TAMA VAPE(タマベイプ)IZANAMI(イザナミ)のBanana Shake(バナナシェイク)はちょっとお高めのお店で頼むような、しっかりと果物の味わいがするシェイクの味わいがします。
バナナとバニラのバランスがちょうどよくて、甘党の人だったら気に入る確率が高い味です。
本リキッドについて公式サイトの説明文には
「すっきり濃厚バナナシェイク。
飽きのこない甘さに仕上げています。
高抵抗、低ワットでバナナが強く出ます。
高ワットでバニラが強くなってきます。
「20〜30ワットがおすすめです。」
と公式ページには書かれています。
シェイクは割ともったりした飲み物です。
それを飽きが来ないように仕上げるのは一工夫いるはずです。
バナナの再現度もどれほどのものかと期待してしまいます。
そしてIZANAMIはバニラの使い方がとても上手なリキッドメーカーです。
バニラがどの様に主張してくるのかにも要注目です。
以下では
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、Banana Shakeのフレーバーについてレビューしていきます。
TAMA VAPE IZANAMI “Banana Shake” はどんなリキッドなのか?
Banana Shakeはバナナとバニラのバランスが良いリキッドです。
バナナシェイクが好きだ方だったら高確率で突き刺さる味です。
ワット数は高めのほうが甘さが出て、スイーツ感を味わうことが出来ます。
バニラの力強い甘みが感じられるので、甘党の人向けです。
バナナ感を強くしたいということであれば、公式の推奨通り20ワット前後での運用がおすすめです。
TAMA VAPE IZANAMI ”Banana Shake” の基本情報
まずはボトルのデザインから見ていきます。
以前レビューで取り上げたバニラコーヒーチョコレートと同一の写真が使われています。
そこに黄色い文字で(バナナ色ですね🍌)Banana Shekeと記載されています。
非常にセンスのあるデザインです。
IZANAMIのボトルを集めている人が数多くいる気持ちもよく分かります。
ボトルの形状ですがチャイルドロック式のユニコーンボトルです。
万が一小さなお子さんやペットがボトルに触れるようなことがあっても蓋を開けることは難しくなっています。
ボトルは子どもの手の届かないところに置くのが基本です。
それでも間違って床に落とすなどと言ったこともありえます。
子どもの健康を守るためにもこのような機能がついているのはありがたいですね。
またノズルの先端が尖っているので、RDA、RTA、RDTA、POD、クリアロと様々なデバイスにリキッドチャージがしやすいです。
リキッドの原材料ですが、プロピレングリコール(PG)、植物性グリセリン(VG)、香料となっています。
VG:PG比は60:40で、生産国は日本です。
当然のことですがニコチンは含まれておりません。
昨今VAPEの健康に及ぼす影響が話題になることが多いです。
その点IZANAMIのリキッドは日本食品分析センターによる成分解析を受けています。
そしてジエチレングリコール、ニコチン、ホルムアルデヒドといった有害物質は検出されなかったという結果が出ています。
ですので健康に気を使っている人でも、安心して使用できるリキッドです。
タマベイプ イザナミ「バナナシェイク」をテイスティングしてみました
バナナシェイクの味わいですが、思っていたよりはさっぱりとした味わいでした。
低ワット帯では甘みもしつこくありません。
逆に高ワットにするとバニラ感と甘みが前面に出てきます。
ワット数によってがらっと表情を変えるリキッドです。
色々とお好みのセッティングを探すのも楽しいですよ。
匂いチェックをした際には、バナナとバニラの入り混じったとても華やかで甘い香りがしました。
バナナ好きな人にとっては鉄板なリキッドだろうなという感触を受けました。
テイスティングを実施する環境について
バナナシェイクをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
MOD:EHPRO Cold Steel 100
アトマイザー:Ammit MTL RDA
ドリップチップ:KEMURI product Chubby 510
ワイヤー:Ni80 25g
内径:3mm
抵抗値:0.69Ω
コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は20Wから5W刻みで、30Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方は軽めのMTLです。
Ammit MTL RDA、0.69Ω、20W設定時
思っていたほどの濃厚さはなく、バナナの香りと程よい甘さが口の中に広がりました。
たしかに公式の説明文通りワット数が低めだとバナナが強く出るというのは正しいです。
ただ甘いだけでない、しっかりとしたバナナの味がするリキッドですね。
上品な味わいというのがまさにピッタリの表現です。
バナナの人工感もほとんどありません。
甘さが控えめなので、甘党でない人でも吸いやすいレベルです。
逆に甘党の人はガッツリとワット数を上げたほうが良いでしょう。
Ammit MTL RDA、0.69Ω、25W設定時
甘みがぐっと増して、味のメリハリが強くなりました。
甘さのおかげかシェイクっぽさは20Wの時より格段に上です。
ですが甘い系のリキッドにありがちなくどさを感じることはほぼありません。
バナナが吸いやすさに非常に貢献しています。
素直に美味しいリキッドです。
チェーンスモークも非常にはかどります。
Ammit MTL RDA、0.69Ω、30W設定時
甘みに加えてバニラの主張がかなり強くなりました。
バナナとバニラの混じったような味わいに変化しました。
25Wの時よりもシェイクっぽさは更に増しています。
この設定でもバナナは甘ったるさを緩和するのに非常に貢献しています。
値段が高めのシェイクっぽい力強い味わいですね。
甘党の人だったら30Wで吸うのが良いでしょう。
「バナナシェイク」はどんな人にオススメのリキッドか?
バナナ味のリキッドを探している方にはオススメです。
低ワット帯では甘さがしつこく有りません。
ですのであっさりとした甘さが好きだという方の需要にもぴったりです。
逆にワット数を上げていくと甘みがどんどん増していきます。
よって甘党の人にもおすすめです。
「バナナシェイク」のおすすめポイントはどこか?
バナナとバニラのバランスの良さが売りのリキッドです。
シェイクっぽさもきちんとあります。
ですから食後のデザート気分で味わうことも出来ます。
「バナナシェイク」の似合うシチュエーションは?
甘い系のリキッドなので、脳が疲れた時の一服に最適です。
またシェイクと言えばハンバーガーと一緒にいただくのが鉄板です。
ですのでアメリカンな食事の後でこれを吸うのもなかなか乙な味わいです。
おやつの時間に吸うのも美味しかったです。
コーヒーや紅茶などと好相性でした。
逆に砂糖たっぷりの炭酸飲料やエナジードリンクなどはリキッドの甘みを感じにくくしてしまいます。
これらの飲み物はあまりおすすめできません。
まとめ
IZANAMIのBanana Shakeは、バナナ好きな方におすすめの、ちょっとお高めなシェイクの味がするリキッドです。
ただ甘いだけではなくどこかあっさりとした味わいがします。
後口が軽く、吸い続けても味に飽きることの少ないのが特徴です。
一口、もう一口と吸っているうちにやみつきになる系統のリキッドです。
ガツンとした甘さではなくあくまでもソフトな甘さで優しい味わいのリキッドです。
なので日頃疲れがちな人にぜひ吸っていただきたいですね。