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【Yailabo “Apple Tobacco” のレビュー】この組み合わせは間違いないリンゴ&タバコのリキッド

YailaboApple Tobaccoは、高抵抗ではタバコのスモーキーさが、低抵抗ではリンゴのジューシーさが全面に出る非常に味わい深いリキッドです。

本製品のご提供はYailabo様からです。本当にありがとうございます。

多分このリキッドを購入された方の多くはMTLで高抵抗でじんわりと吸われていることだろうと思います。

その方がタバコ系ならではの喫味感は強く感じられます。

ただ筆者のようにタバコ系がそれほど得意ではない人でも、低抵抗DLで吸うことでリンゴのみずみずしさとその味わいを下支えする仄かなたばこ味というバランスを堪能することが出来ます。

DLで吸うとリンゴの自然な甘さを存分に味わうことが出来ますし、タバコが入っていることで甘さをくどく感じさせない点も実に吸いやすくて良いですね。

本レビューでは主としてDLで吸った時の印象を取り扱おうと考えています。

以前同じYailaboのPeagurcoを紹介したときに「タバコ系デビューに最適」だと書きました。

本リキッドもMTLだとタバコがガツンと来ますが、DLだとリンゴ8:タバコ2くらいの割合になります。

なのでリンゴが好きという方にはぜひぜひ試していただきたい一本ですね。

本レビューでは

  • Apple Tobaccoの概要
  • 推奨のテイスティング環境
  • このリキッドがおすすめの人
  • このリキッドのおすすめポイント
  • このリキッドの似合うシチュエーション

などについて触れながら、Apple Tobaccoのフレーバーについてレビューしていきます。

Yailabo “Apple Tobacco” はどんなリキッドなのか?

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Yailabo "Apple Tobacco" のボトル

爽やかな味わいのリンゴと、スモーキーなフレーバーのタバコが合わさった、MTLでもDLでもどちらでもOKな万能リキッドです。

ただしMTLで吸った時と、DLで吸った時で味の印象はガラッと変わります。

MTLの時はタバコの味わいが非常に強く、ウッディさ、スモーキーさが全面に出てきます。

筆者のようにあまりタバコ系を得意としない人間にとっては土臭いと感じられることもあるくらい、タバコの主張が激しいです。

ただそこに爽快なリンゴの味わいが乗っているので、ただ味わいが重いだけのリキッドというわけではなく、ついついチェーンをしたくなるような魅力が感じられる出来栄えです。

一方DLで吸ってみると今度は味の主役がリンゴになります。

タバコ感は感じられなくもないのですが、ややもすれば単調になりがちなリンゴの味に深みを与える役割を担っています。

個人的な吸いやすさで言えばDLの方が格段に上ですね。

本レビューを書きながらひたすらRDAにドリップをして、リンゴの美味しさを満喫しまくっています。

Yailabo “Apple Tobacco” の基本情報

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チャイルドロック付きのユニコーンボトル

Apple Tobaccoの生産国は日本です。

原材料はベジタブルグリセリン(VG)、プロピレングリコール(PG)、香料です。

VG:PGの比率は70:30となっています。

リキッドの容量は3種類用意されています。

それぞれ15ml、60ml、120mlとなっています。

テイスティングを実施する環境について

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この環境でテイスティングをします

以下のようなセッティングでアップルタバコをテイスティングしました。

  • MOD:EHPRO Cold Steel 100
  • アトマイザー:Mass Mods Axial RDA
  • ドリップチップ:KEMURI PRODUCT 810 Titanium
  • ワイヤー:WOTOFOプリメイドコイル
  • 内径:3mm
  • 抵抗値:0.28Ω
  • コットン:Perfection Wicks

この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。

今回は40Wから10W刻みで、60Wまでをテイスティングしていきます。

吸い方はDLです。

Axial RDA 0.28Ω、40W設定時

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Axial RDA 0.28Ω、40W設定時

清涼剤は入っていませんがリンゴの爽やかな味が感じられて、非常にスッキリと吸うことが出来ます。

タバコの癖はほぼほぼ感じられません。

ただちょっとこの設定だと薄味に感じられることは否めませんね。

Axial RDA 0.28Ω、50W設定時

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Axial RDA 0.28Ω、50W設定時

味がぐっと濃くなってきて、吸いごたえが増してきました。

リンゴとタバコの味わいの両方が心地よく感じられて、これはもうとてつもなく美味しいやつです。

果汁たっぷりのリンゴと、そこに味わいのアクセントとなるタバコが仲良く手を取り合っている感じですね。

思わず吸いすぎて部屋の中が真っ白になるくらいのレベルです。

Axial RDA 0.28Ω、60W設定時

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Axial RDA 0.28Ω、60W設定時

最後に60Wで吸っていきます。

リンゴ感はこれまでで一番強く、逆にタバコ感は一番弱くなりました。

リンゴ味が大好きな筆者からしてみればこれくらいの設定が一番美味しく感じられます。

しかし味のまとまり感などを考慮すると50Wというのもなかなかに捨てがたいものがあります。

というわけで当ブログの推奨設定は0.3Ω近辺、50〜60W程度ということにしたいと思います。

これでDLでぷはーっと吸うと、辞め時がなかなか見つからないレベルの美味しさです。

味の濃さも濃すぎるということはないので、多くの人にとってはちょうどいいバランスに感じられることでしょう。

ヤイラボ「アップルタバコ」はどんな人におすすめのリキッドか?

アップルタバコというのはVAPE業界で定番のフレーバーの一つになっています。

この系統の味を探している方であればまず間違いない選択肢になり得る一本です。

タバコ系が本当に駄目という方にはあまりおすすめしかねます。

ですが自分のように多少はタバコ系が吸えるレベルの人であっても、本リキッドに関してはDLで吸うことでタバコ特有の癖が弱まるのがいい感じです。

ヤイラボ「アップルタバコ」のおすすめポイントはどこか?

MTLで吸うと強烈なタバコ感が。

DLで吸うと自然な甘さのリンゴが。

それぞれ主役になって全面に出てくるのが非常に面白いと感じられました。

メンソールをチョい足ししても爽やかさがアップしてかなり美味しいです。

暑くてジメジメしている今の時期に吸ってもくどさが感じられないのもおすすめしたくなるポイントですね。

ヤイラボ「アップルタバコ」の似合うシチュエーションは?

メンソールや清涼剤の類は入っていませんが、うまい感じにリンゴがすっきり感を演出してくれるので、食後の一服に最適なリキッドですね。

お酒を飲まれる方は晩酌のタイミングで吸われるのも良いでしょう。

筆者は禁酒中なので紅茶と一緒にいただきましたが、これもまた非常に風情があってよかったです。

ほのかな甘味を堪能し尽くすために、お茶の場合は無糖で飲まれることをおすすめします。

まとめ

YailaboのApple Tobaccoは、リンゴのジューシーさを堪能できる非常にレベルの高いタバコ系リキッドです。

今回ずっとDLで吸ってきた訳ですが、タバコ系が大好きという方はむしろMTLで吸った方がタバコの主張が強くていいかもしれません。

タバコ系があまり得意ではない、またはリンゴが大好きという方はDLで吸うとタバコの癖があまり感じられないので吸いやすいことでしょう。

Yailaboのタバコ系はどれも確かな個性が感じられて実に味わい深いですね。

個人的にはPeagurco

vapers.hatenablog.com

と並んでDLで大量消費したいリキッドになりました。