ベイパーの皆さん、こんにちは。
今回は当ブログでは登場頻度の高いIZANAMIからバニラコーヒーチョコレートをレビューしていきます。
本リキッドの特徴ですが、公式サイトの説明文を引用すると
「バニラベースにコーヒーとチョコをブレンド。
ホッとする甘さのリキッド。
濃い目で製作していますので若干ガンクはつきやすいです。
RDAでぜひお試しください。」
とのことです。味のベースがバニラということで甘い系統のリキッドであることは容易に想像がつきます。
コーヒーとチョコがそれにどう絡んでくるのか?
が、とても気になるところです。
コーヒーとバニラの組み合わせはコーヒーフロートやアフォガードなどといったドリンクやデザートがあることからも分かる通り、約束された美味しさです。
果たしてこの組み合わせのリキッドを吸ったとき、どんな味わいが出てくるのかが非常に楽しみです。
それではこれからリキッドの方を詳しく見ていきます。
- TAMA VAPE(タマベイプ) IZANAMI (イザナミ) “Vanilla Coffee Chocolate(バニラコーヒーチョコレート)” のリキッド概要
- TAMA VAPE IZANAMI “Vanilla Coffee Chocolate” のテイスティング環境
- タマベイプイザナミのバニラコーヒーチョコレートはどんな人にオススメのリキッドか?
- TAMA VAPE(タマベイプ) IZANAMI (イザナミ)“Vanilla Coffee Chocolate(バニラコーヒーチョコレート)” はどんなシチュエーションに合うリキッドか?
- まとめ
TAMA VAPE(タマベイプ) IZANAMI (イザナミ) “Vanilla Coffee Chocolate(バニラコーヒーチョコレート)” のリキッド概要
どう転んでも美味しくなるであろう要素を3つかけわせたところに、本リキッドの面白さがあります。
まずはボトルのデザインから見ていきます。
IZANAMIらしく写真を基調とした非常にスタイリッシュなデザインです。
毎回ご紹介しているような気もしますが、被写体となっている女性がIZANAMIの生みの親TAMAMIさんです。
ご両親がケーキ屋さんを営まれているとのことで、IZANAMI独自の味わいにその様な環境が影響しているのかなと思います。
ボトルの形状ですが、ベイパーの皆さんには御馴染みのチャイルドロック式のユニコーンボトルです。
間違って小さな子どもが触るようなことがあったとしても、ただ回すだけでは蓋が開かないので、小さなお子さんのいらっしゃる環境でも安心して置いておけますね。
勿論リキッドは子どもの手の届かない範囲に置くのが鉄則ではありますが、それにしてもです。
ノズルの形状は先端に向かって細くなっていくタイプで、リキッドチャージもしやすいです。
リキッドの原材料ですが、プロピレングリコール(PG)、植物性グリセリン(VG)、香料となっています。
VG:PG比率は60:40です。
生産国は日本で、当然のことですがニコチンは入っていません。
またIZANAMIのリキッドは日本食品分析センターによる成分解析を受けており、その結果ジエチレングリコール、ニコチン、ホルムアルデヒドといった有害物質は検出されませんでした。
健康志向の人でも手を出しやすいリキッドだということが出来ます。
さてテイスティングの前に恒例の匂いチェックを行います。
コーヒーの香ばしさにチョコとバニラの甘さが合わさって、なんともいえずいい香りです。
これは早く吸わなくてはということで、これからテイスティングを行っていきます。
TAMA VAPE IZANAMI “Vanilla Coffee Chocolate” のテイスティング環境
バニラコーヒーチョコレートをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。
MOD:EHPRO Cold Steel 100
アトマイザー:Ammit MTL RDA
ドリップチップ:KEMURI product Chubby 510
ワイヤー:Ni80 25g
内径:3mm
抵抗値:0.67Ω
コットン:Perfection Wicks
この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。
今回は15Wから5W刻みで、30Wまでをテイスティングしていきます。
15W設定時
最初は15W、エアホール1個開けの状態から吸っていきます。
チョコの香りとコーヒーの焙煎感が強く感じられました。 そこにバニラ由来の甘さが被さってきて、MTLでじんわり吸うのにとても向いています。
バランスの良い味わいですが、ワット数を上げると全く表情を変えそうな予感もします。
20W設定時
次に20Wまで出力を上げてみました。
甘さが15Wの時よりも強く感じられて、甘党の人(含む自分)にはたまらない味わいです。
コーヒーはほろ苦さと言うより、香り高さを演出するのに一役買っています。
チョコの主張は15Wの時よりも弱くなっています。
25W設定時
25Wで吸う前にエアホールを2個開けにしました。
やや軽めのMTLで吸ってみたところ、味わいに軽さが出てきて、これまた美味しく吸うことが出来ました。
これまで味を下支えしていたバニラが急に全面に出てきて、バニラコーヒー的な味わいを作り出しています。
甘みもかなりしっかりと出ているので、この設定はかなりおすすめですね。
30W設定時
最後に30Wで吸ってみました。
甘さは25Wの時より格段に増しているので、甘い系統のリキッドが好きな方はこれくらいで吸うのが良いでしょう。
バニラが味の前面に出ていますが、そこにチョコとコーヒーが絡むことで、複雑だけど吸いやすいバランスを保っています。
タマベイプイザナミのバニラコーヒーチョコレートはどんな人にオススメのリキッドか?
重すぎないコーヒー系リキッドをお探しの方や、香ばしさのあるバニラ系のリキッドをお探しの方におすすめです。
ワット数を変えると味の印象が激変するリキッドなので、その辺りを楽しみたいという方にもおすすめです。
またワット数を上げれば上げるほどどんどん甘みが増すので、甘党の方にも良い選択肢になるでしょう。
TAMA VAPE(タマベイプ) IZANAMI (イザナミ)“Vanilla Coffee Chocolate(バニラコーヒーチョコレート)” はどんなシチュエーションに合うリキッドか?
コーヒーブレイクの時に吸うと、バッチリハマる感じです。
疲れた脳と体に優しい甘さが染み渡ってきます。
夜の一人静かな時間を過ごすのにも、とても良く似合うリキッドです。
コーヒーの香りはしますがノンカフェインなので、寝る前に吸ってリラックスするのもいいですね。
まとめ
IZANAMIのバニラコーヒーチョコレートは、バニラ、コーヒー、チョコレートの3つの要素が絡み合う、非常に香り高いリキッドです。
ワット数によって味の印象がガラッと変わるため、お好みの味を探す楽しみもあります。
一押しなのは25〜30Wくらいの甘さの主張が強い味わいですが、勿論それ以外でも深い味わいを楽しむことが出来ます。
IZANAMIはバニラの使い方が上手なリキッドメーカーなので、本リキッドもとても美味しく吸うことが出来ました。
甘党かつコーヒー好きの方には鉄板の一品ですね。