今回ご紹介するAspireのminicanは、ひょっとしたら100円ライターより小さいのではと思えるほどのサイズ感が特徴のPOD型デバイスです。
商品のご提供はベプログショップ様です、いつもありがとうございます。
商品の外箱を見た瞬間に「うわ、ちっさ」と思ったのですが、開けてびっくり、中に入っていたのは想像よりさらに小さなPODでした。
出力の調整やパフボタンなどは付いていないので、外見は非常にシンプルです。
個人的にはシンプルな機械というものに心惹かれるので、これはかなり好みですね。
うっかりしたところに置くと、本当すぐに無くしてしまいそうな大きさです。
筆者は普段割と大きめのMOD(21700もしくは18650デュアルのもの)を使用しているので、その中に紛れ込ませると違和感バリバリです。
ですが外出の際にYシャツや胸ポケット付きのTシャツなどにすっと忍ばせるのには最適ですね。
重さも100円ライターよりは流石に重めですが、ポケットに入れていても違和感のない程度です。
Aspireがこんなのを出すんだという驚きと、この小ささで果たして味はしっかり出るのかという疑問の2つがない混ぜになっています。
その当たりを今レビューではしっかりと見ていくことにしていきます。
本レビューですが
- minicanの概要
- 説明書必要事項の和訳
- 実際に吸ってみた感想
- まとめ
このような流れで、minicanについてレビューしていきます。
Aspire "minican" の概要について
以下ベプログショップの記述を転載します。
- 高さ65mm!幅28mm!厚さ15.5mm! 超!超小型のMOD
- 100円ライターと同程度の大きさです!
- 1.2Ωのメッシュコイルを採用!味は濃く出ます!
- ラバー素材で手触りも抜群です。
この文章にminicanの特徴のすべてが記されていると言っても過言ではありません。
まず大きさについてですが、皆さんが想像しておられるサイズよりもかなり小さめです。
駅のキオスクで買うような100円ライターより高さは若干低く、横幅は少しだけ大きめな感じです。
ちょっと大きめのUSBメモリーなんて言われても信じちゃいそうなサイズ感です。
これまで色々と小さなPDOを見てきましたが、これはその中でもダントツに小さいですね。
「小さいは正義」な人にとってはたまらなく魅力的な商品ではないでしょうか。
味については後述するので、ここでは一旦割愛します。
ただし「あの」AspireのPODで、なおかつ「メッシュコイル」採用なので、味が出ることについては間違いないかと思います。
リキッドチャージについてはマグネット脱着式のPODの裏にラバーの栓がはまっているので、それを引っこ抜いてそこからリキチャすればOKです。
他のPODとあまり変わることはないですね。
これまで何らかのPODを使ったことがある方にとっては違和感なく出来る操作だと思います。
PODの取り付けはマグネット式です。
左右どちらでも付けられるようになっているのが地味に便利ですね。
本体の表面は一見プラスチックのように見えるのですが、実はラバー素材でコーティングされています。
これのおかげで手触りがしっとりしているのと、持った時に滑りにくくなっています。
何分小さいデバイスですので、手からするっと滑り落ちそうにもなりそうなものですが、そのあたりをラバーのグリップ力でカバーしている感じです。
以上取り急ぎminicanの特徴を見てきました。
本当に小さいんですよ、これ。
説明書必要事項の和訳
本商品の説明書には日本語対訳が付いていないので、必要と思われる箇所については以下に拙訳ではありますが掲載いたします。
minicanを実際に使われる際にぜひご参考にして頂ければ幸いです。
本機の特徴
- POD容量:2ml
- 内蔵バッテリー容量:350mAh
- サイズ:65.3✕28.1✕15.6mm
- 自動ドロー
- コイル:1.2Ωメッシュコイル(カンタル)
- コイル交換不可
- ボトムからのリキッドチャージ
- バイパスモード
注意事項
※新しいポッドを使う際は、リキッドをチャージしてからそれがコットンに染み渡るまで5分間放置するようにしてください。
※ドライヒットとコイルへのダメージを避けるために、PODのリキッド残量がゼロにならないようにしてください。
※本機はドローを自動検知します。ですのでPODの中身がない状態での吸引はくれぐれも避けるようにしてください。
インストラクション
- インディケーターが白色に点灯:使用中
- インディケーターが白色に10回点滅:ローバッテリー(<3.3V)
保護機能
- 8秒以上の吸引:LEDが白色に2回点灯
- 短絡保護機能:LEDが白色に2秒間点灯
- ローボルテージ保護:LEDが白色に10回点灯
- 過充電保護:自動で充電をストップ
- オーバーヒート保護:自動で電源オフ
実際に吸ってみた感想
今回はJUICEHEADのFREEZE STRAWBERRY KIWIを吸ってみました。
リキチャをして記事を書きながら暫く放置して、10分後に吸ってみたのですが、思ったよりしっかりと味が出ています。
味わいはくっきりというよりは全体がマイルドにまとまっている感がありますね。
ここらへんは流石のAspireですね。
ドローは思ったよりもかなり軽めです。
ですが重過ぎず、軽過ぎずのちょうどいい塩梅だというふうに感じられました。
小型のデバイスでもこれだけ美味しければサブ機としての運用は全然ありでしょう。
まとめ
Aspireのminicanは何よりサイズ感が魅力の超小型のPOD型デバイスです。
バッテリーの容量的にメイン機として使用するのには若干の力不足感は否めません。
ですがちょっとしたお出かけの際などにポケットに突っ込んで持っていくなどという使い方と非常に相性が良いです。
付属のコイルも割と高抵抗寄りということで、CBDなんかとも好相性ではないかと思います。
また値段の安さも見逃せないポイントです。
税込み1,980円って、リキッド1本と殆ど変わりのない値段でPODが手に入るのですから、本当すごい時代になってきました。
というわけでminicanは小型のPOD型デバイスをお探しの方におすすめです。