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【fcukin’ FLAVA CREAM Series ”BLUE LABEL”のレビュー】グラハムクラッカーの風味豊かなリキッド

fcukin’ FLAVA(ファッキンフレーバー)CREAM Series(クリームシリーズ)の”BLUE LABEL”(ブルーラベル)は、グラハムクラッカー(アメリカのクラッカー)風味のリキッドです。

BLUE LABELは全粒粉の風味豊かな非常に香りの良いリキッドです。

グラハムクラッカーがお好きな方におすすめしたいリキッドとなっています。

BLUE LABELを低ワット帯で吸うと甘さは控えめです。

香りの良いリキッドをチェーンしたいという人におすすめです。

逆に高ワット帯で吸うと甘みが強く感じられます。

甘党の方にはこちらの設定のほうがおすすめです。

以下では

・このリキッドの似合うシチュエーション

・推奨のテイスティング環境

などについて触れながら、BLUE LABELのフレーバーについてレビューしていきます。

fcukin’ FLAVA CREAM Series ”BLUE LABEL” はどんなリキッドなのか?

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fcukin’ FLAVA CREAM Series ”BLUE LABEL” のボトル

BLUE LABELはアメリカでよく食べられているグラハムクラッカーの味が中心となったリキッドです。

このグラハムクラッカーはグラハム粉(全粒粉)を利用したクラッカーです。

アメリカではそのまま食べたり、カナッペにしたりして使われることが多いです。

日本では細かく砕いたグラハムクラッカーをケーキやタルトの土台にするのが一般的な用法です。

fcukin’ FLAVAの公式サイトでは、昔懐かしいチーズケーキ味に加えてグラハムクラッカーの味がするのだと説明されています。

ですが、実際に吸ってみるとチーズケーキよりもグラハムクラッカーの主張の方が圧倒的に強いです。

本リキッドで再現されているのは、グラハムクラッカーの味が90%で、残りの10%がチーズケーキといった割合です。

fcukin’ FLAVA CREAM Series ”BLUE LABEL” の基本情報

BLUE LABELの生産国はマレーシアです。

原材料はプロピレングリコール(PG)、ベジタブルグリセリン(VG)、香料、甘味料となっています。

甘味料が入っているので、連続使用した場合ガンクが付着しやすいです。

その点注意するようにしてください

VG:PG比は50:50です。

最近にしては粘度が低く柔らかい部類に入るリキッドです。

クリアロやPOD型で本リキッドを利用する際、コイルへの染み込み具合が良くなることが期待できます。

ニコチンは成分中に含まれておりません。

禁煙目的でVAPEを始める方でも安心して使用できるリキッドです。

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チャイルドロック付きのユニコーンボトル

ボトルの形状ですが、ベイパーの皆さんには御馴染みのチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。

お子さんやペットのいらっしゃる環境でも安心して使うことが出来るのがこのボトルの利点です。

ノズルの先端もしっかりと細くなっています。

リキッドチャージも非常にやりやすいです。

ファッキンフレーバー「ブルーラベル」をテイスティングしてみました

ブルーラベルはどのワット帯で吸っても、全粒粉の香ばしい匂いがします。

全体的に味は軽めです。

なのでチェーンスモークにも向いています。

テイスティングの前には恒例の匂いチェックを行いました。

蓋を開けると同時にグラハムクラッカーの香ばしい匂いが立ち込めます。

チーズケーキは匂いの中には現れてきませんでした。

テイスティングを実施する環境について

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この環境でテイスティングを実施しました

ブルーラベルをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。

MOD:EHPRO Cold Steel 100

アトマイザー:Mas Mods Axial RDA

ドリップチップ:KEMURI product 810 Straight Titanium

ワイヤー:WOTOFO プレビルドクラプトンコイル(Framed Staple Clapton)

内径:3mm

抵抗値:0.40Ω

コットン:Perfection Wicks

この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。

今回は40Wから10W刻みで、60Wまでをテイスティングしていきます。

といつもだったらここまでなのですが、今回は75W設定でも吸ってみました。

吸い方はやや重めのDLです。

Axial RDA、0.4Ω、40W設定時

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Axial RDA、0.4Ω、40W設定時

グラハムクラッカーの全粒粉の香ばしさが口いっぱいに広がります。

味わいの中にチーズケーキ感はあまりありません。

甘さもあまりないので非常に吸いやすいです。

ただこのリキッドにはスイーツ系として甘さを期待していました。

その点ちょっと拍子抜けであることは否めません。

ワット数を上げていくことで味が化けていくことを願うばかりです。

Axial RDA、0.4Ω、50W設定時

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Axial RDA、0.4Ω、50W設定時

香ばしいクラッカーが好きな人にはたまらない味わいです。

味の主役はグラハムクラッカーであることには変わりがありません。

ですがチーズケーキっぽいコクのある甘みが少しだけ顔を覗かせるようになりました。

あくまでもほんの少しですが。

Axial RDA、0.4Ω、60W設定時

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Axial RDA、0.4Ω、60W設定時

スイーツ系としての味のバランスが良くなってきました。

甘みの主張は50Wの時より強いです。

ですがこのワット数になってもまだまだチーズケーキっぽさは弱いです。

Axial RDA、0.41Ω、75W設定時

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Axial RDA、0.4Ω、75W設定時

ここまでワット数を上げるとスイーツらしい味わいがかなり出てきます。

ですが個人的にこれはチーズケーキのリキッドだとは分類できません。

グラハムクラッカーが主材料のスイーツとしか言いようのない味です。

75Wで吸うと香ばしさと甘さはとても良い感じです。

このリキッドに関しては高ワットで思いっきり焚いた方が美味しいのではないかというのが結論です。

ファッキンフレーバー「ブルーラベル」はどんな人におすすめのリキッドか?

グラハムクラッカーがお好きな方におすすめのリキッドです。

クラッカーに何も付けずにそのまま食べてる人だったら高確率で気に入る味です。

低めのワット数だと甘さもあまりありません。

非常にあっさりと全粒粉の香ばしさを味わうことが出来ます。

BLUE LABELは公式の説明文にはチーズケーキのフレーバーだと書いてあります。

ですがグラハムクラッカーが味のメインなので注意するようにしてください。

「ブルーラベル」のおすすめポイントはどこか?

圧倒的な全粒粉の香ばしさが第一のおすすめポイントです。

全粒粉入りの焼き菓子の香りが好きな人にはたまらない味わいです。

スイーツ系の割にあっさりとした味なのも良い点です。

味にくどさがないのでチェーンスモークしてもしつこく感じることはありません。

「ブルーラベル」の似合うシチュエーションは?

午後のコーヒータイムにBLUE LABELを吸ってみたところ、とても美味しかったです。

コーヒーの味わいも、リキッドの味わいも両方引き立ちます。

いつものコーヒータイムよりも格段に美味しく感じることが出来ました。

勿論コーヒーではなく紅茶などにもよく合います。

まとめ

fcukin’ FLAVAのBLUE LABELは、グラハムクラッカーの味を再現した非常に香ばしいリキッドです。

チーズケーキとグラハムクラッカーの組み合わせはスイーツっぽい味わいを想像させます。

ですが甘さとチーズケーキ感は控えめです。

あくまでもグラハムクラッカーの香ばしさが味の中心です。

アメリカンな味わいがお好き方に特におすすめのリキッドです。