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TAMA VAPE IZANAMI “ゆずジンジャー” レビュー! 暑い時期にピッタリの爽やか&スパイシーなリキッド

Vaperの皆さん、暑い時期になってきましたが、どのリキッドを吸うかで悩んだりしていませんか?

暑い時期の定番といえば柑橘類、フルーツ系、清涼剤などのキーワードが浮かんできます。

今回レビューしていくTAMA VAPE IZANAMIの”ゆずジンジャー”は、ゆずの弾ける香りと、ジンジャーのスパイシー感、そして僅かな清涼剤の添付による爽やかさが弾けるリキッドです。

正に暑い時期に吸うのにうってつけのリキッドとなっています。

また本リキッドは日本食品分析センターの分析試験を受けており、その結果、

・ジエチレングリコール

・ニコチン

・ホルムアルデビド

といった有害物質は検出されなかったとの記載がTAMA VAPEのホームページにあります。

リキッドの安全性が第三者機関によって証明されているので、安心して吸っていくことが出来ますね。

それではこれからリキッドの方を詳しく見ていきます。

TAMA VAPE IZANAMI “ゆずジンジャー” のボトルデザイン

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ゆずジンジャーボトル

ボトルデザインは非常にシャープでオシャレなものとなっています。

30ml入のボトルでシュッとしているのも、そのような印象を強めてくれます。

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ユニコーンボトルです

ボトルはチャイルドロック付きのユニコーンボトルで、キャップを押し下げるようにして回すと、上手く開いてくれます。

ノズルの先端は尖っているので、狭い穴へのリキッド注入も楽々行うことが可能です。

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注意書き

ボトルの注意書きには「成分が分離しやすいため、よく振ってお使いください。」との記載があります。

リキッドを注入する前に、しっかりボトルを振ることが美味しく吸うためのコツです。

本リキッドのVG:GG比率ですが60:40となっています。

当たり前ですがニコチンは入っていません。

一点だけ注意事項なのですが、プラスチック製のタンクなどに本リキッドを入れる際に、クラック(亀裂)が発生する恐れがあるので、くれぐれも注意するようにしてください。

清涼剤入りのリキッドはガラスタンクで運用するようにしましょう。

では早速アトマイザーにリキッドを注入していきます。

ゆずジンジャーのテイスティングの環境

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この組み合わせで吸っていきます

今回ゆずジンジャーを試飲する環境ですが

アトマイザーはGalaxies MTL RDA、カンタル単線、マイクロコイル、0.65Ω、MODにはiStick Picoを使用しています。

この環境でワット数を下から上へと変化させていき、どのような味の印象になるかを見ていきます。

本リキッドは清涼剤入りのため、あまり高ワット数で焚くと清涼感のみが感じられて味が飛んでしまうため、MTL向けのセッティングにしてあります。

15W設定時

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15W設定時

まずは15W、エアホール1個開けで吸っていきます。

ゆずで香りをつけたスーパードライなジンジャーエールだというのが、本リキッドを吸った時の最初の感想でした。

無糖のジンジャーエールという生姜好きにはたまらない品があるのですが、否応なしにそれを飲んだ時の記憶が蘇りまました。

またリキッドだとは思えないほどゆず感がうまく再現されており、ゆず好きの筆者は一発で心を鷲掴みにされました。

リキッド自体に殆ど甘みがなく、そこにジンジャーが絡まってくることで、極度にドライなジンジャーエール感が醸し出されています。

清涼剤の主張はそれほど激しくなく、喫煙者時代もメンソール入りのタバコはなるべく避けるようにしていた筆者も、これくらいなら美味しく吸えると言い切れる範囲です。

これは後をひく美味しさですね、刺激的で爽快なテイストです。

20W

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20W設定時

さて20Wにワット数を上げてみましたが、味と香りはどう変わるのでしょうか。

パフボタンをクリックして吸ってみると、ゆずの香りとジンジャーのスパイシー感、そして清涼剤の爽やかさがこれまでにないほどバランスよく調和していて、15Wの時より美味しく吸うことが出来ました。

エアホールを1個明けにしていることもあって、実に濃密な味が出ます。

試飲だと言うのについついチェーンをしてしまいました。

このレビューを書いているのが梅雨の蒸し暑い日だということもあって、どうしても口がこのさっぱりとした味わいを求めてしまいます。

ただドライな飲み物が苦手な人は、この設定でも吸いにくさを感じてしまうことはあるかと思います。

25W設定時

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25W設定時

最後に25W設定で吸ってみました。

もう少し低ワットの方が味の輪郭がしっかりしていて美味しいですね。

このワット数だと清涼感は感じられますが、いささかリキッドの構成要素であるゆずやジンジャーの主張が弱くなってしまいます。

美味しく吸うのであればもっとワット数を下げたほうが良いでしょう。

TAMA VAPE IZANAMI “ゆずジンジャー” はどんな人におすすめのリキッドか?

ゆずがお好きな方は、このリキッドの蓋を開けた瞬間から漂う香りだけでノックアウトされると思います。

吸っていてもゆずが全面に出ている味わいなので、満足間違いなしです。

あまり甘すぎるリキッドが苦手だという方にもオススメです。

味わいに甘みが殆ど感じられないチューニングがなされているので、非常にチェーンがしやすいです。

程よい清涼感を求めているという方、辛口のジンジャーエールが好きだという方にもおすすめのリキッドです。

真夏の暑い日にキュッと冷えたジンジャーエールを飲んだときのような爽快感を味わうことが出来ます。

清涼剤が丁度冷えた炭酸のようなさっぱり感を演出してくれるので、気分転換にももってこいのリキッドです。

まとめ

TAMA VAPE IZANAMI “ゆずジンジャー” は暑い季節にとてもぴったりな、さっぱり味の清涼剤入りリキッドです。

清涼剤の主張はそれほど強くないので、メンソールや清涼剤が苦手という方でも「これだったら吸える」となる確率は高いと思います。

ゆずの爽やかな香りがリキッド全体を支配していて、ゆず好きの方は長く愛飲していけるリキッドに仕上がっています。

ジンジャーも、リキッド全体の風味を底上げするのに非常に貢献しており、ゆずと合わさることで「ゆず風味のドライなジンジャーエール」といったような味わいを作り出しています。

味も甘すぎずさっぱり感が強いので、暑い時期の気分転換や、作業をしながらのチェーンスモークなどにもピッタリと合うリキッドです。