RBA(リビルダブルアトマイザー)でコイルをビルドする際に便利なのがCOILMASTER(コイルマスター)のツールキット「DIY KIT V3」です。
ドライバーやニッパーといった汎用的な工具から、セラミックピンセットやコイルジグ等のビルド専用とも言える工具、さらにオームメーターまで付属しています。
まさに至れり尽くせりなセットとなっており、以前にも記事にて紹介しています。
これさえあれば何もいらないと言っても過言ではないV3キットですが、外出時に持ち運ぶにはちょっと大きすぎることが難点でした。
本日は、持ち運びにぴったりのコンパクトなツールキットをご紹介します。
COILMASTER DIY KIT MINI
本日ご紹介するのはCOILMASTERのDIY KIT MINIです。
この商品はその名の通り、同社のDIY KITのミニサイズ版となります。
VAPE STEEZ様からご提供いただいたこちらの商品は、VAPE STEEZ様がCOILMASTER社から独占権を得て実現した商品とのことです。
COILMASTERのV3ツールキットはビルドの必需品とも言える商品で私も気に入っているので、コンパクトになったことによる影響が気になりますね。
必要十分な内容品
それでは実物を見ていきましょう。
V3 KITと同デザインの、黒と赤を基調とした収納ケースです。
DIY KIT MINIとV3 KITのケースを並べてみるとご覧の通り。
厚みは一緒ですが、縦と横はかなりコンパクトになっています。
コンパクトな収納ケースの中にはビルドに必要な工具が一通り揃っています。
- ニッパー
- セラミックピンセット
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- コイルジグ
- ハサミ
- 六角レンチ
- コットン×2枚
- ミニポーチ
ミニポーチ内には15~40mmに対応した6種類のコイルジグと六角レンチが収納されています。
コットンもシート状のものが2枚付属していますが、V3キットと異なり、ワイヤーは付属しておりません。
必要な人は合わせて購入しておくことをおすすめします。
低価格の秘密
これだけの工具が付属していながら、価格は2,680円とたいへんお手頃。
COILMASTERのニッパーやピンセットはどれも精度が非常に高く、百均の工具とは雲泥の差です。
高品質な工具が一通り揃っていて価格が抑えられている理由は、ツールキットの価格の内訳で最も大きいオームメーターが付属しないためですね。
収納ケースのサイズ的にもオームメーターを同梱してしまうとどうしても大きくなってしまいますので、外出時用と割り切れば全く問題ありません。
しかし、このキットでRBAのビルドを始めるという方は、合わせてオームメーターを購入されることをオススメします。
オームメーターも様々なメーカーの商品がありますが、ドライバーン(空焼き)作業まで行えるCOILMASTERのオームメーターが使いやすくておすすめです。
通常サイズ版との違い
オームメーターとワイヤーの有無以外での違いを見ていきましょう。
ペンチが付属しない
大きな違いの1つはペンチが付属しないことです。
ペンチに関しては、ワイヤーを強く引っ張ってピンとさせたい場合に使用しますが、私はほとんど…というより全く使っていません。
必要と感じる人はペンチだけ別に購入しても良いですが、収納ケース内には詰め込む余裕が無いので、別に持ち歩く必要があります。
ニッパーがコンパクトに
小さな収納ケースに収めるため、ニッパー自体もかなりコンパクトになっています。
サイズこそ小さくなっていますが、バネにより自動で口が開く使い勝手の良さと、刃の切れ味の良さは健在ですのでご安心ください。
アトマ回し機能付きのピンセットが付属
V3 KITではピンセットが2種類付属していましたが、MINIでは小型のセラミックピンセットが1本のみとなっています。
小型になっているだけでなく、ちょっとした追加機能が付いています。
その機能とは、アトマ回しです。
ピンセット後部の円状の部分でアトマイザーを掴んで回すことで、指が滑ってアトマを外せない時などに重宝します。
このピンセット自体を単体で購入しようと考えていたので、今回ツールキットと一緒に入手することが出来て嬉しいですね。
最後に
外出時の持ち運び用に特化した商品と思わせつつ、その実はオームメーター以外の工具で必要な物は全て揃っているという驚きのセット内容でした。
オームメーターさえ用意すれば、このMINI KITだけでもビルド作業を一通りこなせてしまうので、ビルド入門にもおすすめのキットですね。
もちろん既にツールキットを持っている人ならば、外出用として購入するのもアリですのでぜひチェックしてみてください。
それではまた。