ベイパーの皆さん、こんにちは。
今回はEHPROからリリースされたMOD ”Cold Steel 100 120W TC Box MOD”についてレビューをしていきます。
本機種の特徴としては、まず外観はチューブ型のMODに基盤設置スペースと液晶表示がくっついたような、チューブ型とテクニカルの良いとこ取りをしたようなデザインのMODになっているという点が挙げられます。
次に使える電池の種類ですが、こちらが結構多彩で、「18650」、「20700」、「21700」の3種類が使用可能となっています。
VAPEの大定番である18650電池から21700電池まで幅広く使用可能というのは、手持ちにたくさんの電池があるベイパーのみなさんにとって、地味に嬉しいポイントではないでしょうか。
なお本MODで18650電池を使用する際には、付属品でついてくるバッテリアダプターを装着する必要があります。
それではこれからスペックや使用感などについて詳しく見ていきます。
- EHPRO(イーエイチプロ) "Cold Steel(コールドスチール) 100 120W TC Box MOD” のスペックについて
- Cold Steel の 開封の儀
- 実際に使用してみた感想
- Cold Steel(コールドスチール) 100 120W TC Box MODはどんな人におすすめか
- まとめ
EHPRO(イーエイチプロ) "Cold Steel(コールドスチール) 100 120W TC Box MOD” のスペックについて
サイズ:91.5mm×39mm×27.5mm
バッテリー:18650/20700/21700 いずれか1本
モード:PWR/TEMP/CURVE/VOLT/BYPASS
素材:ブラス/亜鉛合金/ステンレス
出力電力:5W-120W
出力電圧:0.5V-8V
温度管理対応範囲:100℃-315℃/200℉-600℉
microUSB充電対応
ソフトウェアアップデート対応
(購入店の説明書きより転記)
このようになっています。最近のMODとしては標準的な内容ですが、シングルバッテリーのMODとしては高めな120Wまでの出力が可能である点が目立ちます。
このような大出力を実現するためには、電池の連続放電のアンペア数を意識する必要があります。
高ワット数で吸いたい場合には21700バッテリーで、連続放電アンペア数の高い電池を選ぶことが重要になってくるでしょう。
低抵抗、高ワット数の爆煙を安全に楽しむためには、このような点に気をつけることが必要となります。
本記事ではMODに合わせて連続放電35Aの21700電池を購入しましたので、それを使用していきます。
Cold Steel の 開封の儀
それでは商品が手元に届いたので、早速開封をしていきます。
いつも新製品を手に入れる度に、とてもワクワクする瞬間です。
開けてみると中にMODの入った携帯用ポーチが入っています。
明らかにアトマに載せた状態ではしまえないサイズなのですが、これもご愛嬌と言ったところでしょうか。
その他には18650バッテリー使用時に被せるキャップや、USBケーブルなどが付属してきます。
さていよいよ本体ですが、思ったよりも重厚感のある見かけがします。
重さについても中に21700バッテリーを入れるとかなり重くなります。
本MODはチューブ型に近い形状ですので、あまり重量が軽いと倒れやすくなってしまうので、この重量感はちょうどいいものです。
実際持ってみたところ、筆者は手のサイズが小さめなのですが、それでもしっかり握りやすい形状をしていました。
人間工学に基づいてデザインされているんだなというのがよく分かります。
またボタンのクリック感も独特で、ただパフボタンやプラスマイナスボタンを押すだけなのに、非常に心地よい感触を味わうことが出来ます。
また説明書には日本語での記述もあるので、何か知りたい時は楽に情報にアクセスすることが出来ます。
実際に使用してみた感想
さてここからはCold Steel 100を手持ちのアトマイザーと組み合わせて、使用していきます。
スペックを見る限りMTL向けアトマイザーから、爆煙使用のアトマイザーまで幅広く受け入れられそうですが、果たしてどうなっているでしょうか。
またアトマイザーを載せた時のルックスも非常に気になる点です。
Vapefly "Galaxies MTL RDA”をコールドスチールに載せてみた
さて早速Galaxies MTL RDAをMODに載せていきます。
環境ですが、カンタル単線、抵抗値0.78Ω、ワット数22W、使用するリキッドはE-Labの”Blahma”です。
この環境では味も煙も全く問題なく、非常に美味しく吸うことが出来ました。
Galaxiesとの組み合わせのルックスは非常にキュートです。
頭がちっちゃくて非常に可愛らしいです。
Geekvape "Ammit MTL RDA"をコールドスチールに載せてみた
次に見ていくアトマイザーはAmmit MTL RDAです。
こちらの環境はカンタル単線、抵抗値0.62Ω、ワット数22.5W、使用するリキッドはIZANAMIの”ゆずジンジャー”です。
こちらも問題なく味が出ます。
ゆずと生姜のハーモニーを堪能することが出来ました。
Ammitを装着したCold Steel 100の面構えですが、非常にシャープになりました。
個人的には非常に好みの見た目です。
WOTOFO “Profile RDA"をコールドスチールに載せてみた
最後に試していくのがWOTOFOのProfile RDAです。
これのみ24mm径のアトマイザーとなっています。
設定ですが、メッシュコイル、抵抗値0.2Ω、ワット数40W、使用するリキッドはMKLab×ベプログ×Yuki/reckoning dayのコラボ製品 ”グァバコラーダ” です。
メッシュコイルと本体の優秀さも相まってか、立ち上がりが非常に速いです。
味も濃厚に出ます。ミスト量もDLでも満足できる量です。
またProfile RDAを載せた外見ですが、これもまた非常にバランスが良いものとなっています。
アトマイザーの色さえ合っていれば、割と何でも似合ってしまうキャパシティの深さがCold Steel 100の魅力の一つとなっています。
Cold Steel(コールドスチール) 100 120W TC Box MODはどんな人におすすめか
MODを買い足したいという方、チューブ型に近いデザインを求めている方、テクニカルのほうが安心して使えるという方には非常におすすめできます。
本機はシングルバッテリーで21700対応ということで、デュアルバッテリー搭載機には劣りますが、それなりにパワフルな運用が可能となっています。
そして本体サイズがそれほど大きくないので、手のあまり大きくない方や、重いMODはあまり持ちたくないという方にとっても良い選択肢になりえます。
逆にVAPEにこれから手を出すんだという方には、スターターキットと違ってクリアロなどが付属していないので、あまりおすすめできません。
まとめ
EHPRO "Cold Steel 100 120W TC Box MOD” は、コンパクトかつパワフルで、シングルバッテリーのMODをお探しの方にうってつけの一品です。
使用することの出来る電池は18650、20700、21700と多彩ですが、爆煙での運用(低抵抗、高ワット数)をお考えでしたら、21700で連続放電のアンペア数の高いバッテリーを選ぶことをおすすめします。
人間工学に基づいたデザインとなっているので非常に握りやすいですし、ボタンのクリック感なども独特なものがあって癖になります。
載せるアトマイザーも、色さえあっていれば割と何でも似合ってしまうというデザイン的な許容量もあるので、VAPEは見た目が大事という方にもおすすめです。
筆者もMODを買うのは本当に久しぶりだったのですが、お気に入りの品とめぐりあうことが出来て、とても満足しています。