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【ARCHORDS JAPAN “Royal Crown RDA” のレビュー】DL / MTL両対応の万能型RDA

ARCHORDS JAPAN(アルコーズジャパン)のRoyal Crown RDA(ロイヤルクラウンアールディーエー)は、Horick TVでお馴染みのこーへいさんが考案した製品です。

Royal Crown RDAは、ビルド次第でDLでもMTLでも吸うことが可能な非常に便利なRDAです。

本商品はベプログ様の提供です。

いつもありがとうございます。

DL寄りのセッティングでエアホールを全開にしてもドローがスカスカにはならず、やや重めのDLになります。

MTLでエアホール全閉で吸うと、ドローはかなり重くなります。

ただ重すぎはしないので、バランスがいい吸い心地を堪能することができます。

DLでもMTLでも味の出方はものすごくしっかりしていて、リキッドの持っているポテンシャルを引き出してくれる印象です。

本製品は名前にもあるように「王冠のような」ビューティーリングが外観的な特徴です。

ですが決して見た目だけではなく、しっかりとした味わいが堪能できるアトマイザーです。

さながら羊の皮を被った狼とでもいったところでしょうか。

本レビューでは

  • Royal Crown RDAの特徴
  • Royal Crown RDAのビルド
  • Royal Crown RDAの味の出方

にフォーカスを当てていくことにします。

Royal Crown RDAの特徴

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Royal Crown RDAの商品パッケージ

Royal Crown RDAのパッケージは黒を基調としてゴールドがあしらわれたデザインになっています。

なんとも高級感溢れる佇まいです。

こーへいさんと言えばゴールドという印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そのような方の期待を裏切らないような出来上がりになっています。

アトマイザー自体もゴールド以外の色展開はなされておらず、この一色のみが現段階で販売されています。

このようなこだわりは必ずやゴールドが好きな人の心に突き刺さるはずです。

箱の中にはアトマイザー本体とMTL用ドリップチップ、ジルコニアがあしらわれたビューティーリングが入っています。

アトマイザー自体の直径は22mmですが、ビューティーリングを付けた際は23mmになります。

試しにビューティーリング付きでPicoに乗せてみたところ、ギリギリで乗せられはしました。

ですがアトマイザーやMODに傷が付きそうなのでVAPERSとしては非推奨です。

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Royal Crown RDA付属品一覧

またその他の付属品としては、シューレース状のコットン、プリメイドコイル、マイナスドライバー、交換用Oリング、BFピンが付いてきます。

一通りのものは揃っているので、これからビルドを始めていきたいという初心者の方でも安心して手を出しやすいですね。

またDL用、MTL用と2個のドリップチップが付属しているのも特徴的な点です。

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DL用ドリップチップ

DL用のドリップチップはやや背丈が短い、ころっとした形状のものです。

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MTL用ドリップチップ

逆にMTL用のドリップチップは細長い形状となっています。

その時の気分や吸いたいリキッドに応じて、ドリップチップを使い分けられるのは非常に便利ですね。

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Royal Crown RDAのデッキ

デッキの構造ですが、真ん中にコイルガイドが設置されており、非常にビルドがしやすくなっています。

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このコイルガイドでコイル位置を合わせる

またウェルも深くなっているので、リキッドの保持量もかなりのものです。

エアフローはキャップに5つの異なった大きさの穴が空いていて、それでコントロールを行います。

一番大きな穴にしてもスカスカにはならない程度です。

逆に全閉にするとかなり重い感じです。

エアフローを調整する際にキャップを回転させるのですが、この回転が実にスムースでちょっと感動しました。

まだ軽く触った程度ですが、扱いやすいRDAだなという印象を受けますね。

さて、それではこれから早速ビルドをしていくことにします。

Royal Crown RDAのビルドについて

Royal Crown RDAのビルドですが、コイルガイドが付いているので非常に簡単になっています。

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このようにしてコイルの位置を合わせます

コイルを巻いて、ジグに巻き付いたコイルをコイルガイドに乗せると、コイルが設計者の意図した場所にいきます。

あとはマイナスネジをキュっと締めるだけでOKです。

本記事の読者の皆様の中にはGalaxies RDAをお持ちの方も多いと思います。

本アトマイザーはGalaxiesのデッキ構造と非常に近いという風にご理解してただければと思います。

後はコイルの足をキャップに触れないように切ります。

そしてコイルのドライバーンをしてホットスポットを除去します。

その後でコットンを詰め、リキッドを垂らしたらもうあとは吸うだけです。

このプロセスも慣れれば数分で出来るものです。

Royal Crown RDAは、ビルドに興味があるけど難しそうだと思っている方のデビュー用にもいいアトマイザーです。

まず第一にビルドが簡単だというのがその理由です。

そして同時にこの1個で、DLとMTL、両方の吸い方を楽しむことが出来るという点もおすすめしたいポイントです。

Royal Crown RDAの味の出方

Royal Crown RDAはDLでもMTLでも吸うことが出来るアトマイザーです。

ですので本レビューでもそれぞれに対応したビルドで味の出方を見ていくことにします。

Royal Crown RDA、0.55Ω、30W、DL

まずはDLで吸っていきます。

設定を箇条書きにしますと

  • MOD:asMODus Minikin2
  • ワイヤー:Vape Wires Ni80 25g
  • 内径:3mm
  • コットン:Perfection Wicks

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PHATJUICEのBlue Slush

リキッドは2019年を代表するブルースラッシュをチョイスしました。

vapers.hatenablog.com

ミストの出方ですが非常にシルキーです。

甘さもフルーツ感もしっかり濃く出ていて、これぞRDAの真骨頂といった感じです。

リキッドの味を素直に出してくれるアトマイザーだという風に感じられました。

エアフローについては全開にしてもスカスカにはなりません。

ややドローに重さを感じるのですが、そこが吸いごたえに繋がっている感があります。

久しぶりにブルスラを吸ったのですが、ロイヤルクラウンRDAのおかげか新鮮な味わいを堪能することが出来ました。

Royal Crown RDA 1.33Ω、12W、MTL

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IZANAMI ゆずジンジャー

MTL用のセッティングではIZANAMIのゆずジンジャーを吸ってみました。

こちらではコイルをGeekVaoe カンタル26gで組んであります。

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エアフローを全閉にすると、かなり重いドローを堪能することが出来ます。

ゆずの爽やかさを堪能することが出来て、味わいにも大満足です。

ですのでガッツリMTLを堪能したいという方にもおすすめですね。

長めのドリップチップもMTLにマッチしていて非常に良い感じです。

まとめ

ARCHORDS JAPANのRoyal Crown RDAは、これからビルドデビューするという方から、上級者の方まで幅広い方に楽しんで頂けるRDAです。

味の出方も非常に素直ですし、ビルドもとても簡単です。

特徴的な外見が印象的なアトマイザーですが、本当はかなりの実力派です。

金色のアトマイザーをお探しの方に、ぜひ検討していただきたい製品です。

お申し込みはベプログショップ様からできます。