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BaksLiquidLab “Guld Kvällsfika(グルドクヴェルスフィーカ)” レビュー! コーヒーとタバコが薫る甘く濃密なリキッド

Vaperの皆さん、こんにちは。

今回はBaksLiquidLab ”Guld Kvällsfika(グルドクヴェルスフィーカ)"のレビューを行っていきます。

SNS界隈では「フィーカ」の愛称で御馴染みのリキッドの紹介です。

味としては濃厚な甘さがたまらないリキッドで、黒飴が好きな方には絶対におすすめできるリキッドです。

黒糖のフレーバーなので、甘いリキッドをお探しの方にぴったりのリキッドです。

今回は筆者としても、とても思い入れのあるリキッドをレビューしていきます。

Guld Kvällsfika(フィーカ)の商品情報

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フィーカのボトル

フィーカは個人制作のリキッドで、独特の世界観で制作されています。

まずはこのGuld Kvällsfikaという一風変わった名前に込められた意味ですが、以下に公式サイトより引用します。

「Kvällsfikaとは、 英語で言えば“Evening tea time”といったところでしょうか。

仲間と集まってコーヒーもしくはお酒を飲みながら談笑する夜会のようなニュアンスです。

そして重要なのはGuldという単語。スウェーデン語で「金の・金色の」という意味です。

「金」という言葉に表れるプレミアム感を込め、そしてまた金曜日の夜にゆっくり・どっしりと構えて味わって頂けるようなイメージです。

「コーヒー・バーボン・タバコの3種をメインに、バニラキャラメルやヘーゼルナッツの風味をプラスし、軽すぎず重すぎず鼻抜けの香りが特徴的なリキッドになりました。」

(以上https://baksliquidlab.tumblr.com/より引用)

フィーカという名前に込められた意味から推察するに、このリキッドが似合うシチュエーションは飲み会よりもカジュアルな、友人同士が集まって夜に語らないながら一杯やるような場面でしょうか。

また金という言葉に込められた意味も、非常にどっしりとしたものがあります。

友人同士のプレミアムな夜を彩る、複雑な味わいのリキッドというのが、個人的にこのフィーカの名前の由来から受ける印象です。

フィーカのリキッドの成分

リキッドの成分ですが、ベジタブルグリセリン(VG)、プロピレングリコール(PG)、香料で構成されています。

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手作りのリキッドであることが明記されている

国内製造のハンドメイドリキッドで、当然のことですがニコチンは入っていません。

VG:PG比は70:30です。

ややVG比が高いリキッドとなっています。

スターターキットに付属のクリアロマイザーで運用する際は、予めリキッドをコイルのコットンにしっかり染み込ませておく必要があります。

クリアロマイザーのタンクにリキッドを投入して15分ほど待つと、コットンにリキッドがしっかり染み込んだ状態になります。

コイルのドライヒットを避けることが出来ます。

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チャイルドロック付きのユニコーンボトル

ボトルはVaperの皆さんには御馴染みのチャイルドロック付きのユニコーンボトルです。

また公式ホームページによると推奨の抵抗値は0.3Ω〜0.6Ωの間となっています。

フィーカのテイスティング環境について

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この環境でテイスティングをします

本レビューでは以下の環境で試飲を行います。

MOD:EHPRO Cold Steel 100

アトマイザー:Ammit MTL RDA

ワイヤー:カンタル26g

内径:2.5mm

抵抗値:0.49Ω

コットン:Perfection Wicks

この環境でワット数を徐々に上げていき、25W〜35Wの範囲内での味の出方を見ていきます。

Guld Kvällsfika(フィーカ)の味の感想

まずは蓋を開けて恒例の匂いチェックから行います。

黒糖の香ばしい甘さが漂ってきてスイーツ好きにはたまらない香りがします。

コーヒーとタバコの主張は匂いの段階ではそれほどでもないのですが、実際に吸ってみて、それぞれのフレーバーがどの様に現れてくるのかを確認するのが非常に楽しみです。

Guld Kvällsfika (フィーカ)25W設定時の味の出方

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フィーカ 25W設定時

まずは25Wから吸っていきます。

エアホールは5個中2つ開けです。

黒糖の甘みと洋菓子的な香ばしさが立ち込めて、これは後を引く美味しさです。

試しにもう一つエアホールを狭めてみたのですが、そうすると更に甘みが強くなりました。

濃密な味と甘さが口の中に飛び込んでくるので、チェーンには不向きですが、食後のデザート代わりの一服などには非常に向いています。

Guld Kvällsfika (フィーカ)30W設定時の味の出方

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フィーカ 30W設定時

次は30Wで吸っていきます。

エアホールは5個中3つ開けです。

黒糖の主張が少し遠ざかり、代わりに焼けた洋菓子のような香ばしさが全面に押し出されてきました。

エアホールをもう少し狭めてみると、ミストはかなり熱めになります。

まるでナッツ入りの甘い黒糖ラテを飲んでいるような気分に浸れます。

この設定でもフィーカは非常に美味しいです。

Guld Kvällsfika (フィーカ)35W設定時の味の出方

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フィーカ 35W設定時

35Wではエアホールを全開にして、重めのDLで吸ってみました。

ミストは濃密で、味の押し出しは30Wの時よりも更に弱くなっています。

筆者はフィーカに対して「濃厚な甘さ」を求めているので、この設定はちょっと違うなと思います。

Guld Kvällsfika(フィーカ)はどんな人にオススメか?

黒糖好きの方、濃厚な甘さを求めている方に特におすすめのリキッドです。

甘さの中にも確かなコクがあるので、ゆっくり味わうことが出来ます。

筆者はテイスティング中、ホットの黒糖ラテを飲んでいるような気分に浸っていました。

逆に甘い味があまり得意でないという方には、あまりおすすめできません。

Guld Kvällsfika(フィーカ)はどんなシチュエーションに合うのか?

上で引用したとおり、夜のコーヒータイムや一杯やる時間に吸うとぴったりくるリキッドです。

濃厚な甘さが朝や昼でなく「夜」という時間帯にしっくりと合います。

コーヒー感(ラテっぽさ)やタバコ感(ナッツ感に近い)も感じられるので、ゆったり一服する時にこれを吸うと余計にリラックス出来ます。

筆者はフィーカと出会いやみつきに

筆者がこのリキッドと出会ったのは、VAPEを吸い始めてしばらく立った頃です。

ネットで評判のリキッドを試してみようかと、軽い気持ちで注文したのがきっかけでした。

元々筆者は喫煙者で、VAPEを吸い始めたのも禁煙を意識してのことでした。

喫煙者だった当時はコーヒーとタバコの組み合わせをこよなく愛しており、それは禁煙した今でも、時折懐かしく思い出されます。

フィーカのレビューを読んだ時に、コーヒーとタバコのテイストが入っていて味の評判もよいということで、一も二もなく飛びついたという次第です。

その後でどうなったかというと、フィーカは我が家の常備リキッドとして、主にホットコーヒーの似合う時期に吸うリキッドとして定着しました。

完飲した本数はこれまでに3本ほどでしょうか、まだまだこの数は増えていきそうです。

まとめ

Guld Kvällsfika(フィーカ)は、濃厚な甘みが売りのコーヒー系、タバコ系リキッドです。

黒糖好きの方は気に入ること間違い無しの、コクと甘さのあるリキッドです。

一緒にコーヒーや強めのスピリッツなどを飲むと、このリキッドの持つ独特の世界観により深く浸ることが出来ます。