TAMA VAPE(タマベイプ)IZANAMI(イザナミ)のLemon Grape Menthol(レモングレープメンソール)は、レモンとグレープ、そしてメンソールの配合割合が絶妙な、とても爽やかな味わいのリキッドです。
レモンの酸味、グレープの甘み、そしてメンソールの爽快感と、3段構えで味が構成されています。
メンソールの配合されたフルーツ系リキッドがお好きな方には鉄板の選択肢になり得るリキッドです。
この記事を書いているのは9月の終わりなのですが、まだまだ日中暑い日があります。
そんな時に美味しく感じられるのがメンソールや清涼剤入りのリキッドです。
そして柑橘類もメンソールと同様、暑い時期に食べるとフレッシュさが体にしみてきます。
つまりこの組み合わせは暑い時期には鉄板の涼しい気分を味わえるリキッドなのです。
本リキッドは公式サイトの説明文によると
「すっきりとしたレモンにほのかに抜けるグレープ。
程よいメンソールで、気分をリフレッシュしたい時にもおすすめです。」
とのことで、味わいのバランスの良さにも期待ができます。
レモンとグレープは面白い組み合わせです。
ただ甘酸っぱい味わいは美味しいこと間違いなしです。
程よいメンソールなので、メンソールにあまり強くない人でも安心して吸うことが出来ますね。
以下では
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、Lemon Grape Mentholのフレーバーについてレビューしていきます。
TAMA VAPE IZANAMI “Lemon Grape Menthol” はどんなリキッドなのか?
Lemon Grape Mentholはレモン&グレープの甘酸っぱさに、メンソールの爽快感が絡んだ、非常にスッキリ味わえるフルーツ系メンソールリキッドです。
メンソールの強さは、刺激にあまり強くない人でも吸える程度のものです。
レモン&グレープという味わいに魅力を感じた方にはおすすめのリキッドです。
TAMA VAPE IZANAMI “Lemon Grape Menthol” の基本情報
まずはボトルのデザインについて見ていきます。
VAPEリキッドのボトルにしては珍しく写真がベースとなっています。
これがIZANAMIのリキッドに共通するデザイン上の特徴です。
ボトルの形状ですが、チャイルドロック式のユニコーンボトルです。
もし子どもがボトルを開けようとしたとしても、チャイルドロックがあるので簡単に開くことはありません。
勿論推奨されるのは必ず子どもの手の届かないところにリキッドを置くことです。
ですがリキッドチャージなどでボトルを取り出したままうっかりと放置してしまうこともあるでしょう。
そんなときのための万が一の備えです。
ノズルの先端が尖っているので、アトマイザーの種別を問わずリキッドチャージはやりやすいです。
リキッドの原材料ですが、プロピレングリコール(PG)、植物性グリセリン(VG)、香料となっています。
VG:PG比率は60:40で、生産国は日本です。
IZANAMIの特徴として第三者機関による成分分析の結果がホームページに掲載されています。
それによるとジエチレングリコール、ニコチン、ホルムアルデヒドといった有害物質は検出されなかったということです。
昨今VAPEの健康に及ぼす影響が何かと話題になっています。
ですがIZANAMIに関してはその点がクリアになっているので安心して吸うことが出来ます。
タマベイプ イザナミ「レモングレープメンソール」をテイスティングしてみました
レモングレープメンソールを実際に吸ってみたところ、レモンとグレープの甘酸っぱさと、そこに絶妙に絡んでくるメンソールの刺激が癖になる味わいでした。
低ワット帯で吸った時は香りは良かったのですが、味わいがぼんやりしていて、いまいちピンときませんでした。
その後でワット数を少しずつ上げていくと、味の輪郭が急にしっかりとしたものになりました。
果物感、メンソール感もワット数に応じて上がっていく感じです。
ボトルを開けた際の匂いですが、レモンとメンソールの主張が強いです。
ほんの僅かにグレープがあるような気もしますが、ほとんど感じ取ることが出来ません。
テイスティングを実施する環境について
レモングレープメンソールをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
- MOD:EHPRO Cold Steel 100
- アトマイザー:Ammit MTL RDA
- ドリップチップ:KEMURI product Chubby 510
- ワイヤー:Ni80 25g
- 内径:3mm
- 抵抗値:0.67Ω
- コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は15Wから2.5W刻みで、20Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方は軽めのMTLです。
Ammit MTL RDA、0.67Ω、15W設定時
吸ってまず最初に来るのはレモンで、メンソールがそれとほぼ同時に現れます。
メンソールだけでなくレモンのサッパリ感まで加わって、かなりの涼しさを感じることが出来ます。
ただ香りは良いのですが味わいがちょっと弱めです。
もう少しワット数を上げたほうがしっかり味が出て良いかもしれません。
Ammit MTL RDA、0.67Ω、17.5W設定時
グレープの甘さが強くなったおかげで、フルーツの主張がしっかりと感じられ、バランスの良い味わいになりました。
フルーツ&メンソールの組み合わせはVAPEの世界ではよくあります。
本リキッドはその中でも味わいのバランスの良さという点では際立ったものがあります。
フルーティーなメンソールリキッドとしては、これまで吸ってきた中でも相当上位に来る味わいです。
Ammit MTL RDA、0.67Ω、20W設定時
更にグレープの存在感が増した結果、甘酸っぱいメンソールリキッドとして、非常にレベルの高い味わいになりました。
酸味と甘味と清涼感が絶妙なバランスを保っています。
筆者としてはレモングレープメンソールはこのワット数で吸っていくのがかなりおすすめです。
ほっと一息つくときなどに吸うと、リラックス感を加速させてくれるような、そんな味です。
「レモングレープメンソール」はどんな人にオススメのリキッドか?
レモングレープメンソールはフルーツ入りのメンソール系リキッドを探している方におすすめのリキッドです。
レモンとグレープの爽やかな酸味とほのかな甘味が、リキッド全体の味を一段上げてくれています。
暑い時期を涼しく乗り切りたい方にもおすすめです。
メンソールの清涼感だけでなく、レモンのさっぱり感もあるリキッドです。
吸うと涼やかな気分になることが出来ますよ。
「レモングレープメンソール」のおすすめポイントはどこか?
レモン&グレープの甘酸っぱさと絶妙に絡み合うメンソールが売りのリキッドです。
メンソールだけでなく果実由来のさっぱり感も味わうことが出来ます。
メンソールの入ったフルーツ系リキッドがお好きな方にはぜひ一度試していただきたいです。
「レモングレープメンソール」の似合うシチュエーションは?
仕事で煮詰まったときなどの気分転換にぴったりのリキッドです。
メンソールの爽快感が脳に刺激を与えてくれますし、フルーツ類が程良く心を解してくれます。
脂っこい食事の後に吸っても、口の中がサッパリするので良いですね。
お茶の時間に吸うのもリラックスできるのでおすすめです。
まとめ
IZANAMIのレモングレープメンソールは、フルーツとメンソールのバランスが絶妙な、暑い時期に吸いたくなるリキッドです。
レモンのサッパリ感、グレープのほのかな甘味、そしてメンソールの刺激と、様々な要素が重なって一つの味を構成しています。
メンソールの強さですが、ワット数をそれほど上げたりしなければ美味しく吸える範囲に留まることでしょう。
暑さの厳しい季節は、このリキッドを吸って元気に過ごしたいと思います。