Mass Mods(マスモッズ)のAxial RDA(アクシアル アールディーエー)はシャープな見た目と、シングルコイルでもしっかり味が出ることが特徴のDL向けRDAです。
筆者はAxial RDAで最近人気のBLUE SLUSHをよく吸います。
BLUE SLUSHとAxial RDAの組み合わせは、ものすごくよく味が出てくれます。
もうAxial RDAなしの生活は考えられませんね。
何故このアトマイザーを買ったのかというと、筆者はSNSでこのRDAの写真を見、ほぼ一目惚れで購入するに至りました。
味に関しても評価する声が高かったのも、購入を後押ししてくれました。
それらの評価は正しかったと身を持って感じている次第です。
以下では
- このアトマイザーの商品スペック
- このアトマイザーのビルドのプロセス
- このアトマイザーでのリキッドの試飲
- このアトマイザーのおすすめポイント
などについて触れながら、Axial RDAについて詳しくレビューをしていきます。
Mass Mods(マスモッズ) "Axial RDA(アクシアル アールディーエー)” の商品スペック
Axial RDAの直径は23mm、ビューティーリングを付けた状態で25mmです。
22mmまでしか乗らないMOD(iStick Pico等)には載せられないので注意するようにしてください。
デッキの大きさは大きくもなく小さくもなくといったところです。
コイルの足止め用のネジを回すガイドが付いているので、ビルドは非常にやりやすいです。
ただそのガイドの部分が抉れているため、見た目程にはウェルの深さはありません。
ドリップやスコンクのし過ぎに注意するようにしてください。
太めのクラプトンワイヤーで作ったコイルを使っても大丈夫なくらいに空間に余裕があります。
Axial RDAをお使いの際はクラプトンワイヤーを用いたビルドを一度試してみることをおすすめします。
単線で組んでも勿論いいのでしょうが、Axial RDAの味をとことん引き出すためにはクラプトンワイヤーを用いることが望ましいです。
トップキャップにエアフローコントロールがあります。
そこから真横の位置にコイルが来るようにビルドすると味の出方としてはバッチリです。
エアフロー自体は無段階調整式なので、お好みの重さで吸うことが可能です。
最近のアトマイザーではほぼ標準装備ですがBFピンも付いています。
スコンカーで本アトマイザーを使用する際はノーマルピンから交換するようにしてください。
Mass Mods "Axial RDA” 開封の儀
さてそれでは実際に商品が手元に届いたので、早速開封をしていきます。
本商品の付属品ですが
・ビューティーリング(25mm)
・BF用コンタクトピン:1点
・交換用ハーフインチドリップチップ:1点
・810-510変換ドリップチップアダプター:1点
・交換用Oリング、イモネジセット:1点
・六角レンチ:1点
となっています。
コイルやコットン、そしてネジを巻くのに必要なマイナスドライバー等は付属しません。
それらは別途用意するようにしてください。
今回自分が注文した色はStainless (Brushed)です。
ヘアラインの入ったシルバーが渋くてとても気に入っています。
他の色はStainless (Polished)、Black、Goldといったラインナップです。
Mass Mods "Axial RDA” をビルドしてみました
さてここからはAxial RDAを早速ビルドしていきます。
最近自分はビルドの時短のためWOTOFOのプリメイドコイルを使っています。
これはクラプトンワイヤーが予めコイルに整形されている状態で販売されています。
後はデッキに合わせて足の長さを調節すれば、あとはもう取り付けるだけで非常に簡単です。
コイルの足を決まった長さに切るためにもWOTOFOの足の長さを揃えるガイドを使用しています。
このガイドはあると本当に便利なのでとてもおすすめです。
足の長さを何mmで切ろうと思っても、なかなかうまくいかないことも多いので。
さてコイルの足を8mmに切ったところで、早速デッキに組み込んでいきます。
まずマイナスドライバーでイモネジを緩めます。
コイルの向きがなんとなく斜めになるように調節したら仮締めをします。
最後に細部を整えてから本締めを行います。
今回はシングルで組もうと考えているのでこのようなコイルの配置になっています。
次に焼入れを行っていきます。
オームメーターを焼入れモードにしてじんわりと熱を入れていきます。
この際に先端がセラミックのピンセットを使ってホットスポットの除去をすることも忘れてはいけません。
セラミックピンセットでコイルを何回か擦ってうまくホットスポットが除去できました。
こうなるとコイルの熱が真ん中から周囲にバランス良く伝わるようになります。
この状態で一旦コイルを冷やしてからウィッキングを行います。
熱い状態のコイルに触ると当然やけどをしてしまいます。
VAPERだったら一回は経験してしまう事態ですが、注意するようにしてください。
コットンはキツキツでもゆるゆるでもよくないので、ちょうどよいバランスを見つけてコイルに入れるようにしてください。
うまくコットンが通ったらねじった箇所を元に戻します。
そしていらない部分をハサミで切った後、先端をピンセットで軽く梳いていきます。
コットンがふんわりしてきたら、ウェルにコットンを収めます。
この時点でリキッドを用意して、コットンに染み込ませるようにします。
トップキャップをはめる前に、パフボタンを押してホットスポットが発生していないかを確認します。
ホットスポットがあったらセラミックのピンセットでこすって、それを除去するようにします。
ミストがスムースに立ち上がるようになったら、ビルドは成功です。
マスモッズ「アクシアルRDA」でリキッドを吸ってみた
今回はVAPERSブログでも以前にご紹介したことのある、PHATJUICEのBLUE SLUSHを吸っていきます。
今までは単線またはメッシュコイルで吸っていたリキッドです。
アクシアルRDAにしたことで味わいがどれくらい変わったのかを見ていきます。
詳しい環境ですが
MOD:EHPRO Cold Steel 100
コイル:WOTOFO プレビルドクラプトンコイル(Framed Staple Clapton)
内径:3mm
抵抗値:0.37Ω
コットン:Perfection Wicks
このようになっています。
45W設定時
BLUE SLUSHのメロン味だけでなくイチゴ味までしっかり出ていて、とても美味しいです。
このイチゴ味はこれまで中々感じ取ることが出来なかった部分です。
アクシアルRDAの味の出方がすごく良いという証明になると思います。
この時はエアホールをやや閉じ気味で吸っていました。
逆にエアホール全開ですってみると、味はやや薄まります。
ですがミスト量が多くて、煙量で満足できます。
60W設定時
60Wで吸ってみたところ、ミスト量がえげつないことになりました。
味わいは相変わらずしっかりとしているので、DL向けのアトマイザーとしては本当に優秀です。
そのうちデュアルでも試してみなくてはいけませんね。
「アクシアルRDA」のおすすめポイント
アクシアルRDAの特徴ですが、まずはなんといっても圧倒的な見た目の良さを挙げたいと思います。
味の出方も勿論大事です。
ですがVAPEを長く愛用していくためには、自分の気に入った見た目であることも同じく重要です。
その点Axial RDAはただ組んだだけでも見た目がいいです。
それに加えてビューティーリングを付けたり、オプションのトップキャップやスラムキャップ、そして24金メッキポストなど、色々手を加えられる部分が多いのも非常に魅力的です。
またアクシアルRDAはシングルかつクラプトンワイヤーで組んだ時に、非常に味が出ると評判になっています。
デュアルを組むのがやや苦手な身にとってはありがたい点です。
ビルド自体もデッキにガイドが付いていたりして非常にやりやすいです。
スペースもかなりあるので、コイルの配置に苦労するようなこともないでしょう。
まとめ
Mass ModsのAxial RDAはDL向けのよく味が出るアトマイザーです。
味と煙の出方は勿論のこと、外見も非常に素晴らしく、長く愛用したくなる一品です。
今回のレビューではシングルで運用しました。
ですが勿論デュアルで組むことも可能なので、お好みに応じて色々なセッティングを楽しむことが出来ます。
ビルドの難易度もそれほど高くないので、RBAデビューの一台としても良いかもしれません。