ベイパーの皆さん、こんにちは。
今回も前回に引き続きHiLIQの夏日新作シリーズから、Red Dorayakiをレビューしていきます。
商品の提供はHiLIQ様です、ありがとうございます。
思いっきりどら焼きと書いてある時点で、あの国民的人気を誇る「青いロボット」の大好物の味わいが脳裏をよぎります。
筆者は東京で生まれ育ったので、「上野のうさぎや」などの名店のどら焼きを贈答品でもらう機会が多く、子どもの頃からどら焼きという食べ物が大好きでした。
ですのではたしてリキッドでどのようにどら焼きが再現されているのか?
とても気になる部分ではあります。
はたして本リキッドのあんこ感は、どらやきとして再現されているのでしょうか?
それともまた別の違った和菓子として表現されているのでしょうか。
非常に期待しつつ、それではこれからリキッドを詳しく見ていくことにします。
- HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)のリキッド概要
- HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)のテイスティング環境
- HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)はどんな人にオススメのリキッドか?
- HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)はどんなシチュエーションに合うリキッドか?
- まとめ
HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)のリキッド概要
ボトルのデザインですが、中央に美味しそうなどら焼きのイラストが描かれています。
これを見た瞬間脳内で「のび○くーん」という声が再生してしまうのは自分だけでしょうか。
そしてよく見るとどら焼きの上でネコが寝ているので、そういえばドラ○もんは猫型ロボットだったななんてことまで思い出してしまいます。
このデザインがどこまで狙ってやっているものなのかわかりませんが、藤子・F・不二雄先生のアニメを見て育った私としては心を鷲掴みにされました。
以下にHiLIQの公式サイトの説明文を引用します。
「程よい甘さの粒あんとしっとり柔らかい生地がよく合うどら焼きをリキッドで味わうために仕上げた逸品です。
天気のいい日、景色のいいところに座って、お茶系リキッドと交互に吸えば、爽快な気持ちになれるでしょう。」
日本に生まれ育った身としてはあんこの味にもこだわりがあります。
果たしてあんこの味そして生地のふっくらとした甘みが、どのようにしてリキッドの中に表現されているのか、興味が尽きません。
前回レビューをしたHiLIQのグリーンバンデットはあずきバーのような味わいが特徴のリキッドでした。
リキッドの原材料ですが、プロピレングリコール(PG)、ベジタブルグリセリン(VG)、香料となっています。
VG:PG比率は70:30です。
本リキッドはHiLIQさんのサイトで注文する時にVG:PG比率を50:50に変更することが可能です。
また海外通販ならではの点としては、差額はかかりますがリキッドをニコチン入りにすることも可能です。
個人輸入の場合ニコチン入りリキッドは月120mまでという総量規制がありますが、ニコチン入りリキッドを手軽に手に入れたいという方にとっては良いオプションではないでしょうか。
ボトルはベイパーの皆さんにはおなじみのチャイルドロック式のユニコーンボトルです。
この記事を書いているのは夏場なのですが、夏休みで子どもがずっと家に居て、なかなか安心して一服ができないというベイパーさんも多いのではないでしょうか。
そんな時遊び回る子どもが仮に触れて落としてしまっても、ガラス製ではないので割れる心配がないというのは、非常に有り難い点です。
またスポイト式のキャップと比べて、リキッドチャージのやり易さはこちらの方が格段に上です。
さてテイスティングを始める前に、恒例の匂いチェックから行ってみたのですが、キャップを開けた瞬間漂ってきたのはあんこの良い匂いでした。
筆者は甘党かつ和菓子好きなので、多少評価が甘くなっている可能性はありますが、この匂いの再現度はかなりのものです。
HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)のテイスティング環境
レッドどら焼きをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
MOD:EHPRO Cold Steel 100
アトマイザー:Ammit MTL RDA
ドリップチップ:KEMURI product Chubby 510
ワイヤー:Ni80 25g
内径:3mm
抵抗値:0.43Ω
コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は25Wから5W刻みで、40Wまでをテイスティングしていきます。吸い方はやや軽めのMTL〜重めのDLです。
25W設定時
まず最初に25Wで吸っていきます。
ファーストインプレッションは圧倒的におしるこです、あんこではなくおしるこです。
そのあと息を吐き出す時にどら焼きの生地感がうっすら顔を出してきます。
これは冬場になるとしるこドリンクなどをついつい買ってしまう人にとっては、とてもたまらない味わいなのではないでしょうか。
このレビューを書いているのは真夏の猛暑日ですが、真冬の寒い時に吸うときっともっと美味しく感じることだろうなと思います。
30W設定時
30Wまでワット数を上げたところおしるこっぽさと甘みが更に増し、ますます甘味処にいるような気分になりました。
前回レビューした同じ夏日新作シリーズのグリーンバンデッドと比べると、レッドどら焼きの方が癖がなく素直に甘みを味わえる出来上がりになっています。
和菓子等の人にはぜひ一度この設定で吸ってもらいたいですね。
35W設定時
ここからはエアホールを全開にしてやや重めのDLで吸っていきます。
甘さとおしるこ感は一切ブレることなく、DLでも普通に味が出ています。
ただものすごく甘いので、チェーンはキツイですね。
40W設定時
更に味が濃くなって、濃厚なミストを堪能することが出来ました。
ただこれは真夏に外で吸うのは結構キツイだろうなと思います。
冬にこたつに入りながら吸ったりすると気分が出そうな味わいです。
HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)はどんな人にオススメのリキッドか?
甘党かつ和菓子等の人は要チェックのリキッドです。
しるこドリンクが好きな人も見逃すことの出来ない一品です。
逆にあんこが苦手だったり、甘いものが苦手な人は避けたほうが無難でしょう。
味の構造自体は分かりやすいので、シンプルに甘みを味わうことが出来ます。
HiLIQ(ハイリク)”Red Dorayaki "(レッドどら焼き)はどんなシチュエーションに合うリキッドか?
冬の寒い日に暖房に当たりながら吸うというのがよく似合うリキッドです。
エアコンではなくこたつに入って吸ったりすると、ますます雰囲気が出てきます。
和な味わいのリキッドですので、和なシチュエーションで吸うのがおすすめです。
一緒に飲むのは渋い日本茶などが良くあうことでしょう。
まとめ
HiLIQのレッドどら焼きは、和菓子好きに全力でおすすめできるおしるこ風味のリキッドです。
日本人の琴線に触れる懐かしい甘さで、おやつの時間にピッタリです。
夏向けではないですが、寒くなる時期に向けてお手持ちのストックに入れておいて損はない商品です。