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シラフシ・スタウト"BaksLiquidLab. shirafu shirazu STOUT"(バックスリキットラボ)のレビュー” 形容し難いリアルなタバコ感

シラフシ・スタウト"BaksLiquidLab. shirafu shirazu STOUT"(バックスリキットラボ)は、リアルなタバコ感が味わえる、深みのある味わいが特徴のリキッドです。

こんにちは。VAPERSの喫煙者の方、いっちー(@weakrainit)です。

ベイパーの皆様は初めて吸ったリキッドを覚えていますか? 私が初めて吸ったリキッドは、キットのオマケに付いてきた日本メーカーのものでした。

当初の私は後に吸った海外リキッドと比べて、「日本メーカーは薄味でコスパが悪い」という印象を抱いてましたね。

今では数多くのリキッドを試したことで、そんな固定観念は綺麗さっぱり無くなっています。

MK Labや小江戸工房、なにわでんねん等々…日本人らしい繊細且つ丁寧な味作りには驚嘆するばかりです。

さて、今回はそんな日本人らしさをビンビン感じるメーカーのタバコフレーバーをご紹介します。

概要欄にて詳細をどうぞ!

シラフシ・スタウトのリキッド概要

日本メーカー、BaksLiquidLab.(バクス リキッド ラボ)shirafu shirazu STOUT(シラフシラズ スタウト)

本商品はベプログ様から提供いただきました。いつもありがとうございます。

同メーカーの人気リキッド、shirafu shirazuのアレンジリキッドです。

フレーバーはブランデーバニラタバコ

先ずアレンジ元のshirafu shirazuの公式説明がこちら。

ブランデーをメインにしたリキュール3種類と、バージニアブレンドのパイプタバコ葉をブレンドしたフレーバーです。

柑橘系の香りが立ち、タバコ系フレーバーが苦手な人にもオススメです。

甘味付けにバニラカスタードを少量使用していますが、後味がスッと引きチェーンしやすく仕上げています。

今回ご紹介するSTOUTの、shirafu shirazuとの変更点を私なりにまとめたのがこちら。

  • 柑橘系のフレーバーを抜いた

  • バニラカスタードを抑えた

  • 新たに灰の香りをプラス(木酢液に似た、酸味のある香り)

甘い香りが抑えられ、全体的にタバコ感を増した味わいへと派生。

リアルな喫味を楽しめる、という公式説明に喫煙者としてトキメキを感じざるを得ない。

また10日以上スティープさせると酸味が丸くなり、ブランデーの風味が深さを増すとのこと。

抑えたことで隠し味となったバニラカスタード、そしてローストアーモンドがじわじわと染み出る頃が吸い頃だそうです。

元となったフレーバーを吸ったことがないので比較はできませんが、代わりに率直な感想でまとめていきたいですね。

ボトルデザインを見ていきましょう。

BaksLiquidLab. shirafu shirazu STOUT ボトル

ダークブラウンの背景に溶け込むようなミミズクのイラストが描かれたラベル。

なんでミミズクなのかわかりませんが、かっこいいデザインですね。

BaksLiquidLab. shirafu shirazu STOUT ボトル先端

キャップがチャイルドプルーフ式のユニコーンボトルです。

先が細く、小さなアトマイザーでもリキッドチャージが容易で助かりますね。

シラフシ・スタウトを吸ってみた感想

それでは、シラフシ・スタウトを実際に吸ってみた感想をご紹介します。

いっちー

バックスリキットラボのシラフシ・スタウトは、何度吸っても説明がし難い、独特なフレーバーという印象です。

ブランデーの風味がふわっと広がり、柔らかな酸味のある渋い味わいがしっとりと舌に染みこみます。

今まで吸ったタバコフレーバーの中でも、熟成されたようなスモーキーな味わいを強く感じますね。

吐ききった後の口の中に残るなんとも言えない感覚は、タバコに通ずるものがあると思います。

バニラとアーモンドは仄かに香るというか、上記のスモーキー感で気付けないくらいです。

もう少しスティープさせたら目立つようになるのかもしれませんね。

どう言葉に表せばいいのかわかりませんが、他には無い美味しさのリキッドでした。

うぃる

シラフシスタウトは、40W未満とそれ以上のワッテージで味の印象が大きく変わるリキッドですね。

低ワットで焚いた場合はブランデーの風味にバニラのケミカル臭が加わって、はっきり言って苦手な味に感じられました。

「ブランデーがもともと得意でないのもあるのかな?」と判断し、その状態で感想を書こうかとも思ったのですが、おもいきって43Wほどまで出力を上げたところ大きな変化が。

ケミカル臭が消えるとともに、燻製のような香ばしさが口内を満たしてくれるようになりました。

この香ばしさが、商品説明にある「灰の香り」なのでしょう。

ぶっちゃけブランデーっぽさも結構飛びましたね。そのおかげでブランデーが得意でない私も気にならずに吸えるようになりましたが。

ちょっと焦がしたナッツの燻製のようで、個人的には40W以上でぶわぁっと焚いて吸うのがお気に入りです。

最後に

VAPEを吸ってきた中で、フレーバーが多すぎてわからない、ではなく味の深み・厚みが凄くて形容し難いというのは初めてです。

このギュッと凝縮しつつも全体で見れば綺麗にまとまっている、という味の作りは日本メーカーらしさを感じますね。

発酵させてじっくり熟成した木を燻したような、時代を感じる風味を閉じ込めた1本。

仄暗く静かなバーの雰囲気というか、50代のかっこいいオッサンが浮かんでくるというか。

そんなイメージを感じる、ダンディズム溢れる味わいのリキッドでした。