YAMADA LIQUID（山田リキッド）のクーニャンは、カクテルのクーニャン（別名レゲエパンチ、ピーチリキュールと烏龍茶をブレンドしたカクテル）を再現したすっきり爽やかな味わいが特徴のリキッドです。
味の主役はピーチと烏龍茶です。
ピーチの甘みと烏龍茶の香りの良さがよく再現されています。
クーニャンの味わいがお好きな方には高確率で突き刺さる味です。
カクテルならではの冷たさは清涼剤で表現されています。
決してキック感を感じるほどの強さではありません。
ですが口内の涼しさはかなりのものです。
甘さと香ばしさと清涼感が一体となった味わいが特徴です。
YAMADA LIQUIDのリキッドらしく、クオリティの高さが目立ちます。
国産でとにかく美味しいリキッドをお探しの方に全力でおすすめしたい商品です。
以下では
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、クーニャンのフレーバーについてレビューしていきます。
- YAMADA LIQUID ”クーニャン” はどんなリキッドなのか？
- 山田リキッド「クーニャン」をテイスティングしてみました
- 山田リキッド「クーニャン」はどんな人におすすめのリキッドか？
- 山田リキッド「クーニャン」のおすすめポイントはどこか？
- 山田リキッド「クーニャン」の似合うシチュエーションは？
- まとめ
YAMADA LIQUID ”クーニャン” はどんなリキッドなのか？
クーニャンは甘いピーチと香り高い烏龍茶を混ぜ、そこに清涼剤を効かせたリキッドです。
甘さも清涼感も決して強すぎることはなく程よいレベルです。
味にしつこさがまったくありません。
なので一日中だらだらと吸い続けていても一向に飽きることのない味わいです。
濃い味ではないのですが、味の構造はしっかりしています。
ただしあまり爆煙向きではありません。
MTLで吸った方が美味しさを堪能できる系統のリキッドです。
RDAでもRTAでもPODでもクリアロでも美味しく吸うことが出来ます。
個人的な好みは軽めのMTLでした。
抵抗値0.5Ωで、3.7V〜4.2Vのゾーンで吸うととても良い感じです。
YAMADA LIQIOD ”クーニャン” の基本情報
YAMADA LIQUIDのリキッドはブレンダーの山田さん（@dehanaino）によって作られています。
個人制作、ハンドブリューのリキッドブランドです。
以前VAPERSでご紹介したニッポンノナシなどは即日完売になるほどの人気ブランドです。
現在4種類のリキッドを展開していますが、そのどれもが個性的で美味しいです。
クーニャンの原材料ですが植物性グリセリン（VG）、プロピレングリコール、香料となっています。
VG:PG比率は70:30です。
清涼剤が入っているため、使用前にはボトルをよく振ることが大事です。
清涼剤は分離しやすい成分なので、この一手間を加えることで美味しく吸うことが出来ます。
ボトルの形状はチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。
小さなお子さんやペットのいらっしゃる環境でも安心して使うことが出来ます。
ノズルの先端はしっかりと細くなっています。
リキッドチャージが非常にやりやすいです。
YAMADA LIQUIDのリキッドは一般財団法人日本食品分析センターによる分析試験を受けています。
その結果ジエチレングリコール、ニコチンといった有害物質は検出されませんでした。
健康に気を使う人でも安心して吸うことの出来るリキッドです。
山田リキッド「クーニャン」をテイスティングしてみました
クーニャンですが、ほんのりとした甘さとお茶の香りの良さが最初に感じられます。
後味をさっぱりさせてくれる清涼剤もきっちり仕事をしてくれています。
味のまとまりが非常に良いリキッドです。
甘さだけでもさっぱり感だけでもない、その両方が高いレベルにあります。
リキッドの匂いですが、烏龍茶がメインです。
ピーチについては実際吸ってみると強く感じられます。
ですが匂いの中にはあまり存在感はありません。
テイスティングを実施する環境について
クーニャンをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
- MOD：Eleaf iStick Pico 75W
- アトマイザー：Ammit MTL RDA
- ドリップチップ：KEMURI product Chubby 510
- ワイヤー：Ni80 25g
- 内径：3mm
- 抵抗値：0.52Ω
- コットン：Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は25Wから5W刻みで、35Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方は軽めのMTLです。
AMMIT MTL RDA、0.42Ω、25W設定時
ピーチと烏龍茶が仲良く手を取り合っています。
清涼剤もすっきり感を演出するのに非常に貢献しています。
このワット数だと軽い甘さと香りの良さが印象的です。
味に押し付けがましさが一切ないのが本当に良い点ですね。
吸いながら爽やかな気分を満喫することができます。
AMMIT MTL RDA、0.52Ω、30W設定時
ピーチ感、お茶感、清涼感、そのどれもが一段階強くなりました。
味のバランスは25Wの時と大きく変わるようなことはありません。
カクテルのクーニャンをしっかりと再現しています。
筆者は禁酒をしています。
そのせいかお酒感の強いリキッドは苦手に感じてしまいます。
ですがこのリキッドにはお酒感がほとんどないので助かっています。
お酒が飲めない人でも安心して吸える、カクテル系リキッドです。
AMMIT MTL RDA、0.52Ω、35W設定時
甘さのアタックがかなり強くなりました。
ただし清涼剤の効き方も強くなっているので、さっぱり感は変わりません。
よく海外で売っているピーチティーの味わいに近いものがあります。
個人的な推奨は30Wです。
味わいと香りのバランスがとても良い設定です。
35Wは我こそは甘党だという方におすすめです。
山田リキッド「クーニャン」はどんな人におすすめのリキッドか？
カクテルのクーニャンがお好きな方にはぜひ一度試していただきたいリキッドです。
ピーチと烏龍茶という組み合わせを美味しそうだと感じられた人にもおすすめです。
紅茶のピーチティーとはまた一味違った味わいを楽しむことが出来ます。
山田リキッド「クーニャン」のおすすめポイントはどこか？
ピーチと烏龍茶と清涼剤が作り出す、さっぱりしながらも甘い味わいがおすすめの点です。
ワット数を上げ過ぎなければ甘すぎるということもないので、チェーンスモークにも向いています。
清涼剤も程よいレベルでの効き方です。
清涼剤のスースー感が苦手な人でもこのリキッドは大丈夫な可能性が高いです。
山田リキッド「クーニャン」の似合うシチュエーションは？
さっぱりとしながらも甘い味わいが特徴のリキッドなので、リフレッシュしたい時に吸うと効果大です。
筆者は最近仕事と運動のし過ぎでかなり疲労が溜まっている状態です。
ですがクーニャンを吸うと心底リラックスできました。
程よい甘さが身体の疲れをじんわりと取ってくれます。
また口内をさっぱりさせてくれるので、濃い味の食事の後にもおすすめです。
食後の甘い飲み物の代わりにするといい感じですよ。
まとめ
YAMADA LIQUIDのクーニャンは、スッキリ味のカクテル系リキッドです。
桃とウーロン茶の甘さと香りの良さが印象的です。
クーニャンがお好きな方にとっては、鉄板の選択肢になり得るリキッドです。
桃が好きな方、ウーロン茶が好きな方にも全力でおすすめできるクオリティの高さです。
本当に吸いやすい味わいなので、仕事をしながらなどのながら吸いにもよく向いています。
本当に欠点らしい欠点のない美味しいリキッドです。
YAMADA LIQUIDからは、ユズチャやほうじ茶ラテも発売されています。
どちらも完成度の高いリキッドですので、絶対試しておくべきおすすめのリキッドです。
