fcukin’ FLAVAのLime Ice Creamは、バニラアイスクリームとライムの柑橘感をかけ合わせた、ありそうで無かった味のリキッドです。
ライムの爽やかさと、アイスクリームのコクが合わさって、甘いながらもさっぱりと吸えるリキッドです。
柑橘系でちょっと一捻り加えたリキッドをお探しの方にはぴったりだと思われます。
ライム果汁の酸味、鼻に抜ける爽快感と、スイーツの美味しさが一緒になっています。
ほんの少しだけ加えられている清涼剤も、アイスクリームらしい冷たさを再現するのに役立っています。
甘さも決して甘すぎるということはなく、バニラアイスのコクと旨味のほうが全面に来ています。
本当によく計算されたバランスで構成されたリキッドだなと、感心してしまいます。
アイスクリーム味のリキッドは結構たくさん出回っています。
ですが本リキッドはその中でも個性的で美味しい部類に入るんじゃないでしょうか。
このように思わず手放しで褒めたくなるような美味しさでした。
さすがマレーシアでも老舗のfcukin’ FLAVAだと唸らされます。
以下では
- Lime Ice Creamの概要
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、Lime Ice Creamのフレーバーについてレビューしていきます。
fcukin' FLAVA “Lime Ice Cream" はどんなリキッドなのか?
一言で言ってしまうとライム果汁を混ぜたバニラアイスクリームのような味わいのリキッドです。
ライムとバニラの相性がどうなのかという点ですが、これが意外と悪くはありません。
柑橘類の爽快感が、ややもすれば重くなりがちなアイスクリームの後口をキリッと引き締めてくれます。
ですので甘いのに不思議とさっぱりしているという、非常に吸いやすいリキッドに仕上がっています。
酸味は感じられますが、かなりマイルドなものにになっています。
酸味が立っていて吸いにくいといったことはありません。
清涼剤とライムの酸味が入っていることで、アイスクリーム系でありながらさっぱりと吸うことが出来ます。
fcukin' FLAVA “Lime Ice Cream” の基本情報
Lime Ice Creamの生産国はマレーシアです。
VG:PG比は50:50です。
成分はプロピレングリコール(PG)、ベジタブルグリセリン(VG)、香料、甘味料(スイートナー)です。
スイートナーが入っているのですが、2,3日吸ってみて思ったよりガンクは付きにくい印象でした。
ですので、クリアロマイザーやPODで運用するのにも向いていそうです。
ボトルの形状はチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。
RDA、RTA,RDTA、POD、クリアロとどのデバイスでもリキッドチャージはやりやすいです。
ボトルの注意書きには
- 使用前によく振ること
- 清潔で乾燥した空間で保存すること
- 製品を子供の視界に入れず、触れる場所にも置かないこと
- リキッドを飲み込まないこと
- 飲んでしまった時は口をゆすぐこと
- 肌に触れることを避けるようにすること
- 成人のみ使用可
このように色々と書かれています。
割と常識的なことが中心ですが、どれもVAPEを安全に使用するためには重要な項目です。
くれぐれも注意するようにしてくださいね。
ファッキンフレーバー「ライムアイスクリーム」をテイスティングしてみました
ライムアイスクリームのファーストインプレッションですが、ライムの酸味とアイスクリームのコクが合わさって、なんとも言えない美味しさだというものでした。
かなり個性的な味付けではあります。
ですが個人的にはかなりツボに入る味わいのリキッドでした。
ライムが苦手な方はそもそもこのリキッドを試さない方が賢明です。
かなりのライム感(酸味の強い柑橘感)はあります。
ただライムが好きだったり、バニラアイスクリームが好きという方だったら、高確率で気に入ることでしょう。
テイスティングを実施する環境について
以下のようなセッティングでライムアイスクリームをテイスティングしました。
- MOD:EHPRO Cold Steel 100
- アトマイザー:WOTOFO Recurve RDA
- ドリップチップ:ぴっぴドリチ りず
- ワイヤー:WOTOFO プレビルドクラプトンコイル
- 内径:3mm
- 抵抗値:0.26Ω
- コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は40Wから10W刻みで、60Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はDLです。
Recurve RDA、0.26Ω、40W設定時
このワット帯ではライムが味の中心に来ていて、さっぱりとした味わいのリキッドだなという印象を受けました。
率直に言ってマレーシア産のリキッドにしては薄味に感じられます。
ですが薄すぎるということもないので、濃すぎる味が苦手という方はこれくらいの設定でも良いかもしれません。
アイスクリーム感はこのワット数では正直あまりよく感じ取ることが出来ません。
もう少し出力を上げた方が、このリキッドは本領を発揮しそうです。
Recurve RDA、0.26Ω、50W設定時
素直にこれは美味いと感じることが出来ました。
本リキッドを構成している2つの要素、ライムの爽やかさ、アイスクリームのコク、そのバランスがとても良いです。
吸い終わった後の口をさっぱりさせてくれる清涼感もいいですね。
本当に飽きずに吸うことが出来ます。
悩んだらこの設定でと推したくなります。
Recurve RDA、0.26Ω、60W設定時
味の濃さが50Wの時と比べて少し増しましたが、味わいは殆ど変わりませんでした。
ただちょっと甘さが強く感じられる部分はあります。
本リキッドに関しては甘党の方だったら60W推奨です。
ただ筆者的には50Wを強く推したいところではあります。
ファッキンフレーバー「ライムアイスクリーム」はどんな人におすすめのリキッドか?
ライムが好きで、バニラアイスクリームも好きだという方にピッタリのリキッドです。
ライム果汁の酸味と、バニラアイスクリームのコクと旨味がミストの中にギュッと詰まっています。
アイスクリーム系のリキッドは正直甘ったるいという印象をお持ちの方も居るかと思います。
ですがライムアイスクリームはさっぱりと吸うことが出来るので、気に入る確率も高いと思います。
ファッキンフレーバー「ライムアイスクリーム」のおすすめポイントはどこか?
アイスクリーム感があるのに、味わいに重さがない点がおすすめポイントです。
さっぱりとしていながらコクを感じさせてくれるので、吸った後の満足感もかなりのものです。
重すぎず、甘すぎないリキッドとしては非常に高いレベルにあるリキッドです。
ファッキンフレーバー「ライムアイスクリーム」の似合うシチュエーションは?
おやつの時間に紅茶などと一緒にいただくと非常に美味しいです。
甘いものが欲しくなるタイミングで吸うと、非常にいい感じですね。
脳の疲れが溶けていくような、そんな感じを受けました。
まとめ
fcukin' FLAVA “Lime Ice Cream” は甘さとコクに爽快感が加わった非常に完成度の高いリキッドです。
筆者は普通のアイスクリームは大好きです。
しかしアイスクリーム系のリキッドは甘みが重く感じられることが多く、あまり吸うことはありませんでした。
本リキッドは筆者のアイスクリーム味に対する偏見を捨て去るのに大いに貢献してくれました。
寒い冬に暖房でぬくぬくしながら吸うアイスクリーム味も、中々乙なものですよ。