Eleaf社の定番MOD「iStick Pico」
Picoはその使いやすさや多機能性、入手のしやすさ等からたいへん人気の高いMODで、VAPERS管理人である私やいっちーさんも愛用しています。
本日はそのPicoに付属しているアトマイザー「MELO3」のメンテナンス方法をご紹介します。
なお、ショップによってPicoに付属しているアトマイザーは異なりますが、大半のクリアロマイザーでしたら同じ手順で洗浄できます。
MELO3について
MELO3はiStick Picoと同じEleaf社のアトマイザーです。
同じメーカーということもあり、Picoとの見た目の相性は抜群ですね。
クリアロマイザーと呼ばれるタイプのアトマイザーで、タンク部にリキッドを注いで使用します。
eGo AIOと同じような構造ですが、味の出方には大きな違いがあります。
AIOをメインで使用していた頃に、PicoとMELO3の組み合わせで初めて吸った時にはその味の濃さに驚かされました。
標準では0.3Ωと0.5Ωのコイルが付属しています。
味を変えてみたい人は交換用のコイル購入時に異なる抵抗値の物を購入すると良いでしょう。
メンテナンス手順
それでは、MELO3の実際のメンテナンス手順を見ていきましょう。
基本的な流れはAIOと同じですが、MELO3の方がアトマイザー部などの細かい単位まで分解できるので洗浄は楽ちんです。
1. 分解
MODからMELO3を取り外します。
続いてMELO3自体の分解です。
ドリップチップ、トップキャップ、タンク、ベースパーツの4つに分解。
中まで染み込んだリキッドを洗浄するため、ベースパーツからコイルも外してしまいましょう。
タンク部からはガラスチューブを外すことも可能ですが、私は洗浄時にはそこまでバラしません。
2. ぬるま湯に浸け置き
分解した各パーツを流水で軽く洗い流したら、ぬるま湯に丸ごと浸けてしまいましょう。
リキッドは冷たい水だけですと洗い流しにくいので、ぬるま湯に浸け置き洗いが有効ですね。
ただし、パーツの変形・破損を防ぐためにも熱湯はNGです。
3. 乾燥
ぬるま湯に数分放置したら、再び軽く洗い流しましょう。
綺麗になったらキッチンペーパーや布の上に置いて乾燥させます。
各パーツの水分はペーパーで拭きとることも可能ですが、コイル内のコットンに染み込んだ水分はそうもいきませんので、余裕をもって数時間は放置しましょう。
4. 組み立て時の注意
パーツが乾燥したらバラした時と逆の手順で組み立てていきますが、ここで注意が1点あります。
それは各パーツをしっかりと締めること。
当たり前じゃないかと感じるかもしれませんが、トップキャップ・タンク・ベースパーツ・MODのそれぞれをスレッドで固定するために、そのうち一部が緩んでいても気付きにくいのです。
MELO3のリキッド漏れに悩んでいる人をちらほらと見かけますが、その原因となっていることも多いですね。
各パーツ間で緩みが無いよう、しっかりと締めてください。
ただし、力を入れすぎてガラスを割らないように注意しましょう。
もっと簡単に、しっかりと洗浄したい人へ
MELO3の基本的な洗浄方法は以上になりますが、コットンに強く染み込んだ香りはなかなか取り切れません。
そうなるとコイルを交換するしかありませんが、リキッドを替える度にコイルも新しくするというのはランニングコスト面でイマイチです。
そこで、ぬるま湯に浸けるよりも遥かに簡単に、そしてリキッドを確実に洗い流してくれるアイテムをご紹介しましょう。
超音波洗浄機がおすすめ
VAPE洗浄の強い味方、それが超音波洗浄機です。
眼鏡や腕時計を綺麗にするのに使う商品ですが、VAPE洗浄にも活用できます。
詳しくはこちらの記事に書かれていますので参考にしてみてください。
各パーツを分解したら、超音波洗浄機にまとめて放り込んでスイッチオン。
洗浄が完了したら流水で洗い流して、あとは乾燥させるだけ。
前のリキッドの残り香を出来るだけ残したくないと考えられている人はぜひ試してみてください。
それではまた。