ベイパーの皆さん、梅雨に差し掛かってきましたがお元気ですか?
今回はWOTOFOから発売されていますアトマイザー、”Profile RDA”のレビューをしていきます。
本アトマイザーの特徴としては、まず第一にメッシュコイルが使用可能な点が挙げられます。
メッシュコイルは立ち上がりが非常に早く、味わいもよいということで、使用可能なアトマイザーが急速に増えてきています。
それは主としてクリアロマイザー中心なのですが、RDAでメッシュコイルを採用した製品はまだ少ないです。
そんな中、メッシュコイル好きのベイパーの心をぎゅっと鷲掴みにした、このProfile RDAとはいったいどんな製品なのかをこれから詳しく見ていきます。
- WOTOFO(ウォトフォ)Profile RDA(プロファイル アールディーエー)の商品スペック
- Profile RDAの開封の儀
- プロファイル アールディーエーをビルドしてみました
- Profile RDAを早速吸ってみた
- まとめ
WOTOFO(ウォトフォ)Profile RDA(プロファイル アールディーエー)の商品スペック
RDAのサイズは直径24mm、高さが32.5mmとなっています。
デッキ自体はそれほど大きくないのですが、WOTOFO製品のRecurve Dualなどと同様にキャップがかなり肉厚なものとなっているので、このサイズ感になっています。
直径が24mmということで、22mmまでのアトマイザーしか対応していないiStick Picoなどには載せることが出来ないので注意が必要です。
また本製品最大の特徴であるメッシュコイルですが、素材はカンタルA1でサイズは16mm×6.8mm、抵抗値は0.18Ωと超低抵抗になっています。
メッシュコイル使用時の推奨のワッテージ数は40W〜60Wとなっています。
なおProfile RDAはメッシュコイル以外での運用も可能です、そのためにクラプトンワイヤーのプリメイドコイルも付属していますが、メッシュコイル以外で運用するのであれば、他のRDAを使用すれば良いというわけで、本レビューではこれは使用しません。
エアホールはトップを回して開閉を行います。爆煙DL向けのアトマイザーだということもあってエアホール全閉には出来ませんが、MTLで吸うアトマイザーではないので、特に問題はないはずです。
標準でBFピンが付いているので、スコンカーで使用する方はそのまま、その他の方は普通のピンと交換した方が良いでしょう。
Profile RDAの開封の儀
さて商品が届いたので、早速開封の方を行っていきます。
まずは商品一覧ですが
・WOTOFO PROFILE RDA 本体:1点
・交換用810ドリップチップ:1点
※ULTEMキャップのみ交換用810ドリップチップは付属しません
・510用コンタクトピン:1点
・専用メッシュコイル KA 0.18Ω:2点
・プレビルドコイル Ni80 0.33Ω :1点
・メッシュコイル用セラミックスティック:1点
※メッシュコイルを曲げるためのものです。
・コットン:1点
・交換用Оリング、ネジ、スプリングセット:1点
・プラスドライバー:1点
・六角レンチ:1点
・取扱説明書(日本語対応):1点
このようになっています。珍しく日本語対応の説明書がついているのが、地味にありがたい点です。
メッシュコイルや本機専用のコットンまで付属するので、付属の工具を使ってビルドすることも可能です。
なおサプライ品としてWOTOFO製のProfile RDA用メッシュコイルやコットンが販売されているので、それを使うと後々のビルドが非常に楽になります。
プロファイル アールディーエーをビルドしてみました
それでは早速ビルドに取り掛かっていきます。
とはいってもProfile RDAはメッシュコイル採用なので、普段のようにワイヤーをジグに巻きつけてクルクルとコイルを制作する必要はなく、メッシュコイルがアーチ状になるように付属の工具で型を付けて、それをセットしていきます。
普段自分が使用しているようなカンタル単線のマイクロコイルだと、設置の際に色々調整が必要だったりして、「これだ」と思えるセッティングに持っていくまでに時間がかかるのですが、Profile RDAはその点非常に楽になっています。
癖をつけたメッシュコイルをただ挟むだけなので、あっという間にコイルの設置までが完了します。
その後でドライバーンをしていくのですが、コイルが赤くなるスピードの速さは感動的です。
この段階で付属の工具を使い、コイルの裏側をこすってホットスポットの除去を行います。
上からするとアーチ状に形成したコイルが崩れてしまうので、注意するようにしてください。
さて次にコットンですが、こちらも本商品用に制作されたWOTOFOのコットンを使用していきます。
先端が丸く、固くなっているので、非常に穴に通しやすいです。
なおデッキのコイルの下側部分の部品はスプリングで押し下げられるようになっており、コットンを通す時はこれを下に下げることで通しやすくなり、通し終わった跡は元に戻すことで、メッシュコイルにコットンが密着するようになります。
コットンを通した後は、ウェルに届く程度に両側のコットンを切り落とし、先端部分を軽く吸いてあげてから、それをウェルに収納して完成です。
後はお好みのリキッドをたっぷり染み込ませてあげれば準備完了です。
Profile RDAを早速吸ってみた
一通りの準備が終了したので、これからどのように味が出るかを見ていきます。
Profile RDAはDL用、爆煙向けということなので、手持ちのリキッドの中から一番爆煙向けであるMKLab × ベプログ × Yuki / reckoning dayの「グァバコラーダ」を選びました。
このリキッドの味の出方を、メッシュコイルの推奨値である40Wから60Wの間で見ていくことにします。
MODはEHPRO "Cold Steel 100 120W TC Box MOD" を使用します。
40W設定
40Wでも随分と煙の量が出ます。そして味わいが非常に濃いです。
グァバコラーダは一癖ある香りとフルーツの濃厚な甘さが特徴なトロピカル感あふれるリキッドなのですが、この良さを十二分に引き出すことに成功しています。
恐るべし、Profile RDAといったところです。
使用するまでは正直メッシュコイルでどこまで変わるんだろうと、頭に疑問符が浮かんでいたのですが、それはすっかり消え去りました。
何より美味しいし、ミストの量も多くて吸いごたえもあります。
50W設定
50Wに上げると更に煙の量が増して、「これぞ爆煙」といった感じになってきます。
マレーシア系など爆煙前提のリキッドを吸うのであればワット数はある程度高めの方が良いです。
このワット数でも味の濃厚さは変わりません。
60W設定
最後に60Wですが、ここまでワット数を上げてもリキッドの味が飛ぶことはありませんでした。
リキッドが爆煙向けにチューニングされているということもありますが、最大の原因はProfile RDA自体が味のよく出るアトマイザーだということなのでしょう。
煙量、味わい、両方とも文句なしです。
美味しいし、DLで吸った時もミスト量で非常に満足できます。
ただ筆者にはちょっと煙が強く感じられたので、リキッドの特性に応じて40〜50Wで運用することになりそうです。
まとめ
これまでProfile RDAの特徴について見てきました。
メッシュコイル採用で爆煙使用、なおかつ味わいが濃厚とおおよそ欠点らしい欠点のない優れたアトマイザーです。
ただ一点、これは爆煙の宿命なのですが、燃費が非常に悪いです。
普段MTLで吸われている方にとっては衝撃的かもしれません。
また燃費が悪いということはそれだけ頻繁にリキッドチャージをしなくてはならないので、スコンカーでの運用もおすすめです。