VAPEを使っていると、どうしようもなく悩まされるのが
・液漏れ
・液はね
・ジュルジュル音
・煙が出ない
等のトラブルです。
今回の記事ではこれからの症状に対してどのように対応していったら良いのか、初心者の方にもわかりやすいように解説していきます。
VAPEの液漏れ対策
VAPEを使用していて一番多いトラブルが液漏れです。
アトマイザーのエアフローから液漏れするというケースが一番多いのです。
その他にもタンク下部、タンク上部などから液漏れする場合もあります。
そんな液漏れを減らしていくためにどんな方法があるのかをこの項目では説明します。
エアフローからの液漏れ
エアフローからの液漏れの場合、その原因はエアフローとつながっているコイルにリキッドが過剰供給されていることです。
余った分のリキッドがエアフローから漏れ出してしまうというケースです。
その他にも
・コイルがそもそも適切に装着されていない
・使用中にコイルが緩んでしまっている
・リキッドを保持しているコットンが傷んでいる
などのケースも考えられます。
エアフローの液漏れ対策はコイルをしっかりとしめること
簡単にできる対策としては、洗浄後などアトマイザーを組み立てる時に、しっかりとコイルを締めることです。
スターターキットを買って予めコイルがアトマイザー内にセットされているような場合でも、念のためにきっちりと締めることが大事です。
またリキッドをコイルに空いている穴(リキッドを吸い込むための穴です)が空気に触れるような状態だと、エアフローからの液漏れが多いなるとの話もあります。
ですのでタンクの中のリキッドを常に多めの状態(リキッドで穴がふさがっている状態を維持する)で運用することをお勧めします。
タンク下部からの液漏れ
タンク下部から液漏れがする場合は、
・タンクが適切にセットされていない
・タンクを固定するゴムパッキンが傷んでいる
という、大きく分けてその2つの理由が考えられます。
ですのでアトマイザーを分解掃除したりする際に、
・しっかりとタンクを固定すること
・パッキンの傷みは部品を交換すること
で対応が可能となります。
タンク上部からの液漏れ
タンクの上部からの液漏れの場合は、タンクの蓋がきちんと締まっていないかまず疑うようにしてください。
VAPEを運用していると、リキッドのタンクへの補充時など、何かと上蓋を開け外しする機会が多いです。
うっかりして蓋をしっかり締めそこねたということも往々にしてありがちです。
気を取り直してもう一度しっかり蓋を締めましょう。
液はね(スピッドバック)が発生する場合
VAPEを吸っている時に、熱い液体が口の中に飛び込んできたことはありませんか。
これは液はね、スピッドバックと呼ばれる現象です。
長期間のVAPE使用によってコイルの中のコットンが傷んでくると発生しやすくなります。
またドリップチップの形状によって発生頻度が大きく変化します。
スピッドバックの予防・対策
スピッドバックを予防するために出来る手段としては、コットンが痛む前に交換するようにするというのがまず第一に挙げられます。
ドリップチップをスピッドバックの発生しにくいものに交換するというのも一つの手です。
ドリップチップも様々な形状があって、それぞれミストの味わいが変わってきますので、色々試してみるのも楽しいです。
ジュルジュル音が出る場合
VAPEを吸っていると「ジュルジュル」という音が出ることはよくあります。
これはVAPEはリキッドを気化して霧状になったものを吸うのですが、その霧がアトマイザーの中で再び液状化してしまうことによって発生します。
このジュルジュル音をなくすために必要なのは、このアトマイザーの中にこびりついた液体をなくすことです。
簡単な対応法としては、一旦アトマイザーを本体から取り外して、エアホールをティッシュなどで多います。
ドリップチップから強めに息を吹き込み、アトマイザー内の水分を飛ばすことでジュルジュル音をなくすことができます。
煙が出ない場合
煙が出ない場合は、
・本体の故障
・コイルの劣化
・アトマイザーの接触不良等
が疑われます。
本体の故障については修理依頼をするか、買い換えるかの選択になります。
VAPEの世界は本当に進歩が早いので、壊れたこときっかけにして新しい機体に持ち替えるのも良い選択です。
コイルの劣化の場合は交換用コイルをつけせばOKです。
またアトマイザーの接触不良については、しっかり本体とアトマイザーを締めることで通電可能=使用可能な状態になります。
まとめ
VAPEを運用していると様々なトラブルに襲われます。
しかしVAPEはそんな困難に立ち向かうに値するだけの素晴らしい趣味です。
色々工夫しながらVAPE生活を楽しんでいきましょう。