WISMEC社のセミメカニカルMOD LUXOTIC BF BOX(ラクソテックBFボックス)は、スコンカーなのにとてもコンパクトでおすすめです。
どうも。リキッドチャージが簡単に行えるスコンカーが大好きなTakuya(@tky_vape)です。
今回ご紹介するのはボトルを内蔵したスコンカーでありながら、たいへんコンパクトで見た目もおしゃれなMODとアトマイザーのセットです。
出力調整のないセミメカニカルMODであるため、必要最低限の制御基盤で済むことから、ボトルと基盤を内蔵しながらもサイズを小さくまとめることが可能となっています。
メカニカルMODは上級者向けの商品であり、正しい知識の無い状態での使用はたいへん危険です。
セミメカニカルMODといえど、メカニカルと同様に注意し、知識を持ったうえでお使いください。
WISMEC LUXOTIC BF BOX with Tobhino BF RDA
今回ご紹介するのはWISMEC社のセミメカニカルMOD LUXOTIC BF BOX(ラクソテックBFボックス)と、同メーカーのアトマイザー Tobhino BF RDAがセットになった商品です。
こちらはベプログ様から提供いただきました。ありがとうございます。
MODはブルー・ブラック・イエロー・グリーンの全4色展開になっており、私はブルーをいただきました。
ブラックやイエローはハニカムデザイン(ハチの巣のような、六角形を並べた模様)になっており、どのカラーもデザイン性が高く、選ぶ楽しみも大きいです。
実機レビュー
それでは実機を見ていきましょう。
クリアケースをスリーブで包んだパッケージになっています。
WISMECのMODは毎回この格好良いケースに収まっているので、個人的にはかなり気に入っています。
内容品は以下。
- LUXOTIC BF BOX 本体
- Tobhino BF RDA
- プリメイドコイル×2
- 取扱説明書
- コットン
- ワーニングカード
- 予備ボトル
- Tobhino用トップキャップ×2種類
- 予備ネジ
- 予備Oリング
- BFピン
- 六角レンチ
といった内容になっています。
取り扱い説明書は日本語でも記載がされているので、初心者のセミメカニカルMODデビューでも安心して使用できます。
WISMEC LUXOTIC BF BOX
まずはMODから見ていきましょう。
シンプルで武骨な印象の金属製の筐体に、マーブルのような複雑な模様のレジンパネルが良く映えます。
コンタクトは510接続のスプリング式になっています。
底面はハニカムデザインの蓋になっており、本体とはマグネットで固定されています。
この蓋を外し、ボトルを引き抜いてリキッドチャージを行います。
サイドパネルもマグネット式になっています。
磁力が強く、簡単に外れてしまったりしないので安心して使えますね。
バッテリー部分には+・-の印があるので、誤って逆向きにセットしてしまうことを防げます。
特にメカニカルMODの場合はバッテリーの向きを間違えると大事故にも繋がりますので、こうした気遣いは全機種で行ってもらいたいものですね。
基盤はボトル差し込み部分の上に入っています。
ボタン1つのみのシンプル仕様で、使い方も簡単!
こちらがスイッチ部分です。
このスイッチの内側にLEDが入っており、パフすると点灯します。
5クリックでON・OFFの切り替えが出来るので、持ち運びの際も安心です。
電源ON・OFFの概念が存在しないメカニカルMODでバッテリーを入れたまま持ち歩くと「バッグやポケットの中でスイッチが押されてしまう」なんてこともあり得ます。
その点、電源を切ることが可能なLUXOTICならば、そうした事故を防げます。
とは言え安全のためにも、セミメカ・テクニカルに関係無く、持ち運びの際にはバッテリーを抜くことを推奨します。
ボタンの押し心地としては軽めで、多少のおもちゃっぽさがありますがご愛嬌ということで。
Tobhino RDA
それでは続いて付属のアトマイザーを見ていきます。
背丈もかなり低く、コンパクトなアトマイザーですね。
アトマイザー本体は4パーツで構成されており、裏面にはTobhinoの刻印が入っています。
22mm径のアトマイザーですが、24mm用のビューティリング(スラントリング)も付属するので、幅の広いMODにも違和感無く合わせられます。
デッキはシングルビルド専用のデッキになっています。
上からコイルの足を挿入し、横から六角ネジで締めて固定する方式です。
ガイド付きで、コイルの位置調整がわかりやすい
実際にビルドしてきます。
今回はプリメイドコイルは使用せず、カンタル24Gのワイヤーで巻いていくことに。
デッキに施された凹みにコイルジグがはまるので、ビルドの際のガイドとして役立ちます。
慣れない人にも嬉しいポイントですね。
コイルを取り付けた状態では足をカット出来ないため、あらかじめ足の長さを合わせてから設置をしなくてはなりません。
こういうタイプのデッキはちょっと面倒なので、この点でちょっとマイナスです。
位置調整自体はガイドのおかげでめちゃくちゃ楽ですし、シングルコイルなので抵抗値の計算・調整も簡単。
全体的なビルド難易度は低めとなっており、RBAをこれまでに使ったことが無い人のビルドデビュー機としてもおすすめできます。
全体の使用感
それでは組み合わせて使っていきます。
コンパクトなサイズ感
人気機種のEleaf iStick Pico 75Wと比較した写真がこちら。
背丈は少しLUXOTICの方が高いものの、大きさにそこまでの差はありません。
ボトルを内蔵していながら、これだけのサイズに抑えているのは驚愕ですね。
続いてこちらが、WotofoのメカニカルMOD NUDGEとの比較です。
基盤が入っていながらもメカニカルBFのMODと大きさの差は無い…どころか、LUXOTICの方が細いくらいですね。
スコンカーのボトルをプッシュするだけでリキッドをチャージできる構造は、1度使うと病みつきになるほど便利です。
しかし、どうしても本体サイズが大きくなってしまうんですよね。
大きいMODを使い続けるのは、手が小さいと結構つらいところ…
LUXOTICはスコンカーであることを忘れてしまうほどのサイズで、私のように手が小さい人にはたいへんありがたいです。
アトマイザーも味・ビルド難易度ともに優秀
コイルの取り付け前に足をカットしておく必要こそあるものの、位置調整自体はガイドも付いていてわかりやすく、ビルド難易度は低めです。
エアフローは写真のように3つの穴をずらして調整をするのですが、ちゃんとドローも絞れます。
最近流行りのMTLアトマイザーに比べればスカスカですが、それなりにドローを重めに調整することも可能。
味もそれなりに出ますし、MODのオマケと考えれば充分すぎるほどのアトマイザーですね。
オールインワンタイプのVAPEやクリアロマイザーしか使ったことの無い人が、ビルドを習得するための教材として活用するのもアリです!
Reuleaux RX Machinaと一緒に
以前にご紹介したReuleaux RX Machinaと同ラインの機種になるようで、この2機種をセットにした投稿がインスタグラムでも多く見られました。
見た目が近いので、確かにこれは良い感じですね。
セットで持ちたくなるのも納得です。
最後に
スコンカーの便利さを、持ちやすく小さな本体にギュッとまとめたLUXOTIC BF BOX。
さらにON・OFF切替機能のおかげで、まさに外出先に持ち歩くのには最適な機種と言えます。
付属のアトマイザーもMOD同様にコンパクトなうえ、味・煙量・ビルド難易度といったあらゆる面で目立った欠点がありません。
メカBFスターターキットとしてもオススメなこのセット、気になる方はぜひチェックしてみてください!