PHATJUICE(ファットジュース)のRED SLUSH(レッドスラッシュ)は、グアバと南国フルーツに僅かな清涼感が加えられたとても吸いやすいリキッドです。
PHATJUICEといえば最近はBLUE SLUSHが大ヒットをして、常に品薄状態が続いているメーカーです。
RED SLUSHはBLUE SLUSHと同じ"SLUSHシリーズ"に位置づけられたリキッドです。
最初に大まかな分類をするとフルーツ系のリキッドです。
味の構成としてはグアバがメインです。
そこにプラスして幾種類かの南国のフルーツが入っています。
またBLUE SLUSHと同じく僅かに清涼剤が加えられています。
ただし清涼剤の効き方はあまり強くありません。
清涼剤でむせたりしがちな人でも安心して吸うことが出来るレベルです。
グアバの味が好きな人だったら突き刺さる味わいです。
さすがBLUE SLUSHを生み出したメーカーだと唸らされます。
以下では
- 推奨のテイスティング環境
- このリキッドがおすすめの人
- このリキッドのおすすめポイント
- このリキッドの似合うシチュエーション
などについて触れながら、RED SLUSHのフレーバーについてレビューしていきます。
PHATJUICE ”RED SLUSH” はどんなリキッドなのか?
RED SLUSHは爽やかな吸い心地が特徴のフルーツ系リキッドです。
グアバや他の南国フルーツがミックスされています。
家にいながらにしてリゾート気分を味わうことの出来るリキッドです。
清涼剤が僅かに加えられています。
そのことが吸った時の爽快感に非常に貢献しています。
味は甘すぎず清涼剤も強すぎずの、ものすごい良いバランスです。
チェーンスモークが捗る系のリキッドですね。
PHATJUICE ”RED SLUSH” の基本情報
RED SLUSHの原産国はマレーシアです。
マレーシア産のフルーツ系リキッドらしく、エッジの効いたしっかりとした味わいが特徴です。
成分はベジタブルグリセリン(VG)、プロピレングリコール(PG)、人口 / 自然香料です。
成分中にニコチンは含まれておりません。
禁煙目的でVAPEを吸われる方にも安心の仕様です。
内容量は60mlとなっています。
ボトルの形状ですが、チャイルドロック付きのユニコーンボトルです。
小さなお子さんやペットのいる環境でも安心して使うことが出来ます。
ノズルの先端はしっかりと尖っています。
RDA、RTA、RDTA、クリアロ、PODのどれを使用していてもリキッドチャージは非常にやりやすいです。
ファットジュース「レッドスラッシュ」をテイスティングしてみました
味わいはとてもくっきりしています。
ですが不思議と後味がさっぱりしていてとても吸いやすいです。
グアバとトロピカルフルーツと清涼剤の配合バランスが絶妙なのでしょう。
この軽めの喫味が癖になって、ついつい何パフもしてしまいます。
ブルースラッシュもそうでしたが、このレッドスラッシュも癖の少ないリキッドです。
フルーツ系リキッドが好きな方にはたまらない味わいです。
リキッドの匂いについてですが、グアバがメインのミックスジュースのような香りです。
夏のビーチがよく似合う香りです。
砂浜で寝っ転がりながら吸ったらきっと最高の気分でしょう。
テイスティングを実施する環境について
レッドスラッシュをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
MOD:ASMODUS Colossal 80W
アトマイザー:WOTOFO Recurve RDA
ドリップチップ:ぴっぴドリチ りず 810
ワイヤー:WOTOFO プレビルドクラプトンコイル
内径:3mm
抵抗値:0.24Ω
コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は40Wから10W刻みで、60Wまでをテイスティングしていきます。
吸い方はDLです。
Recurve RDA、0.24Ω、40W設定時
とても軽い味わいのフルーツ系リキッドです。
グアバがふわっと香って、すーっと抜けていくような感じです。
フルーツの香りは非常に良いです。
ですが甘みはこの設定ではあまり強くありません。
このワット数だと香りは良いのですがいささか薄味過ぎますね。
正直ぼんやりした味わいのリキッドだとの印象を受けました。
ワット数をもっと上げた方が、味にパンチが出て良いのかもしれません。
Recurve RDA、0.24Ω、50W設定時
グアバの力強い味と、南国フルーツの爽やかさが高次元で融合しています。
甘みもぐっと増してきました。
甘いフレーバーを吸ったせいか脳への刺激もかなりあります。
40Wの時よりも吸いごたえは格段に上がりました。
僅かな清涼剤が入っていることもポイントです。
吸い終わった後の口内の甘ったるさを良い感じで抑えてくれます。
やはりマレーシア産リキッドは低抵抗高ワットで焚くと美味しいです。
40Wと比較して本当に同じリキッドかと思うくらい味がしっかり出るようになりました。
味わいのあまりの違いにちょっとビックリしています。
個人的にレッドスラッシュのスイートスポットはここだなと感じられました。
Recurve RDA、0.24Ω、60W設定時
甘みがさらに増して、下手なスイーツ系リキッドより甘く感じられるようになりました。
グアバとその他のフルーツもしっかり仕事はしています。
ですがこのワット帯での主役は甘さです。
フルーツ感をしっかり味わいたい方は50Wでの運用がおすすめです。
甘さとフルーツ感のバランスの取れた味わいを楽しむことができます。
逆に甘党の方は60Wの方が良いでしょう。
ガッツリとした甘さを堪能することができます。
ファットジュース「レッドスラッシュ」はどんな人におすすめのリキッドか?
グアバがお好きな方におすすめのリキッドです。
また癖の少なめのフルーツ系リキッドを探している方にもおすすめです。
レッドスラッシュはグアバがメインのリキッドです。
メロンが主役だったブルースラッシュほど万人受けする味ではないかもしれません。
ですが、南国フルーツ好きにはたまらない美味しさを持つリキッドです。
ファットジュース「レッドスラッシュ」のおすすめポイントはどこか?
グアバを中心とした味の組み立て方のバランスの良さが、第一のおすすめポイントです。
甘みや酸味などの要素が実にバランスよく配合されています。
フルーツ系がお好きな方にはかなりの確率で突き刺さる味わいです。
また嫌味ではないほどの清涼剤が加えられていることもポイントです。
そのおかげで濃い味のリキッドですが、後味はスッキリしたものになっています。
試飲だということを忘れてついついチェーンを重ねてしまうほどに美味しいリキッドです。
兄弟作のブルースラッシュとともに、完成度の高いリキッドですね。
ファットジュース「レッドスラッシュ」の似合うシチュエーションは?
グアバが主役のトロピカルなリキッドなので、夏の海などで吸うのがよく似合います。
沖縄やハワイのビーチなどがぴったりくるような印象です。
甘いリキッドを吸ってリラックスしたいという時にもおすすめです。
甘さとほんのりとした清涼感が癖になること請け合いです。
筆者はコーヒーブレイクの時間にレッドスラッシュを吸ってみました。
そうしたところ心底くつろいだ時間を過ごすことができました。
多分これはどんな状況で吸っても美味しいリキッドなのでしょう。
まとめ
PHATJUICEのRED SLUSHは、自宅でリゾート気分を味わえるトロピカルな雰囲気満載のリキッドです。
グアバや南国のフルーツがお好きな方には全力でおすすめしたいリキッドです。
ただ甘いだけではなくほんのりと清涼感も感じられます。
なのでフルーツ系をサッパリ吸いたいという方にもおすすめです。
BLUE SLUSHの次はRED SLUSHにも手を出してみるのはとても良い選択肢です。