「グァバコラーダ」は、自分のお家が南国のビーチになったような、そんな気分の味わえるリキッドです。
今ネットで話題になっているMKLabさん × ベプログさん × YoutuberのYukiさんがプロデュースしたリキッド、「 グァバコラーダ」を今回はレビューしていきます。
今回のリキッドのサンプルは、ベプログ様よりご提供いただきました。
制作のコンセプトがグァバネクターとピニャコラーダの合体ということで、口の中に広がるトロピカルテイストが予想されます。
またyukiさんは本リキッドの紹介動画の中で高ワットでセッティングしたときにも味が飛ばずに、しっかり味が出ることを目指したと言っていました。
果たしてこのリキッドの実際の味わいはどのようなものか、以下で詳しく見ていきます。
- 製作者のyukiさんとMKLabさんってどんな人 / 会社?
- グァバコラーダが届いたので開封の儀をしてみた
- グァバコラーダの味の感想
- 元ネタになったグァバネクターとピニャコラーダってどんな飲み物?
- まとめ&どんな人におすすめか
製作者のyukiさんとMKLabさんってどんな人 / 会社?
今回のコラボリキッド発案者のyukiさんは、youtubeでyuki/reckoning dayというチャンネルを解説している電子タバコ系のyoutuberの方です。
チャンネル登録数も2万5000人ほどと非常に多く、この記事を読んでいる人の中でも、このチャンネルを見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
というわけでyukiさんは電子タバコ界隈の有名人です。
実際のリキッド作成を担当したMKLabさんは言わずと知れた超有名国産リキッドメーカーです。
代表作を挙げると、Koi-Koiシリーズの「霧流れ」、「雨流れ」、「月見」、「三光」、「花見」などが有名です。
またアニメーションとのコラボも時々行っていて、シュタインズゲートや幼女戦記といった人気タイトルとコラボしたリキッドも発売しています。
当ブログも、幼女戦記のリキッドを過去にレビューさせていただいております。
リキッドの味わいもボトルのデザインもどこか和な雰囲気を感じさせてくれる秀逸なもので、ついついリキッドを集めたくなるメーカーです。
グァバコラーダが届いたので開封の儀をしてみた
さて、それでは手元に待ちに待ったグァバコラーダが届いたので、早速開封をしていきます。
ボトルのデザインは、全面にグァバとパイナップル、ピニャコラーダが載っていてなんとも南国感たっぷりのデザイン。
そこに夏の海の夕暮れのシーンが重なっているという、映画の一シーンを切り取ったようなオシャレ感覚に溢れているものです。
こんなシーンでVAPEを楽しむことが出来たら、雰囲気のおかげもあって、いつもより美味しく感じられることでしょう。
注意すべき点としては、グァバコラーダはボトルにVG:60 PG:40と記載されていますが、実際にはVG:70 PG:30で制作されています。
yukiさんのリキッド紹介動画では
「ミスプリントです。ファーストロットのみこちらの印刷になってしまいます」
とアナウンスされていました。
VG比率が高めのリキッドということで、空焚きなどには注意する必要がありそうです。
ボトルはおなじみのユニコーンボトルでチャイルドロック付きのものです。
小さなお子さんのおられる環境でも安心して使用できます。
早速リキッドをタンクにといきたいところですが、焦げ防止のためにあらかじめコイルのコットンに少しだけリキッドを吸わせておきます。
それではタンクにリキッドを入れていきます。
いつものようにタンクの7〜8分目を目安に入れます。
その後はコットンにしっかりリキッドが染み込むまで15分間ほど放置します。
この15分間はやたらと長く感じられます。
ですがこれを怠るとコットンが焦げてしまいます。
コットンが焦げるとせっかくのリキッドが台無しになってしまうので、自制心をフルに働かせて我慢します。
この時点でリキッドの匂いを嗅いでみました。
グァバとパイナップル、ココナッツ、そして隠し味のピーチの入り混じった、なんとも複雑でトロピカル感の感じられるとても甘いいい香りでした。
これらの要素が煙になったときにどんな味わいになるのか、非常に期待大です。
さて、やっと15分間の放置タイムが終わったので、ここから早速吸っていきます。
この待った後の一服が一番美味しいと思うのは自分だけでしょうか。
待った分だけ味が良くなる気がします。
グァバコラーダの味の感想
本リキッドは爆煙セッティングで「高ワットで吸っても味が飛ばない」というのがコンセプトの一つです。
ですので今回のレビューではワット数をそれぞれ「30W」、「50W」、「70W」に設定しました。
それぞれの設定時にどのような特徴的な味わいがするかを見ていきます。
なお使用機材ですがiStick PicoにMelo 3 Miniアトマイザーをつけて使用しています。コイルの抵抗値は0.3Ωです。
30W設定時
30Wで吸ったところ、最初に来たのはグァバの未成熟な味わいでした。
南国フルーツ特有の癖のようなものと青臭さが入り混じっていて、煙を吐き終わることにピーチの甘さを感じましたが、それも微かなものでした。
正直このワット数での運用はあまりおすすめできません。
50W設定時
次に50W設定ですが、30Wと比べてみるとまるで別物と言いたくなるくらいに味のまとまり方が変わってきました。
グァバとピニャコラーダの酸味と甘味がバランスよく、そこにピーチがまろやかさをプラスしています。
こんなに美味しいリキッドだったのかと目から鱗が落ちました。
独特の癖はこのワット数でも存在していましたが、それも圧倒的な美味しさの前にあまり気にならないレベルです。
むしろこの癖があることでついついチェーンしたくなってしまう、そんな抗いがたい魅力があります。
夕暮れ時のビーチに似合うような、そんな味わいです。
70W設定時
最後に70Wまで出力を上げてみました。
このワット数ではこのリキッド特有の癖は爆煙の前に殆ど姿を消して、グァバとピニャコラーダの甘味と酸味を純粋に味わうことが出来ました。
味の濃さでは50Wにやや分があるかなとも思います。
ですが、煙のまろやかさや癖の無さでは70Wの方が上ですので、お好みに合わせて設定していただければと思います。
また高ワット数で吸ったときにありがちな味が飛ぶ感じもあまりなく、この品物が高ワット数向けにチューニングされたリキッドであることが再確認できました。
爆煙かつしっかりリキッドの味を楽しみたいという人には、このワット数かMODによっては更に上の数値での運用がおすすめです。
元ネタになったグァバネクターとピニャコラーダってどんな飲み物?
グァバネクターは果実感のある濃厚なジュースです。
グァバの味がギュッと詰まっていて、非常に飲みごたえがあります。
手頃なところだとカルディなどの輸入食材のお店や楽天などでyoutubeでyukiさんの紹介していた「ハワイアンサン グァバネクター」が購入できます。
グァバネクターの味が知りたいという方はそちらも是非チェックしてみてください。
ピニャコラーダはカクテルです。
ホワイトラムとパイナップルジュース、ココナッツジュースをミックスした一品になります。
南国風味のカクテルなので、夏に飲むとたまらない味わいがします。
アルコールは8%程度とそんなに強くなく、甘さと酸味のバランスがスッキリとして飲みやすいと感じさせてくれるそんな一杯です。
夏向けの爽やかなカクテルとしておすすめです。
まとめ&どんな人におすすめか
グァバコラーダはお手軽にトロピカル感の味わえるリキッドです。
グァバ、ピニャコラーダ、ピーチ等を好む方に非常におすすめです。
甘味と酸味のバランスが非常に良いリキッドですので、飽きることなく愛飲できると思います。
またワット数によって味の特徴も変わってくるので、色々試してお好みのセッティングを見つけてみるのも楽しいです。
筆者は50Wで吸った時のスムースさやバランスの良さが気に入っています。
また爆煙愛好家向けに作られたということもあります。
高ワット数をこよなく愛するDL派の方にとってはうってつけのリキッドです。
爆煙でも味の飛びが殆ど無いので、煙の量と濃厚な味わいを両立したいという方にも、是非オススメしたいリキッドです。
また自宅で気軽にリゾート感覚やカクテルフレーバーを味わいたいという方にもおすすめです。
自分の家がお気に入りのビーチになったような、そんな感覚に浸ることが出来ますよ。