今回ご紹介するりきっどやの「マスカット極」は、非常にお手頃な価格でありながらも、しっかり美味しいという、非常に消費者に優しい商品になっています。
マスカット味のリキッドは定番や名作と呼ばれるものが多い印象がありますが、その中に入っても十分に渡り合えるだけのポテンシャルを持っていますね。
商品のご提供はベプログショップ様です。
いつもありがとうございます。
自分もブドウ味のリキッドはかなり好きで、Banditoの白ブドウや、Dream SeriesのPurple Dreamなど、清涼感強めのリキッドを好んで特に暑い時期に吸っています。
上記の2リキッドに関しては当ブログでも過去に取り上げていますので、お時間がお有りの時にでもお読みいただけると非常に嬉しいです。
それと比べるとこのりきっどやのマスカット極は清涼剤やミントの味わいが感じられないので、純粋にマスカットの甘さが味わえることが出来ます。
清涼感の有無に関しては、本当にお好み次第といったところですが、今挙げたリキッドの清涼感が苦手だという人にも是非試していただきたいリキッドですね。
本レビューでは
- マスカット極の概要
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、マスカット極のフレーバーについてレビューしていきます。
りきっどや “マスカット極” はどんなリキッドなのか?
圧倒的なコスパの良さが売りの、初心者から上級者まで楽しめるシンプルな味わいのリキッドです。
リキッドの価格に関しては30mlボトルで880円(税込)、100mlボトルで1,650円(税込)ですので、平均的なリキッドの60mlボトルよりりきっどやの100mlボトルのほうが安いということは言えると思います。
筆者も紙巻きからノンニコのVAPEに切り替えてそろそろ数年が経つのですが、VAPEに切り替えた当初は月々のランニングコストが紙巻きよりも低かったと記憶しています。
このようになるべく低予算でVAPEを運用したいという人には、りきっどやの製品は全力でおすすめです。
本レビューに引き続いて、同じく新発売である「もも極」のレビューも掲載予定ですので、マスカットや桃の味がお好きな方はぜひぜひ購入を検討なさってください。
味わいに関しては癖がないピュアなマスカット味だなという印象を受けました。
個人的な好みとして清涼感があった方がチェーンはしやすいとは思います。
ですが逆に清涼感が苦手な人はそれが原因で吸えなくなるという事象も発生しがちですので、刺激が欲しい人はメンソールちょい足しなんかをしても良いかもしれません。
一方で視点を変えてVAPE入門編として30mlボトルを買うというのもめっちゃありな選択肢だという風に考えています。
なんといってもアンダー1,000円で買えてしまうので、まだVAPEを始めたてで自分の好みの味を探していきたいという人にとって、とてもお役立ちな商品なのではないでしょうか。
やはりりきっどやの商品についてはコスパ面の圧倒的な優秀さについて触れざるを得ませんね。
これも企業努力で成立していると思うのですが、いち消費者としては本当にありがたい限りです。
りきっどや “マスカット極” の基本情報
りきっどやのマスカット極の生産国は日本です。
PG:VG比率は40:60です。
以下にベプログショップの説明文を引用します。
- 世界中で大人気「マスカット(白ぶどう)フレーバー」が極シリーズに登場。
- 芳醇なマスカットの再現度はもちろん、パーフェクトな「コクのある甘さ」がヤミツキになります。
- TARLESS PLUSのようなPODタイプはもちろん、爆煙、MTLタイプとの相性もバッチリ。どんなデバイスでも極上のマスカットをお楽しみいただけます。
個人的には果実感というよりもマスカットジュースを飲んでいるような感覚を受けました。
あと当ブログですのでPODやMTLに関する意見は(ご要望があれば対応しますが)、低抵抗高ワットの爆煙セッティングにも好相性というのは本当にありがたい限りです。
味もマレーシア産とまではいかないものの、国産リキッドにしてはかなり濃い目に作られていると感じるので、PODでじんわり吸ってもかなり美味しそうではありますね。
テイスティングを実施する環境について
以下のようなセッティングでマスカット極をテイスティングしました。
- MOD:EHPRO Cold Steel 100
- アトマイザー:Hell Vape Dead Rabbit RDA V2
- ドリップチップ:KEMURI PRODUCT 810
- ワイヤー:WOTOFO プリメイドコイル
- 内径:2.5mm
- 抵抗値:0.25Ω
- コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は50Wから10W刻みで、70Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はDLです。
Dead Rabbit RDA V2 0.25Ω、50W設定
氷なしで注がれたマスカットジュースのような味わいだなと感じられました。
清涼感がない分だけマスカット特有の香りや甘さが強調されています。
後味にしつこさがないのはものすごく好印象です。
ベタベタっとした甘さではなく、若干のお菓子感といいますかキャンディっぽくはあれど、割と吸いやすい部類に入ると思います。
勿論甘い味が苦手な方はちょっと控えたほうが良いのでしょうが、自分としてはこれくらい甘いほうが好きですね。
Dead Rabbit RDA V2 0.25Ω、60W設定時
60Wにすると若干ではありますが、マスカットの皮の感じが前に出てきます。
比べてみると50Wが皮を剥いたマスカットで、60Wが皮ごと食べたマスカットの味といったところでしょうか。
葡萄の皮なので若干の渋みのようなものも感じられます。
50Wと60Wのどちらかが良いかは普段どうやってぶどうを食べているかで決まるんじゃないかなと思います。
Dead Rabbit RDA V2 0.25Ω、70W設定時
ここまで出力を上げると、ブドウ味であることはわかりますが、かなり味の輪郭がぼやけて、甘み以外の要素を感じにくくなってしまいます。
個人的には50Wで吸うのが一番好みでしたかね。
味が重過ぎず、そして甘過ぎずでとても良いバランスに感じられました。
りきっどや “マスカット極”はどんな人におすすめのリキッドか?
マスカット好きな方にぜひ試していただきたいリキッドです。
あとはリキッドにコスパを求める方にも全力でおすすめです。
清涼感があった方が嬉しいという方は同じりきっどやの鬼メンソールなんかをちょい足しすると幸せになれるかもしれません。
りきっどや “マスカット極”のおすすめポイントはどこか?
値段の安さと、味わいの安定感。
POD、MTL、DLと吸い方を問わない柔軟性。
本商品の売りとしてはそんなところが挙げられるかと思います。
個人的にはフルーツ系はDLで吸いたいので、それ一択になってしまいますが、多分Favostixなんかで吸ってもかなりいけそうな味わいではあります。
りきっどや “マスカット極”の似合うシチュエーションは?
癖のないリキッドなので、逆に似合わないシチュエーションのほうが少ないくらいです。
個人的には食後のお茶なんかと一緒にプカプカ吸っているとバッチリハマる感じはありました。
寝る前にメンソール系の刺激がほしくない時なんかもこれがぴったり来ますね。
まとめ
りきっどやのマスカット極は、非常にコスパの優れたマスカット味のリキッドです。
リアル寄りのマスカットと言うよりも、若干お菓子系の味わいがありますが、そこもまた甘いもの好きにはたまらないポイントですね。
春の新作としてもも極と並んで要チェックの一本です。