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美しすぎるメカチューブMOD「dotmod Petri Lite&Petri V2 RDA」レビュー

今回ご紹介するのは美しすぎるメカニカルチューブMODとアトマイザーdotmod「Petri Lite」「Petri V2(dotRDA 22 V2)」です。

dotmod Petri Lite MOD×Petri V2 RDA
dotmod Petri Lite MOD×Petri V2 RDA

メカニカルMODは上級者向けの商品であり、正しい知識の無い状態での使用はたいへん危険です。

私がVAPEを始めたばかりの頃にdotmodの存在を知り、「知識と経験を積んだら絶対に購入しよう」と心に決めていた商品でもあります。

dotmodについて

dotmodはアルマイト仕上げの本体の美しさに定評のあるメーカーで、テクニカル・メカニカルチューブ・メカニカルスコンカーなどがラインナップにあります。

今回紹介するのは、その中でも人気の高い22mm径のチューブMODとアトマイザーとなります。

Petri Lite・RDAは、dotmod商品の中で最もカラーバリエーションが多く、私が大好きなパープルも存在します。

珍しいカラーリングの例を挙げるとライムグリーンローズゴールドなどもあるので、欲しい色のMODやアトマが見つからないという人はdotmodの公式サイトをぜひチェックしてみてください。

dotmod.com

それ以外の商品ですとブラック・ブルー・レッド・ゴールドの4色が基本ですが、ピーチやティファニーブルーといった限定色が加わることもあります。

dotmod Petri Lite

まずはMODを見てみましょう。

Petri Liteは18650バッテリーに対応した直径22mmのメカニカル・チューブMODです。

dotMod Petri Lite 外箱dotMod Petri Lite 開封
高級ジュエリーのような外箱

ジュエリーを思わせる高級感のあるブラック・シルバーのパッケージに収納されています。

内容品は以下。

六角レンチ・スプリングシリアルナンバーカード
六角レンチ・スプリング・シリアルナンバーカード

  • Petri Lite MOD本体
  • ドリップチップ(ゴールド)
  • 六角レンチ
  • 交換用スプリング
  • シリアルナンバーカード

dotMod Petri Lite MOD 縦dotMod Petri Lite MOD 斜め
シンプルだけど高級感溢れる本体

ハイブリッド接続のメカニカルMODですので、構造は非常にシンプルです。

さらっとした質感のアルミ筐体にムラの無い塗装、24Kメッキがアクセントとなり、どこから見ても美しいですね。

茨模様が描かれたスイッチ
底面のスイッチ

スプリング式のスイッチには金メッキに加え、dotmodのロゴをイメージさせる茨のような模様が描かれています。

ロック機構は付いていませんので、持ち運ぶ際には必ずバッテリーを抜いて持ち歩くようにしましょう。(※ロック機構があるMODでもバッテリーを抜くことを推奨しています。)

アトマイザー接続部
アトマイザー接続部

アトマイザーとはハイブリッド接続で通電します。

ポジティブピン等、組み合わせるアトマイザーの状態を必ず確認して使用しましょう。

スイッチ側だけでなくアトマイザー接続部も外せます
スイッチ側だけでなくアトマイザー接続部も外せます

スイッチ側だけでなくアトマイザー接続部側も回すと外せますが、外せるメリットがあるかは正直わかっていません。

ネジの精度が高く、開け閉めをスムーズに行えます。

メカニカルMODの場合はバッテリーの付け外しを頻繁に行うことになりますので、その作業をストレス無く行えるのは嬉しいポイントです。

中央のイモネジは付属の六角レンチで付け外しイモネジを完全に外した状態
中央のイモネジは付属の六角レンチで付け外し

スイッチは付属の六角レンチで分解できます。

中央のイモネジがきっちり締まっていると六角ナットが緩まない仕様のようです。

写真ではイモネジを抜いていますが、少し緩めるだけでナットが回るようになるので、完全に外す必要はありません。

とても小さな部品なので、うっかり紛失してしまいそうですしね。

付属のスプリングと交換可能
付属のスプリングと交換可能

黒いスプリングがもともと内蔵されていたもので、シルバーのスプリングが交換品として付属しているものです。

シルバーのスプリングへ交換することで、押し心地を強くできます。

金色のドリップチップが付属左:RDA付属ドリップチップ 右:MOD付属ドリップチップ
金色のドリップチップが付属

後述するPetri V2 RDAに付属するものと同形状(ちょっと厚いかな?)でゴールドカラーのドリップチップがなぜかMODに同梱されています。

MODの差し色としてスイッチ部などにゴールドが入っているので、同じゴールドのドリップチップも合いそうですね。

dotmod Petri V2 RDA(dotRDA 22 V2)

続いてアトマイザーの紹介です。

dotMod RDA 外箱dotMod RDA 開封
高級感溢れるパッケージ

MOD同様におしゃれな外箱に入っていますが、こちらはブラックとゴールドという配色になっているという謎の拘り。

内容品は以下。

シリアルナンバー入りカードと六角レンチが付属
シリアルナンバー入りカードと六角レンチが付属

  • Petri V2 RDA本体
  • ドリップチップ
  • 六角レンチ
  • 交換用Oリング類
  • シリアルナンバーカード

瓶に入ったアトマイザーdotModのロゴが入ったコルクで栓がされている
dotModのロゴが入ったコルクで栓がされている

箱を開けて驚きましたが、アトマとドリチがガラス瓶に収納されています。

さらにコルク栓にはdotmodのロゴが描かれており、どれだけ私をときめかせたら気が済むのか。素敵すぎます。

交換用Oリングはアトマの下に
交換用Oリングはアトマの下に

アトマの下には交換用のOリングが一緒に入っています。

dotmod Petri RDA(横から)dotmod Petri RDA(底面)
どこから見ても美しい

アトマイザーもMODに負けず劣らず美しい仕上がりになっています。

底面にはシリアルナンバーが印字されていますので、購入した際には同梱されているシリアルナンバーカードと照らし合わせてみましょう。

ポジティブピンの飛び出し量はちょっと短いかも
ポジティブピンの飛び出し量はちょっと短いかも

ポジティブピンの飛び出し量は少々頼りなく感じました。

ここ最近は「これでもか!」と飛び出しているアトマに見慣れているのもあるかもしれませんが、ハイブリッド接続で使用することを考えるともう少し出ていた方が安心できますね。

デッキ・チューブ・トップキャップの3パーツ構成
デッキ・チューブ・トップキャップの3パーツ構成

デッキ・チューブ・トップパーツの3点で構成されています。

トップパーツだけ外せばリキッドチャージできる構造は、リキッドが垂れにくいのでありがたいです。

裏面が弧を描いているトップキャップエアホールは左右に計2つ
部品1つ1つが美しい

表面だけでなく目に見えない内側・裏側の仕上がりにも手抜きは一切見られません。

トップキャップ裏側は若干ラウンドを描いた形状となっており、ミストをしっかりと運んでくれそうです。

エアホールは左右に1つずつ
エアホールは左右に1つずつ

エアホールは左右に2つのサイドエアフロー方式で、調整は出来ません。

ドリップチップも小さなガラス容器に収められているコルク栓にはdotModのロゴ入り
ドリップチップも小さなガラス容器に収められている

ドリップチップもこれまたガラス瓶に入っており、こちらもコルク栓にはロゴが入っています。

dotmodよりもおしゃれなVAPEメーカーは無いのではないかとも感じてきますね。

こんなところにコストをかけるなという意見もあるかもしれませんが、私としては購入時のワクワク感をブーストしてくれるのでこうした意匠は肯定したいところ。

dotmod ドリップチップ(横から)dotmod ドリップチップ(上から)
アトマイザーと同じカラーリングのドリップチップ

アトマイザーと同じカラーリングのドリップチップは見た目の相性抜群です。

ドリチの規格は510で、口はやや広めに取られています。

dotMod RDA デッキ(横から)dotMod RDA デッキ(上から)
プラスネジで固定するデュアル対応デッキ

2ポールのデュアル対応デッキ。

大きめのプラスネジでコイルを固定する構造で、ビルドはしやすそうですね。

ビルドのしやすいデッキ構造

それでは実際にビルドしてみましょう。

バッテリー出力を使用時に調整できないメカニカルMODと組み合わせることを前提に、立ち上がりの速さを重視してカンタルA1の単線ワイヤーを使用。

0.3Ωほどを狙って、内径2.5mm・8ラップでビルドしていきます。

コイルを1つ付けている2つ目のコイルを固定
単線ワイヤーでビルド

ある程度までは手回しできるネジなので作業はしやすいですね。

コイルの足をカットしたら最後だけドライバーで本締めすればOKです。

コットンを詰めたリキッドチャージ
ウィッキング・リキッドチャージ

MODに載せる前に、オームメーター上でリキッドチャージまで済ませてしまいましょう。

トップキャップを付けた状態で抵抗値チェック
トップキャップを付けた状態で抵抗値チェック

トップキャップを被せたら再度オームメーターで抵抗値を確認。

0.29Ωと狙い通りの数値が出ました。

キャップを被せた時にショートさせてしまい、それに気付かずにメカニカルMODに載せてしまうと大事故の危険性もあります。

必ずオームメーター上で最終確認を行いましょう。

使ってみて

dotmod Petri Lite MOD・Petri V2 RDA(縦向き)dotmod Petri Lite MOD・Petri V2 RDA(斜め)
dotmod Petri Lite MOD・Petri V2 RDA

MODとアトマの一体感がたまりません。

別メーカーの商品を組み合わせるのも楽しいですが、同メーカー・同シリーズで揃えて全体の雰囲気をビシッとまとめるのも気持ち良いですよね。

コンパクトで爆煙

eGo AIOとほぼ同サイズ
eGo AIOとほぼ同サイズ

デュアル対応デッキと吸い口広めのドリップチップ、そして調整不可のエアホールということで、どちらかというと爆煙より。

22mm径のRDAとMODの組み合わせですが、その細くコンパクトなボディからは想像できないほどパワフルなミストを発生させてくれます。

部品点数の少ないメカニカルMODで、なおかつ高品質なパーツを使用することでバッテリーの出力をロス無くダイレクトに伝えている印象です。

驚きの軽さ!

持ってみて驚くのがやはりその圧倒的な軽さです。

薄いアルミの本体に加え、スイッチにマグネットでなくスプリングを使用しているのもあって滅茶苦茶軽いです!

試しに、Mad Dog RDTAメカチューブキットと重さを比較してみました。

dotmod Petri MOD+RDA:64gMad Dog RDTAチューブキット:134g
dotmod Petri MOD+RDA:64g・Mad Dog RDTAチューブキット:134g

Mad Dogが24mm径なので一回り大きいことを差し引いても、半分以下の重量という結果には驚きです。

左:dotmod Petri・右:Mad Dog RDTA メカチューブキット
左:dotmod Petri・右:Mad Dog RDTA メカチューブキット

握りやすい形状のMad Dog RDTAメカチューブキットも決して悪くはありませんが、構造が特殊なこともあり、メカチューブデビューでしたら私はdotmodを推します。

Mad Dog メカチューブキットの構造について、詳しくはこちらの記事へどうぞ。

vapers.hatenablog.com

最後に

薄いアルミ筐体によるコンパクトさと軽さに加え、高級コスメのようなエレガントな外見から、男性以上に女性からのウケが良さそうな商品ですね。

実際に私も使用していて「ちょっとオシャレすぎないか…?」と自分でちょっと引くほどに美しいです。

価格もちょっと張りますが、購入した時のワクワク感・使用時の満足感はそれ以上!

VAPE知識が充分にあり、可愛く美しいMOD・アトマを探していた人は要チェックです。

dotmod商品を販売している国内ショップは少ないですが、VAPE LOUNGE 遊人(U-jin)さんは取り扱っているカラーも豊富でおすすめです。

私も遊人さんのオンラインショップで購入しましたので、参考にしてみてください。

それではまた。