梅雨を前にして気温が上がってきた時期になりました。
今回はそんな時期にぴったりな爽やかなシトラスミックスのリキッドと、甘く濃厚な味わいが特徴のピスタチオのリキッドをレビューしていきます。
シトラスミックスは柑橘の爽やかな酸味が特徴でレモンやライムの味わいが好きな方に向いています。
ピスタチオは香ばしさと上品な甘みが両立していて、甘すぎないナッツ系リキッドをお探しの方におすすめです。
今回のレビュー用リキッドはVape Fuel Japan様よりご提供いただきました。
Vape Fuel Japanさんのリキッドで禁煙に成功
いきなり昔話から始めてしまった大変恐縮なのですが少々語らせてください。
筆者がVAPEを初めて吸った時のリキッドが、Vape Fuel Japanの「Hazelnut Cream / ヘーゼルナッツクリーム」でした。
初VAPEでこのリキッドを吸った瞬間、「こんなに甘々で美味しいリキッドがあるとは」と衝撃を受けました。
当時筆者は禁煙を決意して、禁煙補助具を色々と探している最中でした。
そんな時にVAPEを使えば楽に禁煙ができそうだということに気付くことができたのも、Vape Fuel Japanのリキッドのおかげでした。
Vape Fuel Japanの方曰く「ヘーゼルナッツクリームが好きだったら、ピスタチオはきっと気に入りますよ」とのことでした。
Vape FUel Japanさんのシトラスミックスとピスタチオを吸ってみて
Vape Fuel Japanさんのリキッドは昔からファンなので、今回のリキッドも吸う前から期待値がかなり高いです。
ヘーゼルナッツクリームは甘さと香ばしさのバランスが良くて、煙の中にデザートの味わいがしっかりする感じがありました。
ピスタチオは果たしてどのようなチューニングがなされているのでしょうか。
またそろそろ気温が上がり始めた時期ですので、シトラスミックスがどの程度爽やかなのかも非常に気になります。
これら味のレビューについては後ほど詳しく見ていきます。
なおどちらの商品も成分は植物性グリセリン、 プロピレングリコール 、香料のみで構成されています。
PG:VGの比率は30:70で、国内生産のリキッドとなっています。
VG比が高めのリキッドになっていますので、空焚きには注意する必要があります。
美味しいリキッドだとついついチェーンをしてしまって、焦げた味が出てしまうということを筆者もよくしてしまうのですが、健康面での悪影響を防止するためにも気をつけなくてはなりません。
シトラスミックスもピスタチオも30mlサイズのボトルで販売されています。
60mlのものと比較して背の低いユニコーンボトルで、チャイルドロックがしっかりついていて、安全面にしっかり配慮がなされています。
またボトルの注ぎ口が細いのでリキッドをこぼすことなく注入することが出来るのも非常に有り難いです。
一昔前は30mlサイズのボトルは大体ガラス製で、蓋のスポイトでリキッドを注入したものですが、それも今は昔の話になりました。
VAPE利用者にとって便利かつ安全な方向に進化していてありがたい限りです。
レビュー使用機材について
レビュー用の機材は、毎回御馴染みの初代iStick PicoとMelo 3 miniアトマイザーの組み合わせです。
これに抵抗値0.3Ωのコイルを組み合わせて味の出方を見ていきます。
まずはいつものようにコイルにリキッドを染み込ませていきます。
タンクにリキッドを注ぎ入れ15分待ってから吸っていきます。
焦げが発生すると味を損ねてしまいますし、コイルも交換しなくてはならないので、ここでしっかり待つことは本当に大事です。
さて、15分が経過して、コイルに十分にリキッドが吸収されたところで、早速吸っていきます。
シトラスミックスの味の感想
シトラスミックスですが、レモンとライムが味の鍵になっています。
どちらも爽やかな酸味が夏を感じさせてくれる果実ですので、30度を超えた夏日に味わうにはうってつけです。
30W設定時
まず最初は30Wの設定でシトラスミックスを味わってみました。
クリアロで吸ったということもあってか、レモンとライムの味わいが混じりあっていて、柑橘類がミックスした味わいがまず最初に飛び込んできました。
煙を吐き出すときに、ほのかな甘みを感じることが出来たのですが、決してそれは柑橘の爽やかさを邪魔するものではなく、むしろ余計な酸味を抑え、吸いやすさの方に貢献しているものでした。
柑橘の甘みではなく、爽やかさが全面に来ているリキッドで30Wでも十分に味が出ていて、とても美味しいと感じられました。
45W設定時
次に45Wに上げて吸ってみました。
柑橘系の味わいはこのワット数で吸ったほうが強く感じられました。
また全体の味わいをまろやかにしてくれる甘みも、こちらの方が全面に押し出されていました。
このワット数での感想は、非常に味わいのバランスがいいというものです。
甘酸っぱさが好きという方も多いですが、そういった方にはたまらない魅力のある味わいになっています。
30Wで吸ったときよりも酸味、甘みともに味の押し出しが強く、その強化された味わいがちょうどいいバランスを保っています。
全体的なバランスの良さが感じられるということで、自分の好みとしては45Wが推奨です。
ピスタチオの味の感想
ピスタチオですが、こちらはナッツ系リキッドが好きな人向けの優しい甘みと香ばしさが特徴のリキッドです。
またピスタチオラテのようなミルキーさも感じられました。
30W設定時
30Wで吸った瞬間、ピスタチオのまったりとしたコクが口中に広がりました。
煙を吐き出すときに僅かに甘みを感じましたが、全体的にピスタチオのコクのある美味しさを再現することに重点が置かれていています。
なおかつ煙がかなりきめ細かいので、甘さ控えめのピスタチオラテか、甘みの少ないピスタチオのデザートのような、そんな味わいがしました。
45W設定時
こちらも同様に45Wまで上げて吸ってみます。
すると30W設定だったときには微かだった甘みが強調され、全体的にデザートらしい印象が増しました。
ピスタチオラテっぽさも、こちらでは強くなっています。
30Wでも45Wでも非常に吸いやすいリキッドですが、45W設定だと甘さとミルキーさをより強く感じられるようになるので、吸いごたえという点では45Wの方が上回ります。
さっぱりとしたピスタチオがお好みなら30W、甘みや吸いごたえを求めるなら45Wと、W数でかなり印象の変わるリキッドなので、自分の好みの設定を探すのも非常に楽しいです。
まとめ〜どんな人におすすめか
まず最初にシトラスミックスですが、柑橘系の爽やかな酸味と甘味が印象的なリキッドです。
暑い時期にピッタリとはまる、そんな味わいになっています。
レモン、ライムといった果実が好きな方や、夏っぽい気分を味わいたいという方、甘酸っぱい味が好きだという方に特におすすめできます。
また公式ホームページにもメンソールを添加すると美味しいと書いてありました。
まさにそのとおりで、清涼感を加えるためにリキッドにメンソールを加えると、更に爽やかさが強化されます。
ピスタチオは、ナッツ系リキッドを好む方におすすめです。煙がかなりきめ細かく、甘みも旨味もしっかり乗っていて、「美味しい味」だと素直に感じることが出来ます。
甘すぎるリキッドではなく、繊細な味付けがされているリキッドです。
甘すぎるリキッドはどうもイマイチという方にもぜひ試していただきたい味です。
ナッツ系やスイーツ系を好んで吸う筆者にとっては、ついついチェーンしたくなるような魅力のある味わいでした。
香ばしさと甘みに特徴があるリキッドですので、コーヒータイムなどに吸うのにもぴったりです。
コーヒーや紅茶とは非常に好相性です。
出来れば無糖の飲み物と合わせることで、このリキッドの持つほのかな甘味を最大限に味わうことが出来ます。