ベイパーの皆さん、こんにちは。
今回はIZANAMIのクリーミーレモンをレビューしていきます。
商品の提供はベプログ様です、いつもありがとうございます。
クリーミーレモンは2019年9月5日に発売されたばかりの新作ということで、Twitter等のSNS上でもとても注目を集めています。
公式サイトの説明文によると
「レモンの酸味豊かなクリーミーな味わいの、弱メンソールのリキッド」
とのことで、「レモンの酸味」と「クリーミーさ」がどう共存しているのかが非常に気になります。
また弱メンソールが配合されているということです。
これがレモンと相まって、かなりのさっぱり感を演出してくれるのでは?と予想します。
このレビューを書いているのは発売翌日なのですが、まだ気温が30度を超えていて非常に暑いです。
そんな時期にも美味しく吸える清涼感があると嬉しいところですね。
また本リキッドは、爆煙でもレモンの風味が飛びにくいように調整されているようなので、DL派の人にもうってつけなのではないでしょうか。
筆者は普段軽めのMTL〜DLでVAPEを吸うことが多いので、DLでもしっかりと味の出るリキッドというのは本当にありがたいです。
さてそれではこれからリキッドの詳細を見ていくことにします。
- TAMA VAPE(タマベイプ) IZANAMI (イザナミ) “Creamy Lemon(クリーミーレモン)” のリキッド概要
- TAMA VAPE IZANAMI “Creamy Lemon” のテイスティング環境
- TAMA VAPE IZANAMI “Creamy Lemon” はどんな人にオススメのリキッドか?
- TAMA VAPE IZANAMI “Creamy Lemon” はどんなシチュエーションに合うリキッドか?
- まとめ
TAMA VAPE(タマベイプ) IZANAMI (イザナミ) “Creamy Lemon(クリーミーレモン)” のリキッド概要
まずはボトルのデザインから見ていきます。
IZANAMIのロゴの下に黄色い文字でCreamy Lemonの文字が書かれています。
背景は女性がVAPEを持った姿の写真がモノクロで掲載されており、非常に詩的な雰囲気が漂っています。
この女性がIZANAMIの生みの親TAMAMIさんです。
ボトルの形状はベイパーの皆さんには御馴染みのチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。
小さなお子さんが誤ってリキッドのボトルに触れることがあっても、力を入れて押し下げながら回さなくては蓋が開かないので、万が一の際にも安心ですね。
ノズルの先端が尖っているので、リキッドチャージも非常にやりやすいです。
原材料はプロピレングリコール(PG)、植物性グリセリン(VG)、香料です。
生産国は日本で、VG:PGの比率は60:40となっています。
ホームページの注意書きには
「プラスティックタンクは材質によってはクラックが入ることもありますのでご注意ください。」
と記載されています。
タンク、クリアロ、POD等で運用する際は十分に注意するようにしてください。
IZANAMIの特徴として、非常に安全面に拘って作られたリキッドであることが挙げられます。
日本食品分析センターによる成分分析の結果ではジエチレングリコール、ニコチン、ホルムアルデヒドといった有害物質は検出されなかったという結果が出ています。
VAPEが健康に及ぼす影響というのは、まだVAPE自体が新しい商品であって諸説分かれる部分ではあるのですが、IZANAMIに関しては健康に気を使う人でも安心して使うことの出来るリキッドだと言えるのではないでしょうか。
健康だけはいくらお金を出しても買うことが出来ないので、安心して使える機材やリキッドを用いてVAPEを楽しむのが賢明ではないかと思います。
さてテイスティングの前に恒例の匂いチェックを行っていきます。
レモンの匂いが強いですがツーンとした酸味ではなく、どこかまろやかさを感じさせます。
きっとその辺りが「クリーミー」の部分なのだろうと納得したところで、これから実際に吸っていきます。
TAMA VAPE IZANAMI “Creamy Lemon” のテイスティング環境
クリーミーレモンをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
MOD:EHPRO Cold Steel 100
アトマイザー:Ammit MTL RDA
ドリップチップ:KEMURI product Chubby 510
ワイヤー:Ni80 25g
内径:3mm
抵抗値:0.50Ω
コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は25Wから5W刻みで、40Wまでをテイスティングしていきます。
25W設定時
まずは25Wで吸っていきます。
レモンの爽やかな香りが口いっぱいに広がりますが、攻撃的な酸味を感じることはありませんでした。
ほのかな甘さとまったりとした風味がうまくレモンと融合して、非常に吸いやすいです。
清涼剤がほんのり効いているので、ミストを吐き出した後も爽やかさを感じ続けることが出来るのもいいですね。
レモン好きな方だったら高確率で気に入る味ではないかと思います。
30W設定時
次に30Wで吸ってみます。
味わい全体が25Wの時よりも濃く出ていて、濃い味好きにはたまりません。
ワット数を上げた時にありがちな甘くなりすぎたり、清涼感が強く出過ぎたりということもありませんでした。
味わいのバランスの良さはこの設定でも変わりませんね。
35W設定時
35Wまで上げると甘さの主張がかなり強くなってきて、レモン風味のお菓子のような趣きになりました。
クリーミーさはレモンやメンソールの苦味を緩和するのに非常に役立っています。
一口吸うたびに、本当に計算された完成度の高いリキッドだなということを感じさせられます。
40W設定時
35Wの時と大きく印象が変わることはありませんでした。
レモンの爽やかな香りと、それを支えるクリーム感、そして僅かなメンソールのバランスがとても良いです。
味わいに個性があって、ついついチェーンをしてしまう系のリキッドですね。
筆者はあまりメンソールに強くないので、ここまでワット数を上げるのはちょっとドキドキものだったのですが、意外とあっさり吸うことが出来ました。
TAMA VAPE IZANAMI “Creamy Lemon” はどんな人にオススメのリキッドか?
レモン好きな方に一押しのリキッドです。
レモンの爽やかな酸味と嫌味にならない程度のクリーム感、そして清涼剤が合わさって、唯一無二の味わいを作り出しています。
ただ酸っぱいだけのリキッドではないので、酸味があまり得意でないという人でも、クリーミーレモンだったらいけるというのはあるかもしれません。
TAMA VAPE IZANAMI “Creamy Lemon” はどんなシチュエーションに合うリキッドか?
非常に爽やかな味わいが特徴なので、心身のクールダウンをしたい時に一服するとピッタリ来ます。
仕事が煮詰まってどうしようもないときや、お風呂上がりなどにおすすめですね。
優しい甘酸っぱさと清涼感が、心と体に涼しさを運んできてくれます。
まとめ
IZANAMIのクリーミーレモンは、レモンの酸味をクリームでぐっとマイルドにしてそこに清涼感を加えた、一風変わった、でも素晴らしく美味しいリキッドです。
この味わいの繊細さはさすがIZANAMIだと唸らされます。
爆煙で焚いても味が飛ばない点も高評価です。
残暑の厳しい季節を涼しく乗り切るためにも、クリーミーレモンを吸ってみてはいかがですか。