MK Labのリキッドブランド「Koi-Koi Three Glory(こいこい 三光)」はりんごとキャラメルの甘いアロマが特徴のリキッドです。
お久しぶりです。
季節の変わり目で安定しない天気ばかり続いてましたが、最近は落ち着いてきました。
空気が乾燥し始め、タバコの美味しい気候がやってきて喫煙者の私としては嬉しいところ。
過ごしやすく食べ物も美味しいので、私はこの頃の気候が一年で一番好きです。
さて、今回ご紹介するのは以前にレビューしたRainy Drawと同シリーズ、三光-Three Gloryです。
こいこい 三光は先月の頭にリリースされたばかりですが、既に数多くのレビューが投稿されている辺り、期待と人気の高さが伺えますね。
リキッド概要にて、商品の詳細を説明していきたいと思います。
MK Lab「Koi-Koi Three Glory(三光)」リキッド概要
日本の老舗メーカー、MK Labのリキッドブランド、koi-koiの新作「三光 Three Glory」
Koi-Koi Three Glory(三光)は花札をモチーフとしたラベルに、VG濃度を高めた爆煙が特徴のリキッドです。
フレーバーはバニラ&キャラメル&アップル
なんとも濃厚そうな組み合わせ。
公式サイトの説明によると低ワット・高ワットで味わいの変化が楽しめるそうです。
低ワットだとアップルの爽やかさにキャラメル&バニラのコクが生まれ、高ワットだとバニラ&キャラメルのクリーミーさにアップルが現れ、まるでアップルパイのようなフレーバーになりました。
とのこと。
一本で複数の味わいが楽しめるというのはなんだか得した気持ちになりますよね。
ボトルデザインを見て行きます。
和紙のようなラベルに花札の光札、松に鶴をイメージしたイラストが描かれています。
翼を広げた鶴を背景に、これまた可愛らしい巫女さんが正面を向いており、慈愛に満ちた表情も相まって天使の様。
このラベルのためだけに購入してもいいんじゃないかってくらい可愛い、というか美しいです。
ラベルの質感が伝わるでしょうか。
キャップとスポイトが一体化したタイプ。
リキッド充填しにくいので空のユニコーンボトル等に移した方がいいですね。
VG/PG比率は72/28
ミストの濃さが凄いことになりそう。
MK Lab「Koi-Koi Three Glory(こいこい 三光)」を吸ってみた感想
いっちー
こいこいのリキッドの香りはアップルの香りが強く、仄かにキャラメルの香ばしさが感じられ、この時点ではバニラ感はあまりありません。
味わいの変化を楽しむため、低ワット、高ワットで吸い比べをしてみました。
説明通り、低ワット時にはアップルの甘い香りが強く出て、芳醇なバニラがそれを支えるような味わいです。
ただ香りこそ強いですが、少し味が薄いような…?
高ワット時は潜めていたキャラメルの香ばしさがブワァ!っと溢れてくるようで、爆煙と相まって口の中が甘さでいっぱいになります。
しかし、アップルの酸味が後味を爽やかにまとめてくれていて、甘すぎて飽きてしまうということにはならないという隙の無さ。
低ワット時と比べ洋酒のような香りも感じられ、複数のリキッドを同時に吸っているような、味わい深さが凄い。
どの味も喧嘩せず、良い具合に調和している点は小江戸工房のSex on the Beachを思い出します。
味もしっかり甘くてめちゃくちゃ美味いです。
アトマイザーのセッティングも関係しているとは思われますが、私は高ワットでバンバン焚く方が美味しいと感じました。
うぃる
こいこいのリキッドをそのまま嗅いでみるとアップルの酸味とキャラメルの甘みが半々で、バニラ感はそれほど感じられませんでした。
それと、アップル・キャラメル・バニラ以外の香りが隠し味のように複数漂ってきます。
これらの様々な香りがVAPEで吸ってみるとどう変化するのか…期待が膨らんできますね。
PicoにFireflyを載せて吸ってみた感想ですが…正直なところちょっと苦手です。
キャラメル感はそんなに無く、アップルがやや強めですね。
そこは気にならないのですが、問題は後味のバニラの香り。
Rainy Drawを吸った時にも感じましたが、私はバニラフレーバーのリキッドが苦手な傾向にあるようです。
バニラの香り自体は決して嫌いではないのですが、バニラ味のプロテインも苦手ですし、ケミカルなバニラ臭はそれほど得意ではないのでしょう。
高ワットにしてみると…?
さて、ここまでの感想は20~25Wで吸ってみた場合の印象です。
はっきり言って苦手な部類のリキッドでしたが、40Wまで上げてみたところ印象が激変しました。
40Wで吸った時はバニラの香りが消え、その代わりに低ワット時には感じられなかったキャラメル感が強く出てきます。
私が苦手なバニラが隠れたうえに、アップルの酸味とキャラメルの甘味のバランスが絶妙で、甘酸っぱくてとても美味しいですね。
さらに後味にはラム酒のような香りがふんわりと漂うようになり、低ワット時からは想像も出来ないほどの滅茶苦茶好みな香りへと変貌しました。
Wattageの調整で印象の変わるリキッドは珍しくないですが、ここまで印象が変わるのは初体験です。
「苦手」から「マズくはない」に変わるリキッドはあっても「苦手」から「美味い!」にまで変化するとは…
美味しいだけでなく、味と香りの変化が面白く、吸うのが楽しいリキッドですね。
もしも三光を吸ってみて、私のように第一印象が悪かった場合にはぜひワット数を変えて試してみてください。
最後に
如何だったでしょうか。
美麗なラベル、ワッテージによる味わいの変化が特徴の非常に美味しいリキッドでした。
繊細な味わいから、綿密な調整と試行錯誤があったんだろうな…と制作者の苦労が伺えます。
思っていた以上にアップルの味、香りが瑞々しく、スイーツ好きにはもちろんフルーツ系が好きな方にもオススメです。
低ワットで吸う場合はこうすると美味しいよ!等の情報があれば教えて頂けると嬉しいです。
それではまた。