皆様スタビライズドウッドってご存知でしょうか。
スタビライズドウッドとは、着色したレジン(樹脂)をウッド(木材)の中に浸して染み込ませ、硬化させた素材のことです。
硬さはもちろんのこと、木材の弱点である湿気にも強くなることで、ナイフの持ち手や釣り具にも使用されます。
そしてVAPEのMODには、そのスタビライズドウッドを使った機種が存在します。
ウッドとレジンの融合による独特な外観は、全く同じ模様になることが1つとして無く、世界で唯一のオリジナルMODとなります。
VAPEを始めて魅力にハマった方なら、1度は目にして憧れるのではないでしょうか。私もその1人です。
スタビライズドウッドのMODは特注の品が多く、それゆえに高額な商品がほとんどで、なかなか簡単には手が出せません。
今回ご紹介するのは、そんな憧れのスタビライズドウッドを使用していながら、お手頃価格で購入できるMODです!
Arctic Dolphin Arthur 80W Box Mod
本日ご紹介するのはArctic Dolphin(アークティックドルフィン)のテクニカルMOD「Arthur(アーサー) 80W Box Mod」です。
4~5万円といった価格設定が珍しくないスタビライズドウッド製のMODでありながら、Arthurの価格は12,500円ほどというのですから驚きですね。
実は以前から目をつけていたMODだったのですが売り切れてしまっていて、諦めていたのですが、今回フレーバーキッチンさんで待望の再入荷がありましたので、今回こそは逃すまいと購入しました。
ウッドの模様がベースとなる性質上、同じ模様の商品は2度と手に入りません。
好みに合う模様のMODが入荷していたら、迷わずゲットしましょう!
実機レビュー
それでは実物を見ていきましょう。
まずは外箱ですが、このパッケージが既に高級感に溢れていますね。
上品かつ購入感のある木箱に収まっており、箱にはArctic Dolphinのロゴが焼き印されています。
内容品は以下。
- Arctic Dolphin Arthur本体
- Micro USBケーブル
- マニュアル
付属品は最小限です。
レジンとウッドの組み合わせによる唯一無二の外観が美しい
私が購入したのは、大好きなブルー系のカラーです。
ウッドらしさを残しつつ、レジンの独特な色合いの組み合わさった仕上がりになっています。
それでは本体の詳細を見ていきましょう。
正面のパフボタンの上にはArthurの文字が刻印されており、背面の下部分にはArctic Dolphinのロゴマークが印字されています。
正面液晶の下に+・-のスイッチ、その下にMicro USBの端子があり、バッテリーを挿入した状態での充電が可能です。
アトマイザーとは510スレッドでの接続です。
バッテリーは本体底のネジ式の蓋を外して挿入します。
蓋を外して中を覗くとバッテリーを挿入する向きがわかるようにシールが貼られています。
こうした細かな配慮が嬉しいですね。
パフボタンの連打で電源のON・OFFとモード切り替えとなっており、基本操作は一般的なテクニカルMODと共通です。
モード設定は通常のVWモードと温度管理モードの2種類で、VWモード時の出力設定は最小5W~最大80Wとなっています。
アトマイザーとの組み合わせ例
実際にアトマイザーと組み合わせた例をご紹介していきます。
Psyclone Mods Hadaly RDA
最近の使用頻度の高いセッティングがこちらで、一世風靡した名機ハダリーを載せています。
背の低めのアトマイザーで、シンプルにまとまっている感じが個人的には好みです。
Vapefly Galaxies MTL RTA
こちらは以前にご紹介させていただきましたGalaxies MTL RTAです。
MODが縦長なので、タンクのように背の高いアトマイザーを載せてもしっくりきます。
Wotofo Recurve RDA
こちらはRecurve RDAをオプションのキャップに交換したカスタムで載せてみました。
ハダリー同様、シンプルにまとまります。
本体のシルバーカラーとのマッチングもいい感じです。
手に馴染み、アトマにも合わせやすいデザイン
実際に使用してみての感想ですが、普段使いにぴったりのMODだと感じました!
丸みを帯びたフォルムになっていて、手にしっくり収まってくれます。
パフボタンの位置も親指で操作しやすい位置にあり、握りやすく押しやすいMODはそれだけで使用頻度が増えますね。
デザインに関しても金属部はシルバーでどのアトマイザーも合わせやすい見た目になっていますので、トータルでのバランスを気にする私もとても満足しています。
スタビライズドウッド入門におすすめのMOD
今回ご紹介したArthurですが、これはスタビライズドウッド入門に最適ですね。
価格がお手頃なことはもちろん、安全装置や出力調整を備えたテクニカルMODであることも、ハードルの低さに繋がっています。
スタビライズドウッドのMODに興味があったけど価格面がネックで購入できなかった人に、ぜひ試していたきたいです。
同じ模様や色味のMODとは2度と出会えないため、「これだ!」と思ったデザインと出会った際には、チャンスを逃さないようにしてくださいね。