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HiLIQ(ハイリク)”White Pocari "(ホワイトポカリ) レビュー!某有名スポーツドリンクを再現したリキッド

ベイパーの皆さんこんにちは。

今回はHiLIQの夏日新作シリーズよりホワイトポカリをレビューしていきます。

提供はHiLIQ様です、ありがとうございます。

もう名前の時点でだいたいどんな味か想像がついてしまうとは思いますが、以下にHiLIQ公式サイトの紹介文を引用します。

お馴染みのスポーツドリンクの味を完璧に再現しました。

プルーム・テックのメンソール、フルーツ系のレモンと相性がよく、甘さがひかえめでスッキリした後味です。

一度吸えば、すぐに虜になるでしょう。」

とのことです。リキッド単体で楽しむだけでなく、プルームテックなどと組み合わせると美味しさが広がるようですね。

なおこの解説文には記載されておりませんが、リキッドに清涼剤が加えられていますので、清涼感が苦手な方は注意するようにしてください。

個人的にスポーツドリンクの類は風邪をひいた時に薄めて飲むくらいなのですが、飲んでいると栄養が体に行き渡る感じがあってその感覚自体は結構好きです。

果たして日本を代表するスポーツドリンクがどの様にリキッドで再現されているのか、これから詳しく見ていきます。

HiLIQ(ハイリク)”White Pocari "(ホワイトポカリ)のリキッド概要

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ホワイトポカリのボトル

まずはボトルのデザインを見ていきます。

色使いは元ネタとなっているスポーツドリンクそのまんまですね。

果実がペットボトルの内側に配置されているので、柑橘系のフレーバーも入っているのでしょう。

見ただけで味の想像がしやすいという点で、優秀なデザインだと思います。

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チャイルドロック式のユニコーンボトル

ボトルは御馴染みのチャイルドロック式のユニコーンボトルです。

個人的にはもうこれ以外の形状のボトルは使いたくないほど気に入っています。

リキッドチャージのやり易さや倒してしまった時に割れる心配がない点など、いろいろな面で優れています。

リキッドの原材料はプロピレングリコール(PG)、ベジタブルグリセリン(VG)、香料です。

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VG:PG比は70:30

VG:PG比率は70:30となっていますが、これはHiLIQのサイトから注文する際に50:50でオーダーすることも可能です。

またHiLIQの通販は海外サイトであるということもあって、商品を選択する際にリキッドをニコチン入りのものにすることが可能です。

濃度は0mg(ニコチンなし)〜24mgまで設定することが出来ます。

個人でニコチン入りリキッドを購入する際は、一月あたりの輸入量が120mlを超えてしまうと総量規制の対象となってしまうので、注意するようにしてください。

テイスティングをしていく前に恒例の匂いチェックを行ったのですが、柑橘系の匂いとスポーツドリンクの混じったような香りで、これはかなり爽やかな味わいであるという風に予想しました。

さて、それではこれから実際に吸っていきます。

HiLIQ(ハイリク)”White Pocari "(ホワイトポカリ)のテイスティング環境

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この環境でテイスティングをします

ホワイトポカリをテイスティングする環境ですが、以下のような機材と設定を用います。

MOD:EHPRO Cold Steel 100

アトマイザー:Ammit MTL RDA

ドリップチップ:KEMURI product Chubby 510

ワイヤー:Ni80 25g

内径:3mm

抵抗値:0.43Ω

コットン:Perfection Wicks

この環境をベースにワット数を低い状態から少しずつ上げていき、それぞれの味の出方や特徴を見ていきます。

今回は25Wから5W刻みで、40Wまでをテイスティングしていきます。吸い方はやや軽めのMTL〜重めのDLです。

20W設定時

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20W設定時

まずは20Wで吸っていきます。

スポーツドリンク感よりも柑橘感、より正確に言うと柑橘類の皮の匂いが強いです。

清涼剤の効き方も割と強めなので、味わいのスッキリ感が凄まじいです。

逆に甘みはそれ程ありません、普通のスポーツドリンクの平均かそれよりやや下くらいの甘さです。

何パフかしてみましたが、どうしても柑橘類の苦味を感じてしまうので、ひょっとしたらこの設定だとワット数が足りないのかもしれません。

25W設定時

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25W設定時

次に25Wで吸っていきます。

味わいのスムースさが20Wより格段に上昇して、非常に吸いやすくなりました。

柑橘類の苦味も20Wと比べると抑え気味になっているので、チェーンが非常にはかどります。

また清涼剤の効きもワット数の上昇に伴って上がっているので、口の中のサッパリ感が尋常ではありません。

スポーツドリンク系やエナジードリンク系はこれまであまり吸ってこなかったジャンルなのですが、結構美味しいものなのですね。

30W設定時

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30W設定時

更にワット数を上げて30Wで吸っていきます。

ここからエアホールを全開にして重めのDLで吸っているのですが、味わいはしっかりと出ています。

柑橘系とスポーツドリンクの入り混じった独特の味わいです。

元ネタとは似ているようで、実はあんまり似ていないです。

また清涼剤の効き方が強めなので、喉へのキック感がかなりあります。

清涼剤に弱い人にはおすすめできない設定かもしれません。

35W設定時

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35W設定時

最後に35Wで吸っていきます。

個人的にはこの設定がかなり好みで、味の出方の強さや喉へのキック感、爽快感など、強めの清涼剤入りリキッドに求めている要素がほぼ網羅されています。

柑橘類の苦味も爽やかさを増幅するフレーバーだという風に感じられて、非常に美味しく吸うことが出来ました。

HiLIQ(ハイリク)”White Pocari "(ホワイトポカリ)はどんな人にオススメのリキッドか?

スポーツドリンクの好きな方、柑橘系の好きな方におすすめのリキッドです。

また強めの清涼感を求めている方にもおすすめです。

逆に清涼剤が苦手という人にはあまりむいていません。

強めの清涼剤ですっきり感を構築しているので、その部分で引っかかることになると思います。

公式サイトの説明文にもありましたが、プルームテックユーザーの方にもおすすめできるリキッドです。

HiLIQ(ハイリク)”White Pocari "(ホワイトポカリ)はどんなシチュエーションに合うリキッドか?

気分をリフレッシュさせたいタイミングで吸うとぴったりとくるリキッドです。

例えば寝起き、通勤前、仕事終わり、家でのリラックスタイムなど、場面を切り替えるタイミングで吸うと気持ちが上手く切り替わってくれます。

また真夏の暑さを感じた時に吸うのも非常におすすめです。

強めの清涼剤が一時外界の熱さを忘れさせてくれることでしょう。

まとめ

HiLIQのホワイトポカリは、元ネタ再現度はそれほどでもありませんでしたが、こういう味のドリンクなんだと思って吸うと結構いける、柑橘類と清涼剤入りのスポーツドリンク系リキッドです。

このレビューを書いているのが丁度お盆前のとても暑い時期ですので、日々暑さと格闘しているのですが、それをそっと助けてくれるようなリキッドでした。

真夏に吸う清涼剤入りリキッドは反則級なくらいに美味しいということを、改めて再確認させてくれた一品でした。