Onnixは、爆煙型使い捨てクリアロのGEMM Tankでお馴染みのFreemaxが開発したPOD型デバイスです。
商品のご提供はベプログショップ様です。
いつもありがとうございます。
USB-Cポート、オートパフ機能、1100mAhのバッテリー容量と普段遣いには特に困らないスペックに上手くまとまっています。
本機の特徴としては、コイルが2種類付属しているのですが、0.5Ωのメッシュコイルはかなり味が濃く出ます。
本体側にエアフローコントロールが付いているので、それを全開にして吸うとやや重めのDLくらいの感じになります。
最大出力が20Wで、そのあたりの数字を物足りなく感じられる方も正直いらっしゃるかと思いますが、煙量、ミストの濃さ共に満足のいくものでした。
個人的には最近はほぼほぼFavostixばかり使用していたのですが、こちらOnnixもかなり自分好みの味わいが出ますね。
比較するとFavostixの方が素直な味わい、Onnixの方が甘みや清涼感が強く出る感じがあります。
今回の試飲は以前VAPERSでも取り上げたPueple Dreamで行ったのですが、このリキッドがこんなに甘いとは初めて知りました。
というわけで今回も以下のような流れでデバイスを紹介していきます。
- Onnixの概要
- デバイスの使用感
- まとめ
最後までお付き合いのほど、よろしくお願いします。
Onnixの概要
以下商品概要を箇条書きにします。
- ブランド:FreeMax(フリーマックス)
- 商品名:Onnix(オニックス)
- バッテリー:内蔵型(1100 mAh)
- カラーバリエーション:Black(ブラック)、Blue(ブルー)、Coral Red(コーラルレッド)、Grey(グレー)、Gunmetal(ガンメタル)、Rose Pink(ローズピンク)
- タイプ:コイル交換式
- 出力電力範囲:8〜20 W
- 出力電圧範囲:3〜4.2 V
- リキッド容量:3.5 ml
- サイズ:109 mm × 26.2 mm × 16.2 mm
- 重量 : 49.9 g
スペックはこの様になっています。
同梱物の一覧ですが。
- Onnix 本体 × 1
- Onnix POD × 1
- OX MESHコイル0.5Ω ×1(装着済み)
- OX DVC コイル 1.0Ω × 1
- Type-Cケーブル × 1
- 説明書 × 1
- 警告カード × 1
- 保証書 × 1
これら一式が付属してくるので、あとはリキッドさえあればいつでもVAPEを吸える感じになっています。
なおベプログショップで購入した際は30日保証が付属します。
残念なことに説明書に日本語の表記がありませんので、以下に本機体にとって重要だと思われる点を説明書から要約してお伝えします。
ワッテージの調整は3段階で可能です。
なお使用するコイルによってワット数は変わります。
具体的にはパフボタンを3回連続クリックして
LEDが赤く点灯している時
メッシュコイル:16W
DVCコイル:9W
LEDが青く点灯している時
メッシュコイル:18W
DVCコイル:11W
LEDが緑色に点灯している時
メッシュコイル:20W
DVCコイル:13W
以上のような設定になっています。
一点注意事項としては設定を変えても吸っている最中のLEDの色は関係しないということですね、多分残バッテリー量によって色が変化していくのだろうと思われます(が、その旨マニュアルに記載がないのがなんともVAPE製品らしいゆるさというかなんというか...)。
筆者もここで躓いて、何度も3回クリックを繰り返した挙げ句にやっとこのからくりに気がつくことが出来ました。
3回クリックをしたときのみ上のように色が変わるので、そこを見逃さないようにしてくださいね。
ここは細かい点ですが要チェック項目です。
他の説明書の注意書きとしては
- リキッドをPODに入れた後、コイルにリキッドが浸透するまで3〜5分待つこと
- ドライヒットを避けるために、リキッドの残量が残り少なくなったら注ぎ足すこと
- 長期間使用しない場合はPODと本体を分離して保管すること
- 推奨する充電環境はUSB-Cケーブルで5V/1.5Aであること
が記載されています。
使い方ですが
- 0.5Ωメッシュコイル(デフォルトでついている方)か、1.0ΩのDVCコイルのどちらかを選んでPODに入れる。
- PODのシリコンプラグを開けてリキッドを注ぎ入れる。
リキッドを入れたら3〜5分ほど放置する。
Onnix PODとOnnix本体を結合させる。
パフボタン5回連続押しで電源のオンオフが可能になる。
パフボタン連続3回押しでワッテージの調整が可能になる。
パフボタンを押すか、PODの吸口から吸い込むことで(要はオートドロー)VAPEを吸うことが可能になる。
パフボタン連続4回押しでオートドローのみでの運用が可能となる。
メッシュコイル使用時はエアフローコントロールを広く開けることが推奨されます。
DVCコイル使用の際はエアフローコントロールを閉め、MTLで吸うことが推奨されます。
ざっとこんな感じになります。
デバイスの使用感
今回Onnixのメッシュコイルで一日ほどPurple Dreamを吸ってみました。
そろそろ最高気温が25度を超えてくる季節なので、清涼感マシマシなこのようなリキッドが非常に美味しく感じられるのではないかという理由からです。
味に関してですが、最初にも書きましたが非常によく出ます。
Purple Dream の持つポテンシャルをフルに引き出しているいるような感じで、本当今どきのPOD型は美味しいなと思わされますね。
エアフローは全開にしても吸った感じはスカスカにはなりません。
ちょい重ためのDLでリキッドの持つ味わいをしっかり堪能することが出来ます。
いや、これ美味しいですよ。
オートパフの感度も非常に良いですし、煙の量もそれなりに出ますし、電池も結構持ちますし、特に欠点らしい欠点が見当たりません。
個人的には最近のVAPE入門機としてはFavostixが一推しなのですが、こちらもこちらで非常に魅力的な商品で、友人をどちらでVAPE沼に引きずり込むか非常に悩ましいですね。
勿論ベテランの方のサブ機としての運用もめっちゃありだと思います。
これまで色々なPOD型を吸ってきましたが、久しぶりに「これはヤバい」と思いました。
まとめ
FreemaxのOnnixはVAPE初心者からベテランの方まで、幅広い層におすすめできるよく味の出るPOD型デバイスです。
自分はフルーツ系リキッドで試しましたが、多分これでスイーツ系なんかを吸うとえげつないくらい甘い感じになりそうな感じがします。
甘みもそうなんですが、清涼剤の入っているリキッドの場合清涼感も増幅されるような感じがあって、とにかくリキッドの持つ個性のようなものを強調するような特徴のあるPODですね。
これでもうちょっと細かくワッテージが調整できたら更に最強だったと思うのですが、それは望み過ぎなのでしょう。
VAPEに興味があるという方は入門機として、VAPEを既に吸われている方にはサブ機としておすすめしたい一台です。