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【ベプログ×小江戸工房 ”Resort Shake Peach” のレビュー】ひんやり感もある濃厚ピーチシェイクなリキッド

ベプログ×小江戸工房のResort Shake Peach(リゾートシェイクピーチ)は、ピーチ味の濃厚シェイクに清涼感を加えた個性的なリキッドです。

商品の提供はベプログ様です、いつもありがとうございます。

ピーチシェイクと言うと、なんとなくもったりしたような味わいを想像される方が多いでしょう。

このResort Sheke Peachにもシェイクの濃厚さはもちろんあります。

ですが清涼剤がきっちり仕事をしていて、後味をキュッと引き締めてくれています。

その結果濃厚だけれど後味が爽やかなリキッドに仕上がっています。

また本リキッドには隠し味としてピーチ以外のフルーツもミックスされているとのことです。

その正体を探してみるというのも楽しいかもしれませんね。

また吸ってみれば一目瞭然なのですが、Resort Shake Peachはバニラとピーチだけでは作り得ない複雑な味がします。

単純に甘いというのではない、コクのある味わいが特徴です。

また本リキッドは基本的に爆煙DLで吸った方が美味しく味わえます。

高ワットでも味が飛ばないので、普段はMTLという方もぜひDLで吸っていただきたいです。

以下では

  • 推奨のテイスティング環境
  • このリキッドがおすすめの人
  • このリキッドのおすすめポイント
  • このリキッドの似合うシチュエーション

などについて触れながら、Resort Shake Peachのフレーバーについてレビューしていきます。

ベプログ×小江戸工房 ”Resort Shake Peach” はどんなリキッドなのか?

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Resort Shake Peachのボトル

Resort Sheke PeachはYoutuberのこーへいさん(HorickTV)と小江戸工房のコラボで制作されたリキッドです。

こーへいさんがツーリングに行く際によく飲むというピーチシェイクをイメージして作られたとのことです。

本リキッドが完成するまでには、なんと2年近くの年月がかかっています。

そのことからも製品にかなりのこだわりが詰まっていることが伺われます。

リキッドの名前にリゾートという単語が加わっているのには理由があります。

それは日常生活でもリゾート感覚を味わえる、そしてリゾート気分でリラックスできるというコンセプトのもとに作られたリキッドだからなのです。

確かにResort Sheke Peachにはどこか非日常的な味わいがします。

非常に個性的な味わいでやや人を選ぶ感もありますが、ハマる人はとことんハマるリキッドに仕上がっています。

ベプログ×小江戸工房 ”Resort Shake Peach” の基本情報

Resort Sheke Peachの生産国は日本です。

容量は20ml、60mlの2種類が用意されています。

原材料は植物性グリセリン(VG)、プロピレングリコール(PG)、香料となっています。

VG:PGの比率は60:40です。

国産のリキッドですので当然のことながらニコチンは入っておりません。

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チャイルドロック付きのユニコーンボトル

ボトルの形状ですがチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。

ブラスチックボトルですので、落としても割れないのが安心ですね。

ノズルの先端もしっかりと尖っています。

どのようなアトマイザーへもリキッドチャージがやりやすい形です。

ベプログ×小江戸工房 「リゾートシェイクピーチ」をテイスティングしてみました

ファーストインプレッションは、この重厚感のある味わいはシェイク以外の何物でもないというものでした。

ファーストフードチェーンで飲むシェイクではなく、こだわりのある喫茶店で飲むような味わいです。

味わいの重さですが、バニラが苦味すら感じられるほど強く配合されているので、それに起因するものと思われます。

ミストを吐き出す時に清涼感が感じられるので、その重さは幾分緩和されてはいます。

ですがやはりかなりのインパクトのある味です。

パンチ力のある味と言い換えても良いかもしれません。

テイスティングを実施する環境について

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この環境でテイスティングをします

リゾートシェイクピーチをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。

  • MOD:EHPRO Cold Steel 100
  • アトマイザー:WOTOFO Recurve RDA
  • ドリップチップ:ぴっぴドリチ りず 810
  • ワイヤー:WOTOFOプリメイドクラプトンコイル(Ni80)
  • 内径:3mm
  • 抵抗値:0.34Ω
  • コットン:Perfection Wicks

この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。

今回は35Wから10W刻みで、55Wまでをテイスティングしていきます。

吸い方はDLです。

Recurve RDA、0.34Ω、35W設定時

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Recurve RDA、0.34Ω、35W設定時

ピーチの香りとバニラの重厚感、そして清涼感が感じられます。

ピーチシェイクと聞いて激甘なリキッドを予想していたのですが、意外なことに甘さは控えめでした。

全体的にちょっと薄味ですが、ワット数を上げるとガラッと表情を変えそうです。

Recurve RDA、0.34Ω、45W設定時

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Recurve RDA、0.34Ω、45W設定時

ぐっと味のまとまりが良くなってきました。

ピーチを中心とした複雑な味わいのシェイクとして成立しています。

ピーチとバニラは分かるのですが、隠し味が結構効いている感じですね。

味に奥行きをもたらしてくれています。

甘さは相変わらずそんなに主張してきません。

Recurve RDA、0.34Ω、55W設定時

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Recurve RDA、0.34Ω、55W設定時

味の立ち方がとても華やかになりました。

同時に隠し味の癖がかなりきつくなってきました。

爆煙向けのリキッドではありますが、ワット数指定は結構シビアな印象を受けます。

個人的な推奨は味わいのバランスが良い45Wです。

ベプログ×小江戸工房 「リゾートシェイクピーチ」はどんな人におすすめのリキッドか?

ピーチ味のシェイクがお好きな方にぜひ試していただきたいリキッドです。

単純な桃の味だけでなく、色々な要素が複雑に絡み合っています。

それを読み解いていく作業が楽しいリキッドです。

シェイクのリキッドの割に甘さはかなり控えめです。

甘党でない方でも手を出しやすい味わいです。

ベプログ×小江戸工房 「リゾートシェイクピーチ」のおすすめポイントはどこか?

まず第一に桃の香りが非常に良い点が挙げられます。

本リキッドで再現されているのは完熟手前のやや若い桃です。

甘ったるさよりも、爽やかさを感じさせてくれる香りがします。

そして次に挙げたいのは、甘さ控えめでコクがある点です。

吸った後に得られる充実感はかなりのものです。

それは甘さ由来ではなく、味わいのコクから来ているものです。

面白い方向性のリキッドですね。

ベプログ×小江戸工房 「リゾートシェイクピーチ」の似合うシチュエーションは?

仕事でちょっと疲れて、リフレッシュしたい時などに吸うとピッタリ来ます。

普通のリキッドが紙巻きタバコだとしたら、リゾートシェイクピーチは葉巻くらいの重さです。

重厚な味わいに浸ることで、現実逃避をすることが出来ますよ。

ですので仕事終わりの一服などに激しくおすすめです。

まとめ

ベプログ×小江戸工房のリゾートシェイクピーチは、随所にこーへいさんのこだわりがつまった個性的なリキッドです。

ホリックTVをよく見ているという方、こーへいさんのファンの方にもおすすめです。

気になる点としては、ややケミカルっぽい味わいを感じた点です。

ひょっとしたらスティープをすることで大化けするかもしれません。

その辺の味の変化を含め、色々と楽しんでいただければと思います。