに影響を及ぼしている感があります。
具体的には味わいの繊細さなどに特徴があります。
長く吸っていても飽きることのない味付けの妙が、IZANAMIの人気の理由です。
リキッドの原材料ですがプロピレングリコール（PG）、植物性グリセリン（VG）、香料です。
VG:PG比は60:40で、生産国は日本です。
ボトルの形状ですがチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。
お子さんやペットのいらっしゃる環境でも安心して使うことが出来ます。
プラスチックボトルなので、落下に耐性があるのもありがたい点です。
ノズルの先端はしっかりと細くなっています。
アトマイザーの種類を選ばず、リキッドチャージはとてもやりやすいです。
またIZANAMIのリキッドは日本食品分析センターで成分分析を受けています。
その結果ジエチレングリコール、ニコチン、ホルムアルデヒドといった有害物質は検出されなかったという結果が出ており、その報告書が公式サイトにも掲載されています。
昨今VAPEの健康に対する影響について盛んに議論がされています。
そんな中でこのような分析結果の出ているリキッドというのは、使う側にとって非常に心強いです。
タマベイプ イザナミ「マロンコーヒー」をテイスティングしてみました
栗の甘さとコーヒーの香りが丁度いいバランスです。
とても吸いやすいリキッドだというのがファーストインプレッションでした。
重厚というよりも、味に軽快さのあるリキッドです。
味が重すぎないので、舌が疲れることがありません。
ぼーっとしながら延々と吸い続けることが出来ます。
かっぱえびせんではないですが、やめられないとめられない系統のリキッドです。
リキッドの香りですが、マロンのなんともいえない甘い香りが蓋を開けると立ち込めます。
モンブランなどがお好きな方にとってはたまらない香りですね。
テイスティングを実施する環境について
マロンコーヒーをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
- MOD：EHPRO Cold Steel 100
- アトマイザー：Ammit MTL RDA
- ドリップチップ：KEMURI product Chubby 510
- ワイヤー：Geek Vape Kantal A1 26g
- 内径：3mm
- 抵抗値：0.98Ω
- コットン：Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は16Wから2W刻みで、22Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はMTLです。
Ammit MTL RDA、0.98Ω、16W設定時
マロンとコーヒーの香りが立って、極上のコーヒータイムを堪能することが出来ます。
コーヒー好きだったらまず気に入ること間違い無しの味わいです。
もう少しだけ甘みが強い方が好みですが、そのあたりは味覚次第ですね。
IZANAMIの中でもマロンコーヒーを常飲にする人が多い理由がよく分かりました。
美味しい上に、吸い飽きることのない味わいだからなんですね。
Ammit MTL RDA、0.98Ω、18W設定時
味がほんの少しだけ濃厚になりました。
ですがマロンの甘さとコーヒーの香りの良さのバランスは崩れていません。
ミストを吐き出す時に甘さがすっと解けていきます。
その感覚が非常に心地よいです。
Ammit MTL RDA、0.98Ω、20W設定時
マロンの存在がやや弱くなり、普通のコーヒーに近づいてきました。
これでも十分に美味しいです。
ですがもう少し低ワットのほうが個性が感じられるのも確かです。
Ammit MTL RDA、0.98Ω、22W設定時
甘さがさらに強くなってきました。
甘党の人にはこちらの方が好まれるかもしれません。
ですがマロンの甘さと香りの立ち方を考えると18Wがベストな選択肢です。
タマベイプ イザナミ「マロンコーヒー」はどんな人におすすめのリキッドか？
マロンやモンブランがお好きな方におすすめのリキッドです。
甘すぎないコーヒー系をお探しの方にもおすすめです。
濃すぎないリキッドなので一日中吸っていられます。
タマベイプ イザナミ「マロンコーヒー」のおすすめポイントはどこか？
マロンの自然な甘さが感じられるところがまず第一のおすすめポイントです。
コーヒーの香りが高いのも、コーヒー好きの方におすすめできる点です。
マロンコーヒーは味わいのバランスが取れているリキッドです。
しつこさを一切感じさせない部分も高く評価したくなりますね。
タマベイプ イザナミ「マロンコーヒー」の似合うシチュエーションは？
普段コーヒーを飲んでいるタイミングで、その替わりに吸うとしっくりときます。
カフェインはあまり大量に摂取すると体によくありません。
ですので毎日数杯のコーヒーを飲む方は、そのうちの何杯かをマロンコーヒーに置き換えるとよいでしょう。
他のコーヒー系リキッドにありがちな、コーヒーキャンディー感などはありません。
しっかりコーヒーを楽しんだという気になれるのが、マロンコーヒーの良い点です。
まとめ
IZANAMIのMarron Coffeeは、コーヒー系としての完成度の高さが光るリキッドです。
コーヒー系を好まれる方であったら、このリキッドを気に入る確率はとても高いです。
甘さが控えめなのにしっかり美味しい点も高評価をしたくなるポイントです。
程よい甘さと軽さがチェーンスモークを加速させてくれます。
