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E-Lab “Blahma(ブラフマ)” リキッドのレビュー!アニスの薫る爽やかなリキッド

Vaperの皆さん、こんにちは。

今回はE-Labから発売されているリキッド”Blahma(ブラフマ)”をレビューしていきます。

Blahmaの特徴ですが、アニスの香りが全面的に押し出されています。

ペルノーアブサンといったドリンクが好きな方には、たまらない味付けになっている点が挙げられます。

またBlahmaはメンソールが入っています。

メンソールがアニスと手を組むことで、なんともいえない爽やかさをかもし出しています。

何しろアニスは独特の香りを持つので、本リキッドも人によっては香りだけでNGの方もいるかもしれません。

その逆もまた然りで、気にいる人はとことん気に入るリキッドに仕上がってます。

それではこれから詳しく商品の方を見ていきます。

Blahma(ブラフマ)の商品情報

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Blahmaボトル

ラベルは非常にシンプルです、緑が基調のデザインとなっており、商品名が中央に掲載されています。

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Oriental Tea&Made in Hakataの表記

ラベルの端の方には「Oriental Tea」の表記があります。

E-Labの公式ホームページによると、本リキッドはストレートティーにアニスやジャスミンの香りを加えています。

仕上げにほのかなメンソールを入れて、香りをまとめ上げたリキッドだとのことです。

確かにアブサンやペルノーに似た香りとともに、中東で味わうことの出来る薄荷茶(ハッカのお茶)ぽさを感じることが出来ます。

広い意味でのお茶系リキッドと呼ぶことが出来るかもしれません。

原材料はVG(ベジタブルグリセリン)、PG(プロピレングリコール)、香料となっています。

リキッドのVG:PG比は70:30です。

国産リキッドなので当然ですが、ニコチンは含まれていません。

原産地は博多で、ラベルにも大きな文字でMade in Hakataの記載があります。

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チャイルドロック付きのユニコーンボトル

ボトルは安心と安全のチャイルドロック式ユニコーンボトルとなっています。

蓋を開けてみるとノズルが尖っているのが分かります。

非常にリキッドチャージがしやすい形状です。

ブラフマをテイスティングする環境について

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この環境でテイスティングをします

本レビューでは以下の環境で試飲を行います。

MOD:EHPRO Cold Steel 100

アトマイザー:Galaxies MTL RDA

ワイヤー:カンタル26g

内径:3mm

抵抗値:0.84Ω

コットン:Perfection Wicks

この環境でワット数を徐々に上げていき、15W〜25Wの範囲内での味の出方を見ていきます。

Blahmaの味の感想

まずはリキッドの匂いチェックから行っていきます。

支配的なのはやはりアニスの香りで、そこに追従するように薄荷の匂いがやってきます。

甘ったるいと言うほどではありませんが、心地よい程度の甘さも感じられます。

個人的には中東を訪れた時に飲んだ薄荷茶や、アブサンやペルノーといったリキュール類を思い起こさせる香りでした。

それではこれから実際に吸っていきます。

Blahma 15W設定時の味の出方

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Blahma 15W設定時

まずは15W設定で吸ってみます。

エアホールは最小です。

最初に口の中に飛び込んできたのは華やかなアニスの香りです。

そこに甘さとお茶っぽいほろ苦さ、メンソールの冷たさが混ざり合っています。

一言で表現するのが非常に難しい味わいになっています。

イメージとしては濃く淹れた薄荷茶、もしくはペルノーのソーダ割りに近いように感じられました。

味わいが複雑ではありますが非常によくまとまっていて、実に美味しいだらだら吸い続けたくなるリキッドです。

Blahma 20W設定時の味の出方

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Blahma 20W設定時

次に20Wまで上げて吸ってみます。

こちらもエアホールは最小です。

甘みの主張と清涼感はこちらの方が上に感じられました。

フレーバー全体の力強さが増している印象を受けます。

味わい全体の繊細さは15Wの時の方がよく感じることが出来ました。

ただ、アタック感はこちらのほうが上なので、そのあたりはお好みで選んでいただければと思います。

Blahma 25W設定時の味の出方

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Blahma 25W設定時

最後に25Wで吸ってみました。

エアホールは全開にしてあります。

ここまでワット数を上げると、苦味の主張が弱くなってきて、甘さと清涼感が支配的なリキッドに表情を変えます。

エアホールを全開にして吸ってみましたが、煙が爽快感にあふれています。

メンソールがOKな人だったらDLでもいけるかもしれないと思いました。

恐るべきことに、15W〜25Wまでそれぞれのワット数で表情こそ違いましたが、アニスとメンソールの作り上げる独特の世界観を堪能することが出来ました。

人によって好みの設定が大きく異なるリキッドは多々存在しますが、このBlahmaもその一つだということが出来るでしょう。

Blahmaはどんな人にオススメか?

アブサンやペルノーといったリキュール類の好きな方、薄荷茶が好きな方には全力でおすすめしたいリキッドです。

本当にわかりやすくアニスが薫るので、アニス好きの人にはたまらないでしょう。

また結構甘い味のするリキッドなので、お茶系でオリエンタルかつ甘めなものをお探しの方にもピッタリ来ると思います。

逆にアニスが苦手という方にはおすすめできません。

Blahmaはどんなシチュエーションに合うのか?

甘さ、苦さ、清涼感と揃っているリキッドなので、気分をリフレッシュしたい時に吸うと効果てきめんです。

筆者もこのレビューを書きながらBlahmaを吸っていますが、疲れた脳のクールダウンに一役買ってくれます。

食事の後の一服として頂いても口の中がさっぱりして、非常に美味しいです。

まとめ

E-labのBlahmaは、アニスの薫るオリエンタルな雰囲気満載のリキッドです。

甘味と苦味と清涼感が渾然一体となって、複雑ですが爽快な味わいを作り出しています。

アニスの好きな人、アブサンやペルノーを好んで飲む人、薄荷茶が好きな人などに特におすすめできるリキッドです。

味わいとしては結構甘みが強いので、食後のデザート代わりの一服としてもよく合います。