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【WISMEC "R80" のレビュー】PODとしてもMODとしても使える二刀流デバイス

WISMECのR80(アール80)は付属のコイルを使用することでPODとして使える上に、510変換アダブターを接続することでお手持ちのアトマイザーを乗せることも出来る、PODとMODの二刀流のデバイスです。

本製品のご提供はベプログ様です。

いつもありがとうございます。

本商品は実に今現在のPODのトレンドを網羅しています。

  • 18650電池搭載可能
  • アダプターの装着によりPOD / MODのハイブリッドで運用可能
  • 接続端子がUSB Type-C
  • 1W〜80Wまで幅広い運用が出来る

R80はこのような特徴を持ったデバイスです。

PODの世界は日進月歩ですが、R80はまさにその最先端にあるといっても過言ではありません。

本記事では以下のような流れでR80の詳細を見ていくことにします。

  • R80の概要
  • デバイスの使用感(POD編)
  • デバイスの使用感(MOD編)

R80の概要

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WISMEC R80 本体とボックス

R80はWISMECからリリースされたPOD / MOD両対応のデバイスです。

機能的な特徴としては、まずはPODとしてもMODとしても利用できる点が挙げられます。

細かくワット数を調整可能なPODとして、またお好みのアトマイザーを乗せるMODとして利用が可能です。

18650電池が搭載可能である点も見逃せません。

内蔵型電池はどうしても電池のヘタリとの戦いになりますが、R80の場合はそんな時は電池交換をすれば大丈夫です。

電池交換が可能であるため、どうしても本体のサイズ感は大きめです。

ですがR80は本体が三角形で非常に握りやすい形状をしています。

手が小さな方でも使いにくさを感じることは少ないでしょう。

カラーはシルバーのみの展開となっています。

側面には独特の模様が描かれており、これが本デバイスのデザイン的な特徴にもなっています。

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側面の模様

PODですので、まずは付属のコイルから試される方が多いと思うのですが、コイルの交換はただ引き抜くだけでOKです。

コイルを挿入する時は奥まで入れると抜け落ちることはありません。

コイルの根本にエアフローの穴が空いているので、コイルを回してドローの重さを調整することが出来ます。

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コイルの交換の様子

コイルは0.3Ωのもの(WV-M)と0.8Ωのもの(WV01)がそれぞれ1個ずつ付属してきます。

それぞれのコイルの推奨の出力範囲ですが

WV-M (0.3Ω):25 - 40 W WV01(0.8Ω):12 - 20 W

このようになっています。

もっと高めのワット数で運用したいという方は、後ほど紹介する510アダプターを利用して、MODとして本デバイスを利用した方がいいでしょう。

リキッドチャージ用の穴は割と大きめに開いています。

ただどれだけリキッドチャージをしたかをやや確認しづらい黒色のタンクなので、くれぐれもリキッドチャージのし過ぎには注意するようにして下さい。

筆者はうっかりリキッドを入れすぎて、ホールから溢れさせてしまいました。

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リキッドチャージ用の穴が右にあります

USB Type-Cの差込口は本体底にあります。

本体を立てたまま充電できない点、ちょっと気になりますが、まあこれは些細な問題ですね。

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USB Type-C端子

付属品は日本語の記載もあるマニュアル。

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日本語の記載のあるマニュアル

0.8Ωのコイル、510変換アダブター、USB Type-Cケーブルとなっています。

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コイル、510変換アダブター、USB Type-Cケーブル

他にはワランティや注意書きなども同梱されています。

ベプログでセット販売をされている商品を購入した場合は、18650バッテリーや、VAPE用のポーチも同梱されております。

別途で電池を用意しなくていい点は助かりますね。

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正面から見た様子

出力の調整は本体下部にあるボタンで行います。

右側を押すと出力がプラスに、左側を押すと出力がマイナスになります。

左右のボタンを同時に長押しするとロックが掛かり、出力が変わらなくなります。

電源のオンオフはパフボタンの連続5クリックです。

これはベイパーさんにはおなじみの操作だと思います。

吸う時にはパフボタンを長押しすればOKなのですが、本機には自動カットオフが搭載されており、1パフで10秒以上は吸えないようになっています。

他に保護機能としては

  • 過充電保護
  • 過放電保護
  • 短絡保護
  • 過電流保護
  • 温度保護

などが搭載されています。

さて、ざっくりと本体の概要を見てきましたので、ここからは実際にリキッドを吸っていきたいと思います。

デバイスの使用感(POD編)

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INNEVAPEのTNTを吸ってみました

今回テイスティングに使用するリキッドはINNEVAPEのTNT - THE NEXT TOBACCOです。

こちらは人気VAPE Youtuberの阪上龍生さんが発見したリキッドだということで話題になっていますね。

独特の甘さをもった非常に個性的なタバコ系リキッドです。

今回使用するのは0.3ΩのWV-Mコイルです。

出力は40Wでいざ実飲をしていきます。

エアホールを開くとドローは割と軽めで、DLに最適な感じですね。

逆に全閉にすると結構ドローが重くなります。

味の出方ですが、しっかりと素直に出るなという印象を受けました。

リキッドの持つタバコ感と甘さが存分に引き出されていて、これはかなりクオリティが高いです。

PODの世界も日進月歩でどんどん技術の進化が続いています。

そんな中でこのR80は十分に渡り合っていくだけのポテンシャルがあります。

デバイスの使用感(MOD編)

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Royal Crown RDAとユズチャの組み合わせ

さて次に510変換アダブターを挟んでMODとして使用してみることにします。

使用するアトマイザーは以前に当ブログでもご紹介させていただいたARCHORDS JAPANのRoyal Crown RDAです。

vapers.hatenablog.com

リキッドはいつも吸い慣れているものをチョイスしようということで、YAMADA LIQUIDのユズチャにすることにしました。

vapers.hatenablog.com

ビルドですが、以下のような構成です。

  • コイル:Vape Wires Ni80 25g
  • 内径:3mm
  • コットン:Perfection Wicks
  • 抵抗値:0.39Ω
  • 出力:35W

最近ずっとこの構成で吸っていて、個人的にはかなりユズチャの美味しさを引き出すことが出来るビルドではないかと思っています。

それはさておき、さっそくアダプターにRoyal Crown RDAを取り付けて吸っていきます。

立ち上がりの速さも普通のMODと比較して何ら劣るところはありません。

普段使っているMODと違和感なく使うことが出来ました。

まとめ

WISMECのR80は味のよく出る使いやすいPODです。

18650電池で駆動するので、バッテリーがヘタった時でも交換で対応が可能です。

出力調整の幅も1W〜80Wまでと幅広く、リキッドによって細かく調整できるのもありがたい点です。

また510アダプターを挟むことで、様々なアトマイザーを搭載可能な点も非常に便利です。

特にこれはVAPEを初めて間もない方にとって使える点ではないでしょうか。

最初はPODとして使って、そのうちビルドなどをする際にMODとして本機を使用するなどといった使い方が想定できます。

そういった点でVAPEデビューにも最適な一台ですね。