夏季限定、冬季限定、当店限定、先着〇名限定…世の中様々な○○限定で溢れています。
私はこの○○限定、という言葉に非常に弱いです。
この店でしか買えない、この時期でしか買えない…買わなかったらなんだか損をしたような気になりませんか?
コンビニ限定の大容量の堅あげポテトでさえも「買っていこうかな…」と思わされてしまうくらいです。
マーケティングに踊らされている、と言えばそれまでです。
しかし購入した方にしか得られない、日常をちょっと彩るような、心の豊かさを提供してくれる魅力が○○限定にはあると思うのです。
ということで前置きが長くなりました。
今回ご紹介するのは冬季限定のリキッドとなります。
概要覧にて詳細の説明に移らせていただきます。
リキッド概要
日本のリキッドメーカー、BI-SOの冬季限定リキッド、「Whiskey BonBon」
フレーバーはそのまま、ウイスキーボンボンです。
ウイスキーボンボンとは洋酒入りのチョコレート菓子、ボンボンアラリキュールの一種で、ウイスキーをチョコレートで包んだものを指します。
馴染みのあるものだとロッテのバッカスをイメージしてもらえるとわかりやすいでしょうか。こちらはウイスキーではなくコニャックですが。
甘めのチョコレートに洋酒の芳醇な香り、たまりません。
私は洋酒入りのチョコは大好きなので、本商品にも期待が高まります。
余談ですが日本で初めてウイスキーボンボンを作ったのはあの有名なチョコレートブランド、ゴンチャロフの創業者なんだとか。
独特の風味に根強いファン有り、一時期は人気だったが今は低迷状態とのことで、私は調べるまでポピュラーなものだと思っていたので少しショックです。
お土産などでもよく見かけるのに不思議ですね。お酒を嗜む人が減ってきたからでしょうか。
閑話休題。パッケージ、ボトルデザインを見て行きます。
樽を模したちょっと高級感あるパッケージデザイン。
Est.2017という表記から、なおのこと限定感が溢れます。
ボトルは全体的にゴールドでまとまっており、こちらもなんだかラグジュアリー。
某英雄王の財宝から出てきてもおかしくないビジュアルです。
まばゆい程の金ピカ! これにはギルガメッシュもニッコリ。
まーたキャップとスポイトの一体型かあ…と少しガッカリしましたがよく見ると先が曲がっていますね。
これなら多少はリキッド充填がし易いかと。
感想
いっちー
キャップを開けてない状態からも香る甘いチョコレートの匂い。
開けるとそのチョコレートの香りと共にウイスキーの濃厚な香りがぶわぁっと広がります。
ボンボンチョコレートというよりはチョコレートリキュールのような印象ですね。
吸ってみたところリキッドから感じた通りの甘いチョコレートとウイスキーの香りが口いっぱいに広がります。
今までお酒をイメージしたリキッドはいくつか紹介してきましたが、ここまで忠実に洋酒の香りを再現しているものは初めてですね。
ウイスキーボンボンを噛み砕いた直後のような味わいで、めちゃくちゃ美味しいです。
あまりの再現度の高さ故、苦手な人はとことん苦手なリキッドだと思いますが、だからこそ好きな方には絶対にオススメしたいです。
うぃる
紙のパッケージからボトルを取り出すと、蓋を開ける前から芳醇なチョコレートの香りが漂ってきます。
「スイーツ系リキッドなのかな?」と考えながらキャップを開けると、お酒の香りが一気に広がりました。
私はアルコールにそこまで強くないことから、ウイスキーを飲んだ経験がほとんど無いのですが果たして…
Maze V4で吸ってみると、リキッドを直接嗅いだ時に感じた以上の圧倒的なウイスキー感。
正直言って苦手な部類の味ですね…
一言で表現するなら圧倒的な再現度です。
ウイスキーの香りが口いっぱいに広がるのですが、お酒に弱い私にはそれが合いません。
逆に、ウイスキーが好きな人ならばこの再現度は間違いなくハマりそうですね。
ドリップチップを替えてみた
「ぶわっと広がる香りが苦手なら、メンソールが強いリキッドと同じ対策が取れるのでは…」と考え、内径が細いドリップチップに交換してみました。
すると、これが大正解!
ウイスキーのお酒感が緩和され、その分チョコレートの味が前面に押し出されてきました。
香ばしいチョコレートにお酒がほんのり足されているというバランスで、まるでチョコレートリキュールのような味わいですね。
これは美味しいです!
最後に
いかがだったでしょうか。
思わず頬が緩むほどの甘いチョコレート、非常に再現度の高いウイスキーの香りが絶妙に交わり、本物のウイスキーボンボンを食べているかのような高級感溢れるリキッドです。
加えて私にとって魅力的なワード、冬季限定。
限定な上にめっちゃ美味いとなるならばオススメしないわけにはいきません。
私もうぃるさんも一口でウイスキーの再現度の高さに驚愕した程。
なのでお酒が苦手な方はご注意を。
逆にウイスキーが好きな方ならば絶対に満足いただけるので、ぜひ試してみてください。