DREAM SERIES(ドリームシリーズ)のPURPLE DREAM(パープルドリーム)は、ぶどう味のリキッドがお好きな方だったら見逃すことの出来ない、濃い味かつ爽快感のある仕上がりのリキッドです。
ぶどう味の定番リキッドといえば、本ブログでも過去に取り上げたBANDITO JUICEの白ブドウなどが名前が上がるでしょう。
白ブドウとPURPLE DREAMを比べると、白ブドウと巨峰の違いがしっかりと感じられます。
これはどちらが優れているという問題ではなくて、どちらがより好みに近いかでしょう。
また清涼剤の配合量はPURPLE DREAMの方が圧倒的に上です。
ぶどう味で強烈な爽快感を味わいたいという方には、両手を上げておすすめしたいリキッドです。
ぶどうの味自体も清涼感に負けることなく、しっかり濃いのもポイントです。
甘さに関しては甘すぎることのないギリギリのラインを攻めている感があります。
低抵抗高ワットで吸っても、しっかりとぶどうの味がするのがありがたい点ですね。
しっかりと熟れたぶどうの味がするのが本当にたまらないです。
以下では
- PURPLE DREAMの概要
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、PURPLE DREAMのフレーバーについてレビューしていきます。
DREAM SERIES ”PURPLE DREAM” はどんなリキッドなのか?
濃厚なぶどう味とそれをすっきり洗いがなしてくれる強烈な爽快感が売りのフルーツ系リキッドです。
味わいはブドウと清涼剤のみなので、ある意味シンプルな構成と言えるかもしれません。
ですがこのバランス感覚がとても素晴らしいのがPURPLE DREAMの特徴です。
ずっと吸い続けられるだけの美味しさを持っていて、やめ時がなかなか見つかりません。
これまでに沢山のフルーツ系リキッドを吸ってきましたが、確実に上位にランクインする味の良さです。
DREAM SERIES ”PURPLE DREAM” の基本情報
PURPLE DREAMの生産国はマレーシアです。
原材料はプロピレングリコール(PG)、ベジタブルグリセリン(VG)、自然香料および人工香料、甘味料です。
VG:PG比は70:30です。
マレーシア産のリキッドらしく、しっかり濃い味がします。
清涼感はやや強めです。
ワット数を上げすぎると、喉への攻撃力がかなりあります。
ですのでDL派の人は要注意ですね。
筆者も最初何も考えず高ワットで吸ったところ、軽くむせました。
ボトルの形状はチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。
ノズルの先端もしっかりと細くなっているので、リキッドチャージが非常にやりやすいです。
RDA、RTA、RDTA、POD、クリアロ等どんなデバイスにでも使いやすい形です。
ドリームシリーズ「パープルドリーム」をテイスティングしてみました
ブドウの濃い味が美味しいけど、清涼感がものすごく強いというのがファーストインプレッションでした。
実際ワット数をかなり上げ気味にしていたので、それで清涼剤が仕事をしすぎていたようです。
その後少しワット数を下げると、ブドウと清涼感のバランスがちょうどよくなりました。
清涼剤の類に強い人は高ワットで焚いても全く問題ないと思います。
筆者のような脆弱な喉の持ち主は、過度の刺激を避けるために少しワット数下げ気味で運用した方が良いでしょう。
テイスティングを実施する環境について
パープルドリームをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
- MOD:Eleaf iStick Pico 21700
- アトマイザー:WOTOFO Profile RDA
- ドリップチップ:KEMURI product 810
- ワイヤー:WOTOFO メッシュコイル(カンタル)
- 内径:3mm
- 抵抗値:0.17Ω
- コットン:WOTOFO Xfiber Cotton for Profile RDA
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は40Wから10W刻みで、60Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はDLです。
Profile RDA、0.17Ω、40W設定時
実に爽やかなぶどうの風味が口の中を駆け抜けていきます。
味わいに癖がないので、いくらでもチェーンを重ねることが出来ますね。
スイートナーの効き方もこのワット数ではまだそれほど強くないです。
さっぱりとした味わいがお好みの方はこの設定で間違いないでしょう。
Profile RDA、0.17Ω、50W設定時
味が一段階濃くなって、スースー感もアップしました。
ブドウの皮のような渋みがかすかに感じられますが、特に気になるほどでは有りません。
40Wの時よりもかなり甘みが増しているので、強めの清涼感がそれによくマッチしています。
甘さと果実感と爽快感の全てが高いレベルにある印象です。
多分これは余程極端な設定をしない限り美味しく吸えるリキッドなのでしょう。
勿論設定によって味わいの方向性というのが変わるので、こうしてレビューで解説しているわけですが。
Profile RDA、0.17Ω、60W設定時
ここまでワット数を上げると、かなり甘々なリキッドに変容します。
ブドウのリキッドとしての完成度を見るならば、もうちょっと下のワット数で運用した方が良いでしょう。
本リキッドで個人的に推したいのは45〜50Wくらいの帯域です。
味わいのバランスの良さが一番良いというのと、過度な甘さの暴力がないからです。
ドリームシリーズ「パープルドリーム」はどんな人におすすめのリキッドか?
ブドウ、特に巨峰がお好きな方に全力で推したいリキッドです。
マスカットとはまた一味違った味わいをたしかに感じることが出来ます。
完成度の高いフルーツ系リキッドをお探しの方にもおすすめです。
他のブドウのリキッドと吸い比べたりするのも楽しいですよ。
ドリームシリーズ「パープルドリーム」のおすすめポイントはどこか?
ブドウ(巨峰)味の再現度の高さがまず挙げられるポイントです。
お菓子系の味わいではなく、しっかりリアル寄りの果物感があります。
ガッツリと清涼剤が効いているのも、お好きな方にはたまらない点ですね。
嫌味のない美味しさというのが、このリキッドを表現するのに最適な一言です。
ドリームシリーズ「パープルドリーム」の似合うシチュエーションは?
一日中どのタイミングで吸っても、美味しいリキッドです。
清涼感がかなり強いので、目覚ましの一服にも最適です。
逆に眠る前に吸うと、ちょっとだけ寝付きが悪くなりそうではあります。
一緒にいただくドリンクは無糖のお茶や炭酸水などが好相性です。
お酒の合間に吸うのも、いい気分転換になって酒量が抑えられるかも知れませんね。
まとめ
ドリームシリーズのパープルドリームは、ブドウ好きだったらマストバイと言いたくなるような魅力の詰まったリキッドです。
Banditoの白ブドウを巨峰ベースにして、ミントをマシマシにしたような味わいを想像してみてください。
それはかなりパープルドリームの味に近いです。
強めの清涼剤が配合されている点は多少好き嫌いが分かれる部分かもしれません。
ですがベースの味自体がとてもしっかりしているので、清涼感がOKだったら美味しく吸えること間違いなしです。
ブドウ好きな方、フルーツ系好きな方にはぜひ抑えておいて欲しいリキッドです。